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非営利スタートアップ支援のSoil、新たに17名の社会課題解決を目指す起業家を支援開始。総額1700万円の資金助成と3ヶ月のメンタリングプログラムを提供

PR TIMES / 2024年3月25日 15時45分

東京大学の大学生・大学院生と関西圏の大学生を中心にした若手起業家・研究者を支援プログラムSoil100の対象とし、3月から5月に支援を実施

非営利スタートアップを支援するインキュベーター・アクセラレーターの一般財団法人Soil(住所:東京都渋谷区、代表理事:久田 哲史)は、助成プログラム「Soil100」の支援先として新たに17名の採択者を決定し、3ヶ月間のメンタリングプログラムを提供開始しました。Soilは支援先に対し総額1,700万円の寄付を実施するだけでなく、メンタリングを通じて、創業期の事業推進を支援してまいります。
Soil https://soil-foundation.org/




一般財団法人Soilについて
[画像: https://prtimes.jp/i/114666/9/resize/d114666-9-23ef4551d285f112d69b-0.png ]


Soilは、非営利スタートアップに圧倒的に不足している創業期の資金を助成し、また成長のための支援をする財団です。
「儲からない」けど、「意義がある」 事業に取り組むチームを、あえて現時点では一般的でない、非営利スタートアップ という言葉で定義しています。
これまで、複数の助成プログラムを通じて、社会課題解決を目指す団体を支援してきました。
Soilについて https://soil-foundation.org/

今回実施する助成プログラムSoil100 は、これから創業をするフェーズの方に対して最大100万円を助成(寄付)することで、非営利事業への挑戦の敷居を下げ、「挑戦する」という選択肢を自分ごと化し、良質な社会起業の裾野を広げていくことを目的としています。

新たに支援を決定した起業家について
Soilは昨年に、
・東京大学未来社会協創推進本部の協力を得た「Soil×UTokyo」
・京都大学の産官学連携本部イノベーション マネジメント サイエンス 起業・教育部の協力を得た「Soil×KyotoUniversity」
という2つのプログラムを公開しました。

今回の支援先はそれぞれのプログラムにエントリーした86名の中から、解決する社会課題のインパクト、課題解決のコンセプト、アプローチの現実性、事業化への想いの強さ、など様々な観点から選考し、書類審査、面接を経て決定させていただきました。

なお、プログラム募集当初は最大13名を採択予定でしたが、実際に集まってくださった方々の取り組み、熱意が想像以上のものであったことを踏まえ、最終的に採択枠を4名増やし17名を対象といたしました。


支援対象17名の紹介
今回新たに支援先に決定し、「Soi100」の第2期生となる17名は下記の通りです。
3ヶ月のメンタリングプログラムを通じて、各100万円の助成を予定しております。

・李在原(Project-Space)
東京大学大学院学際情報学府の修士課程に在籍。気候変動の影響で森林火災による被害が深刻化している状況に対し、衛星のリアルタイム画像処理による大規模火災の未然防止システムの構築を目指す。
・漆嶋将太(Maison KasuYa)
桃山学院大学在学。製品の生産の過程でどうしても出てしまう「価値あるカス」を探し集めて買取、求める事業者に卸す、アップサイクル商品を開発するなど「カスの総合商社」となり、循環型社会の実現を目指す。
・織田藍作(Catalab)
東京大学エネルギー貯蔵材料工学研究室に所属。現在の水電解による高コストな水素電解の生成コストを下げ、環境に優しい水素社会の実現に向け、貴金属を使用しない次世代触媒の材料開発と量産を行う。
・川上友聖(toten)
立命館大学産業社会学部在学。潜在的な記憶や想いから地域コミュニティの分断を解消するため、福島県浜通り地域にて2年以上前から活動中。語り収集活動や地域コンテンツ開発支援事業を通して復興まちづくりのモデル構築を目指す。
・川崎莉音・江森百花(#YourChoiceProject)
東京大学法学部/文学部在学。地方女子学生が進路選択の時に直面するジェンダーギャップの解消を目指して活動。現在は地方女子学生のメンタリングや、実態調査を元にした政策提言を実施。東京大学総長賞を受賞。
・北島未菜(TOM JAPAN)
京都大学大学院在学。「イノベーションで快適に過ごせる世界を」をミッションに、ハンディキャップに対する支援機器を作製する。多分野の学生(医療やデザイン、材料工学など)と当事者、有識者でチームを形成。作製したプロトコルをTOMglobalと共有し、支援機器によってみんなが快適に過ごせる世界を目指していく。
・小谷瑞季(合同会社Quicken)
大阪大学法学部在学。教育現場でのサポートスタッフや教育行政での長期インターンを経験。日本の教員不足問題を解決するため、公立学校に特化した応募者ファーストな講師/支援員の求人サイト「ミツカルセンセイ」を開発。講師募集という切り口から公教育に新たなスタンダードの実現を図る。
・高橋英眞(神戸大学起業部HIMチーム)
神戸大学農学部在学。水素製造において、環境負荷の低い生産方法で作る水素が価格が高いという課題に対し、シロアリの特性を活かした水素生産方法によるアプローチを実施。バイオの力でカーボンニュートラル社会の実現を目指す。
・中尾仁美
京都大学大学院在学。アフリカにおける貧困問題とそれに伴う食料問題の根本的な解決に貢献するため、研究テーマでもあるキャッサバを用いた課題解決を検討中。キャッサバの有効な流通路・販路の検討と、生産支援を行う予定。
・西村裕志
京都大学生存圏研究所 特定准教授。森と共に歩む循環型社会の実現をビジョンに、植物バイオマスがもつ天然分子の潜在力を活かすバイオマス変換プロセスと新素材創製を研究開発。自然と調和した真に豊かな社会の実現を目指してスタートアップ創業準備中。
・二瓶雄太(ASIBA)
東京大学大学院在学。建築・都市領域の学生が思い描く豊かな社会像を実践に繋げられるよう、企業や大学と連携したインキュベーションプログラムや他領域と建築を繋げるワークショップを企画・運営している。
・萩原りょうか(くるてん)
関西学院大学在学。アート×教育の研究活動を軸に、子供たちの創造力育成を支援するためのアート教育活動を各地で行ってきた。画家としても活動。 現在はアート教育環境の地域格差を改善するしくみ、会いに来る美術展【くるてん】を立ち上げ準備中。
・原田怜歩
東京大学経済学部在学。日本最年少トイレ研究家。「トイレから世界を変える」をテーマに性自認や障害の有無に関係なく、すべての人が快適に利用できるトイレ環境を目指す。トイレ環境改善による経済インパクト測定、トイレマップアプリの開発に取り組んでいる。
・福田純礼
神戸大学在学中。神戸大学脳神経外科・放射線科において、手術動画、患者カルテデータを用いてAI研究を実施。「より高品質で均一な医療を提供する」ため、AIによる血管内手術ナビゲーションシステム開発中。
・森下日菜子(Plastruclub)
神戸大学経営学部在学。学校部活動の受け皿となるスポーツクラブや関わる人達の活動支援のため、地域連携を用いたブカツ応援プラットフォーム事業「Plastruclub」の事業化を検討。ブカツにもっと多くの人・組織を巻き込み、応援を加速させ、ブカツを起点として地域が元気に人々の生活が楽しくなるような世界を実現を目指す。
・森本陽加里(Focus on)
立命館大学産業社会学部休学中。“普通”を頑張る人々の“伝えてもわかってもらえない”とそれを支える人の“わかりたいのにわからない”というコミュニケーション上の課題解決を目指す。目に見えない疲れを可視化し、ユーザーの安心できる人のもとにユーザの状況を"共有する"セルフケアアプリ"Focus onを開発中。
・渡辺啓斗(LocPal)
東京大学工学部都市工学科を4月より休学。「五感で感じる日本の趣きを次世代が受け継ぎ、世界へ伝える」をミッションに、 体験を通して日本の伝統工芸・文化を広めていくことで文化を守ることを目指す。現在は、日本の趣きを感じるイベントの企画に加え、伝統工芸品の体験型ストア「LocPal」の事業化検討中。


財団法人概要

名称 : 一般財団法人Soil (英語表記 Soil Foundation)
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿一丁目21番18-501
設立 : 2023年1月16日
代表理事 :久田 哲史
URL : https://soil-foundation.org
email : info@soil-foundation.org
事業内容 :非営利スタートアップに対する助成。その他この法人の目的を達成するために必要な事業

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