京都・西陣 川島織物セルコン 世界的ファッションデザイナー、フリッツ・ハンセン とコラボイベント開催 三原康裕、クリステル・コーシェ、ロク・ファン

PR TIMES / 2020年11月4日 16時45分

織物屋の試み展 其の二 ―ファッションデザイナー編― 2020/11/18~29  フリッツ・ハンセン 青山本店

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:木村弘一)は、織物の未来と100年後の川島織物セルコンを考える活動のひとつとして、ファッションデザイナー 三原康裕 (Maison MIHARA YASUHIRO)、クリステル・コーシェ (KOCHE)、ロク・ファン (rokh)の三氏に、ファブリックのデザインを依頼し、北欧家具メーカー フリッツ・ハンセン(FRITZ HANSEN)の代表作エッグチェアに張り込むという「織物屋の試み展 其の二 ―ファッションデザイナー編―」を開催します。



「織物屋の試み展 其の二」は、日本を代表する気鋭のデザイナーを起用した第1回に続き、2回目の開催となります。今回は、織物に造詣の深い三原康裕氏、ユースカルチャーをクチュールの世界に取り入れたクリステル・コーシェ氏、モダンで温かみがあるデザインを生みだすと評されるロク・ファン氏各々が導きだした「時の堆積」(三原氏)、「Paris Meets Kyoto」(クリステル氏)、「自然と本能 ~森を織る~」(ロク氏)というコンセプトの元に、新しい織物の可能性を追求した、織物の未来を予見するファブリックを制作しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-156937-6.jpg ]


世界中で移動が制限される中、海外を拠点に活動するデザイナーとオンラインを駆使しながら対話し、試行錯誤を繰り返し生まれたファブリックを是非ご覧いただきたく、コラボレーションチェアの展示会を開催します。

開催概要

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※新型コロナウイルスの感染症対策を徹底し、お客様ならびにスタッフの健康と安全に配慮のうえ開催いたします。
 ご来場の際には、マスクの着用をお願いいたします。
 店内が混み合う場合は、ご入場をお待ちいただく場合がございます。


織物屋の試み展 其の二 会期中イベントについて
開催期間中にオンラインイベントを開催します。

川島織物セルコン 織物屋の試み展 其の二 オンライントークイベント 1
 登 壇 者 : 三原康裕氏、クリステル・コーシェ氏、ロク・ファン氏、相澤真諭子氏(フリッツ・ハンセン日本支社)
 日  時 : 11月19日(木) 19:00~21:00
 概  要 : 三原氏、クリステル氏、ロク氏と、フリッツハンセンの相澤氏を交え、織物屋の試み展やファブリックデザインについて語っていただきます。
 視 聴 方法 : ご視聴には事前申込が必要です。特設サイトよりお申込みください。
 定  員 : 500人


川島織物セルコン 織物屋の試み展 其の二 オンライントークイベント 2
 登 壇 者 : 三原康裕氏(ファッションデザイナー)、石上純也氏(建築家)、佐藤修(川島織物セルコン)
 日   時 : 11月25日(水) 19:00~21:00
 概   要 : 三原氏、石上氏、佐藤が、ファブリックや建築を通じ、伝統の継承と革新について語ります。
 視 聴 方法 : ご視聴には事前申込が必要です。特設サイトよりお申込みください。
 定   員 : 500人


Web勉強会 これからの 建築 / デザイン を考える Vol.5
 登 壇 者 : 南馬越一義氏(BEAMS創造研究所シニアクリエイティブディレクター)、
        川島織物セルコン 織物屋の試み展担当
 日   時 : 11月20日(金) 19:00~21:00
 概   要 : 織物屋の試み展のデザイナーコーディネートを行った南馬越氏と当社の担当者が、
       イベント誕生の経緯や、デザイナーとの秘話を通して、
       これからの建築やデザインについて語ります。
 視 聴 方 法 : ご視聴には事前申込が必要です。特設サイトよりお申込みください。
 定   員 : 500人


三原康裕 / Maison MIHARA YASUHIRO ( https://miharayasuhiro.jp/
時の堆積
紋ビロード・引箔
「時を織り込む」という詩的で壮大なチャレンジとなった三原氏とのコラボレーション。当社のアーカイブから選びだした柄を、紋ビロード引箔の技術で表現しました。箔には漆を使い、塗っては剥がし、塗っては剥がし・・・という工程を繰り返し、美しいファブリックがあたかも朽ち果てたような、自然な経年変化が感じられるように仕上げました。ヨーロッパより伝わり、17世紀頃から日本で制作されるようになった紋ビロード。立体的にパイル・ビロードで柄を表現できるのは、日本では当社のみです。その紋ビロードの技術と、漆芸の伝統技術とを掛け合わせて出来上がったこのファブリックは、工芸品とも言えるような作品に仕上がりました。また、経糸とパイルには、京都・西陣の絣の技法である“むら染め”を採用することによって、風化のような独特の風合いも表現しました。
使用織機 :シャトル手織機


[画像2: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-454424-5.jpg ]


三原康裕(みはらやすひろ)

[画像3: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-891715-0.jpg ]

1972年、長崎県出身。1993年に多摩美術大学デザイン学科テキスタイル専攻入学、在学中の1994年にオリジナルブランド「archi doom」を立ち上げる。1997年自身の靴レーベル「MIHARAYASUHIRO」を開始。1999年現在の株式会社ソスウの前身、1とその数字自身しか割り切れない数字『素数』を意味する、自身の会社有限会社SOSUを設立。メンズウェアーラインを東京コレクションにて発表。2000年PUMA by MIHARAYASUHIROのコラボレーションスニーカーを発表。2004年ミラノメンズコレクションに初参加、2007年発表の場をパリメンズコレクションに移す。2008年Mensstyle.comによって、パリで開催されたメンズコレクションの優れたデザイナーTOP10の1人に選ばれる。2010年自身初のレディースコレクションを東京で発表。2016-2017秋冬コレクションからブランド名を「MIHARAYASUHIRO」から「Maison MIHARA YASUHIRO」に変更


デザイナーコメント

ひとつの空間に様々な異なる時間軸が存在し、重なり合う様な世界を表現しようと思いました。マテリアルには川島織物セルコンの歴史を継承した職人の手作業によって、過去・未来・現在などの概念が表現され、それはとても重厚で分厚い時間の層を感じることができます。また、普遍的でありながらフューチャリスティックなエッグチェアだからこそ、華美ではない「優美さ」を表現するに適した存在でもあります。もし、「4次元」が私たちの目の前に現れるとしたら、このような詩的な姿をしたものであって欲しいと思います。


クリステル・コーシェ / KOCHÉ  ( https://www.koche.fr/
Paris Meets Kyoto
引箔
クリステル氏が得意とする “ジャージ素材をパッチワークのように嵌め合わせた作品” は、2つの異なる世界のものを繋ぎ合わせることによって新しいクリエーションを生み出していく、という自身のキャリアを象徴する手法です。コレクションで何度も日本を訪れ、日本の文化や京都にも愛着を持っているクリステル氏からは、このファブリックを「日本の伝統技術で作りたい」という要請を受けました。そこで、日本とヨーロッパから50着近くのユーズドサッカージャージを収集、小さく切り裂いて和紙に並べて貼り、それを糸状に裁断して織り込むという引箔の技法でファブリックを完成させました。デザインは戦国武将が愛用した着物の柄を参考に、パッチワークの様に仕上げました。
手がかかる手法のため、高級な素材を用いる以外の概念がなかった引箔。ユーズドサッカージャージを用いるためには、伸縮性を調整するなど伝統技法を新しい見解で見直すことが必要であり、それこそが「伝統工芸品というのは常にモダンなものになりうる」というコーシェの意図を再現することになりました。また、背もたれに入ったKOCHÉと川島織物のダブルネームのロゴの表現には、引箔の上にジャガード織を施すという新しい手法を使用しました。
使用織機 : シャトル力織機
[画像4: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-422967-3.jpg ]


クリステル・コーシェ(Christelle Kocher)

[画像5: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-466367-1.jpg ]

クリステル・コーシェは、セント・マーチン美術大学を卒業後、ボッテガヴェネタやドリスヴァンノッテン、クロエなどでキャリアを積み、2015年に自身のブランド「コーシェ(KOCHÉ)」を始める傍ら、シャネル傘下のクチュールアトリエであるルマリエのアーティスティック ディレクターも兼任。2019年には、業界で最も権威あるデザイナー賞として知られるANDAM fashion awardのグランプリを受賞。

デザイナーコメント
京都で川島織物の本拠地を訪れた時には本当に感動しました。伝統技術というものは常に私に新しいインスピレーションを与えてくれます。でも最も私が心を動かされたのは川島織物セルコンで働く人々でした。私は職人をはじめとする皆さんと共に同じゴールを目指し、そして情熱を分かち合い、今回のプロジェクトをつくりあげ、そしてそれはとても美しいファブリックに昇華されました。更に、完成された椅子はヴィンテージのサッカージャージが使われていて、リサイクルという概念にも通じながら、2つの文化や技術が見事に融合されている結果ともいえます。


ロク・ファン/ rokh  ( https://www.rokh.net/
自然と本能 ~森を織る~
綴織
「有機的な自然の世界そのものをファブリックで表現する」というロク氏の意図の実現に辿り着くためには、ファブリックに対する新しい価値観が必要でした。通常、平面で美しさを表現していく綴織という手法を、立体的に再構築していくため、何度も試行錯誤を繰り返していきました。また、自然への敬意の表現には、サステナブルという概念に基づきカーテン生地の生産時に生じる端材などをはじめ、これまで使わなかった素材も選りすぐって使用しました。
「日々の喧騒から離れ、静寂さや穏やかさを慈しむ、自然の中にある心地よさ」そのものを生み出す、という難題に挑戦したファブリックは、見た目からだけではなく、椅子自体がまるで森の木々や苔そのものような触り心地に完成しました。フカフカの質感もみどころです。
使用織機 : 緞帳用大機
[画像6: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-953294-4.jpg ]


ロク・ファン(Rok Hwang)

[画像7: https://prtimes.jp/i/42495/5/resize/d42495-5-162336-2.jpg ]

セントラル・セント・マーチンズを卒業後、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)のもと「セリーヌ(CELINE)」でデザイナーとして経験を積み、2016年に自身のブランド「ロク」を設立。2018年にはLVMHプライズの特別賞を受賞し、2019年秋冬シーズンにパリファッションウィークの公式スケジュールで初のランウェイショーを開催。

デザイナーコメント
この川島織物とのプロジェクトで織物の伝統技術とはどういうものか、ということを深いところで理解することができたし、その技術によってコンセプトが違ったレベルにまで高められていく過程にとても興奮を覚えました。川島織物の技術の達成力は素晴らしく、織物自体にアートや他のコンテクストを表現していくことは100%可能だと確信していました。そして実際、2Dの織物を3Dに進化成しえるということに成功し、同時に織物においての「触覚」ということにも新しい境地を開いたと思います。このプロジェクトによって、アートの形だけではなく、優れた職人、デザイナー、取り巻く人々、カスタマーなどが同じ感覚を共有する、といったことが実現できたと思っています。

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