水素エンジン開発のi Labo、フォーミュラE 2024Tokyo E-Prixにおける水素エンジン発電機によるフードトラックへの電力供給に成功
PR TIMES / 2024年4月10日 16時15分
i Laboが「株式会社やまびこ」と水素エンジン発電機を共同開発
水素エンジン開発と普及によって産業領域における脱炭素化の早期実現を目指すi Labo株式会社(本社:東京都中央区銀座六丁目13番9号、代表取締役:太田修裕、以下「i Labo」)は、株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市末広町1-7-2、代表取締役社長執行役員:久保 浩、以下:「やまびこ」)と、水素エンジン発電機の実証機を共同開発(やまびこの100kVA shindaiwa発電機をベースに水素を燃料として運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」を実施)しました。
この実証機は、水素を燃焼させて発電を行うため、運転時のCO2排出を限りなくゼロにし、カーボンニュートラルへの貢献が期待され、2024年3月30日に東京都江東区有明で開催されたフォーミュラE 2024Tokyo E-Prix にて初稼働しました。
10台のフードトラックに終業まで電力を供給し、匂いの無さ、音の静かさ、環境への貢献で大好評を得ました。
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今回のフォーミュラE イベント会場では、11台中10台のフードトラックに調理などに不可欠な電力を継続して供給することが要求されておりましたが、当初の予定通り役割を果たし、18時の終了時間まで安定した連続稼働と電源供給を実現でき、且つ、追加数時間の電力供給の余力があることが確認できました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/105046/7/resize/d105046-7-9f197900a18b782d1b97-1.jpg ]
来場された方々からは、「匂いの無さ」「排気の綺麗さ」「静かな動作音」等が大変好評で、様々な場面での活用への期待が寄せられました。
今回の実証機による安定稼働は非常に大きなステップであり、今後も水素エンジン発電機に関心のある 様々な企業・団体などを通じて、多様な場面での活用を進めることにより 課題である水素インフラ整備の加速の一助になることを期待しております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/105046/7/resize/d105046-7-9115bf698acb6f3ad60c-2.jpg ]
■i Laboの概要
[画像4: https://prtimes.jp/i/105046/7/resize/d105046-7-cb33eebf7da8e6ed2fb7-3.jpg ]
地球温暖化対策として世界的な脱炭素化が進む中、非化石燃料パワートレーンのもう一つの選択肢である水素エンジンを通して産業領域における脱炭素化の早期実現を目指すi Laboは、水素エンジン研究の実績をもとに、部品交換、制御変更等による既存のディーゼルエンジン搭載トラックを、水素を燃料として稼働するエンジン置換する「水素化コンバージョン」普及促進の為、R&Dセンターの水素専用エンジンベンチにて水素エンジンの開発を進めております。この技術を通し、i Laboは、発電機のみに限らず、トラックその他輸送機械、重機等の産業機械、船舶、鉄道車両などへの適用が可能であり、幅広い領域に於ける脱炭素化を、安価かつ簡易、早期に実現すべく更なる技術向上に取り組んでまいります。
■URL : https://h2ice.co.jp/
[画像5: https://prtimes.jp/i/105046/7/resize/d105046-7-279bda2a451c6a5d5708-4.png ]
■やまびこの概要
KIORITZ, Shindaiwa, ECHOの3つのブランドを有するやまびこは、小型屋外作業機械(刈払機、チェンソーなど)、農業用管理機械(防除機、畦草刈機など)、一般産業用機械(発電機、溶接機など)の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。また、省人・省力化や再生可能エネルギー、カーボンニュートラル対応など、市場が抱える課題解決に寄与するために、高い安全性と作業性、環境技術を備えた製品・システムの開発を推進しているとともに、電力サービスやロボット事業等の新規事業創造にも積極的に取り組んでいます。
■URL:https://www.yamabiko-corp.co.jp/
[画像6: https://prtimes.jp/i/105046/7/resize/d105046-7-3385f835d6dc3e639be2-5.jpg ]
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