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PERC衝突蒸気雲の気相化学分析手法を開発

PR TIMES / 2019年7月4日 18時40分

―二段式軽ガス衝撃銃の50年来の弱点を克服―

千葉工業大学 惑星探査研究センターの黒澤耕介上席研究員を中心とする研究チーム(千葉工業大学、ダヌンツィオ大学、JAXA、物質・材料研究機構、広島大学)は、二段式軽ガス衝撃銃の化学汚染問題を解決し、化学汚染の影響を受けずに衝突発生ガスを分析する新手法、「2バルブ法」を開発しました。

ポイント

・太陽系の岩石天体同士の衝突速度は秒速数km以上。このような高速度天体衝突時には揮発性成分を含む岩石からの「衝突脱ガス」が起こると予測されてきた。
・ 二段式軽ガス衝撃銃は衝突現象を調べるための理想的な加速器であるが、飛翔体加速時に発生する化学汚染ガスによって衝突脱ガス現象を調べることはできなかった。
・化学汚染ガスを遮断しつつ、衝突発生ガスをその場化学分析する新手法「2バルブ法」を開発。
・火星で実際に発見されている岩塩、二水石膏を用いた衝突実験を実施。火星への典型的な天体衝突時にこれらの鉱物から脱ガスが起こることを実証。衝突化学研究への扉を開くことに成功した。

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