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発達障害当事者×非当事者で共創するオンラインプログラム『ハッタツソン2020 Online』最優秀賞はチーム「ノノトミー」に

PR TIMES / 2020年12月22日 14時45分

~働きづらさを抱える発達障害当事者の視点から、多くの方にとって働きやすい環境や社会を実現するアイディアで自己理解と他者理解を深める~



合同会社Ledesone(読み「レデソン 」以下「当社」)は「個の強みを活かす働き方」の実現のため、発達障害当事者と非当事者でチームを組み、仕組みやサービスのアイディアを考えて形にするオンラインプログラムを12月5日(土)~7日(月)の3日間で開催。最終日の12月7日(月)にオンラインにて最終プレゼンを配信いたしました。4人のゲスト審査員の採点とクラウドファンディングを通じて投票権を得た方の投票により、カードゲームを用いた『自己理解~他者理解~相互理解促進ツール』を発案したチーム「ノノトミー」が最優秀賞に選ばれました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-361537-0.png ]

■ ハッタツソンとは?
発達障害の当事者とそうでない方(定型発達や健常者と呼ばれる方)がチームになり、新しいソリューションのアイディアを考えつくる3日間のプログラムです。2019年に続き、2020年で2回目の開催となる今回のテーマは「個の強みを活かす働き方」。誰もが働きやすい社会をつくるためのサービスや仕組みのアイディアを創出することを目的に、障害者週間中の2020年12月5~7日に完全オンラインで開催しました。


■ ハッタツソン2020 Online終プレゼン 入賞者一覧
最優秀賞・オーディエンス賞:チーム「ノノトミー」
Microsoft賞:チーム「allies(アライズ)」

■ 最優秀賞はチーム「ノノトミー」

[画像2: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-899335-1.png ]

チーム「ノノトミー」は、「社会側が発達障害の特性を理解していないのではないか?」という視点から「そもそも“自分自身がどういう特性があるのかわかってない”のではないか?」という発達障害当事者が抱える課題に焦点を当て、自己理解と他者理解の両方の理解をカードゲームを用いて行う『凸凹“あるこう“カードゲーム』を発表しました。


■ 『ハッタツソン2020 Online』3日間のプログラムの様子
<スケジュール>
12月5日:インプットトーク・アイディアソン・開発開始
12月6日:中間発表
12月7日:デモプレゼン・審査発表
[画像3: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-852507-2.png ]

12月5日(土)の初日には、小川氏から「当事者と一緒に作る合理的配慮」をテーマに講演いただきました。合理的配慮とは、一方的に支援をしたり困りごとのある当事者を抜いて考えたりするのではなく当事者と一緒に考えるのが重要であること。また、ADHD特性のある人の最大のアクセシビリティは、"人に頼ること"であり、そして"自分が得意なことは全力でやる"ことだといったお話しをしていただきました。

次いで大久保氏からは「個の強みを活かすマネジメント」をテーマに講演いただきました。ダイバーシティやインクルージョンに関する最近の企業の考え方や、多様な方のマネジメント課題、心理的安全性の重要性についてお話しをいただきました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-945077-3.png ]

12月6日(日)の2日目には、各チームが本格的にどういったアイディアに取り組むかや、どのようなチーム名にするかを決めていただき、それらを元に中間発表を実施しました。他の参加者やクラウドファンティングを通して投票権を得た視聴者からの質問やコメントなどのフィードバックを元にして、アイディアをさらに具体化していきました。

12月7日(月)には、前日にブラッシュアップしたアイディアをもとにプレゼンを実施。プレゼンの実際の様子は、以下のYouTubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=lHm3FwWWrLg&t=2295s


■ 生まれたアイディア一覧
ノノトミー:「凸凹”あるこう”カードゲーム」
「社会の側が発達障害の特性を理解していないのではないか?」という社会に対する問題への疑問から、「そもそも自分自身にどういう特性があるのかわかってないのではないか?」との課題に焦点を当て直し、自己理解と他者理解の両方の理解をカードゲームを用いて行う『凸凹“あるこう“カードゲーム』を発表。

プレゼン動画:https://youtu.be/V4RKGLPPKXg

ミトノノ:「ハッタツ・ロードマップ」
「社会的に特性への理解が不足し採用につながらない」というペインに対し、定型・非定型発達の関係なしに、みんなが共通して自身の特性を理解できる就活ツールを利用することで、採用者側の理解を深めミスマッチを防ぐ「ハッタツロードマップ」を発表。

プレゼン動画:https://youtu.be/ZnulJZzuGlU

allies(アライズ):「Ally mate(アライメイト)」
快適に仕事をしたいをテーマに、「この仕事ちょっと苦手。あの人に頼みたい。けどどう伝えたら……」や「出勤するとき、起きる時間まで逆算して各時間で教えて欲しい」、「愛着が湧く相方に気兼ねなく相談したりアテンドしてほしい」などの困りごとを複数の当事者から意見をもらい、【Ally mate(アライメイト)】というアプリを企画。アプリの中でそれぞれの困りごとに対応できる機能を盛り込み、実装して解決しようという発表。

プレゼン動画:https://youtu.be/lLR4bLfvr00

■ ゲスト審査員
[画像5: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-928776-4.png ]

最終日のプレゼン発表では、兵庫教育大学准教授で合理的配慮に関する研究をされている小川氏、日本マイクロソフト株式会社にてプリンシバルアドバイザーを務める大島氏、社会起業家へのサポートなどを行う株式会社taliki代表取締役の中村氏、そしてICTツールを用いた支援の普及活動されているNPO法人支援機器普及協会理事長の高松氏にゲスト審査員としてご登壇いただきました。


■ スポンサー企業
[画像6: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-693127-5.png ]

ハッタツソン2020 Onlineでは、プラチナスポンサーとして日本マイクロソフト株式会社さま、トラストリング株式会社 さま、プラチナスポンサーとしてエクスポートジャパン株式会社さま、フェルマータさま、DISCOVERYさまにご協賛いただきました。


■ 今回の運営について
今回のハッタツソンでは、フリーランスの教育コンサルタントである山口 聖さんに企画、進行管理、クラウドファンティングの企画設計などを担当していただきました。その他にも多くの方に様々な場面でご協力いただきました。その他にもクラウドファンディングを通じて38名の方にご支援をいただき、開催に至ることができました。本当にありがとうございました。

ハッタツソン運営チーム(敬称略)
当日スタッフ
・山口 聖(教育コンサルタント)
・田中 早由里(教育コーディネーター、教育研究家)
・清崎 鈴乃(合同会社Ledesone インターン)
・Ninoko(合同会社Ledesone アシスタント)
・和音nene

プレイベント記事制作
・林 小夏(副業ライター)
https://twitter.com/littlesunmer100

編集協力
・浜田 みか(フリーランスライター)
https://twitter.com/Mika_Ham1977

・遠藤 光太(フリーランスライター)
https://twitter.com/kotart90

※ゲストや運営スタッフの肩書きなどは開催当時のものです。

■ ハッタツソンの今後について
ハッタツソンは、2019年に初開催してから今回で2回目になります。第1回目の開催時から、クラウドファンディングで100万円以上の支援を集めてアイディアをサービス化したり、参加チームのなかに実際に教育機関にサービス導入に至ったりするなど、プログラム終了後も発案されたアイディアが社会実装に向けて動いている最中です。発達障害視点を用いたインクルーシブデザインなソリューションを生み出す場として、今後も引き続き継続してまいります。
公式サイト:http://hattatuson.ledesone.com/
公式Twitter:https://twitter.com/hattatuson

合同会社Ledesone(レデソン)について
[画像7: https://prtimes.jp/i/69706/5/resize/d69706-5-592680-6.jpg ]

「誰もが過ごしやすい社会をつくる」をコンセプトに、ユニバーサルデザインやアクセシビリティに関する企画の提案や制作、研修のほか、様々なプロジェクトを展開している大阪発の企画会社です。 https://ledesone.com

本件に関するお問合せ先
合同会社Ledesone ハッタツソンお問合せフォーム
http://hattatuson.ledesone.com/contact/

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