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「旅介ちゃんねる」が「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」へ参画

PR TIMES / 2022年5月6日 17時15分

介護施設向けオンラインツアー「旅介ちゃんねる」は、ICT活用でシニア層の抱える課題を解決する公民共同のビジネスプラットフォーム実現をめざす「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」へ参画します。

介護施設向けオンラインツアー「旅介ちゃんねる」、フランス発オンラインツアー「ONYVA!」を運営する東京トラベルパートナーズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:栗原茂行)は、大阪府域全体における住民の生活の質(QoL)の向上に向けて、特にシニア層の抱える課題をICTの活用により解決することを目的とした「大阪スマートシニアライフ事業」の実証事業を実施する「大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会」に参画します。



[画像: https://prtimes.jp/i/32472/10/resize/d32472-10-e0414e693f2b0e0b10c4-0.png ]



■参画内容の詳細

東京トラベルパートナーズでは、「生中継」「高画質」「参加型」を特長とする2つのオンラインツアー事業を運営しています。

~ 旅介ちゃんねる ~

介護施設ご利用者および従事者の方を旅行へお連れするサービスを展開していた「旅介(たびすけ)(運営:東京トラベルパートナーズ)」は、新型コロナウイルス感染症の影響で旅行が難しくなった2020年、介護施設に加えて医療・福祉施設のご利用者および従事者の方にご視聴いただく目的で、オンラインレクリエーション事業を開始しました。
翌2021年には、オンラインレクリエーション専用サイトである「旅介ちゃんねる(http://ttptabisuke.jp/)」を開設し、無料・月額・年額・単品販売より料金体系を選べる会員制サービスを始動。2022年4月時点で、100回を超える生中継オンラインツアーの配信を行い、延べ10万人以上の皆様にツアーをご視聴いただきました。

~ ONYVA! ~

介護施設向けのオンラインツアーを手掛けてきた東京トラベルパートナーズによる、一般向け、フランスからのオンラインツアーシリーズ「ONYVA!(オニヴァ!)」。
「介護施設に旅行の感動をお届けする」という想いによりオンラインツアーを催行してきた会社が、コロナ禍で海外に行くことが叶わない皆様に現地の様子をご覧いただこうと企画しました。
「ONYVA!(オニヴァ!)」とはフランス語で「Let’s go!(行こう!)」という意味。視聴者の皆様と一緒にツアーに「Let’s go!(行こう!)」という気持ちを込めています。2020年9月20、21日の2日間にわたって辻仁成さんにご出演いただいたツアーで延べ1万2,000人以上の皆様にご視聴いただき、そのときの現地スタッフが想いを引き継ぐ形で、毎月土曜日にオンラインツアーを配信しています。

実証事業では、2つのサービスを合わせて「旅介ちゃんねる」と称し、大阪府民であるシニア層の皆様に、貸与されたタブレットからオンラインツアーをご覧いただきます。

■オンラインツアーによって解決されるシニア層の課題

2020年から2年以上続くコロナ禍の影響は、特にシニア層に顕著に現れています。重症化のリスクが高いとされるシニア層は、若年層以上に外出を自粛し、在宅時間が長くなっているのが現状です。また、在宅でヘルパーなど訪問者に生活を支えられていたシニア層は、物理的な距離を保たざるを得ない状況において、コミュニケーションの機会を喪失しています。
「生中継」「高画質」「参加型」のオンラインツアーは、自宅にいながら臨場感のある旅行体験をすること、出演者や他の参加者とコミュニケーションを取ることを可能とします。在宅時間をより豊かなものとしながら外部とのつながりを創出し、生活の質(QoL)の向上に寄与するICT活用事例です。


■大阪スマートシニアライフ事業とは

・大阪府内のシニア層及びその家族を対象として、「高齢者にやさしいまちづくり」にフォーカスし、ICTをベースとしたシニアサポートサービスを提供。
・運営主体として公民一体の事業体を設立し、行政及び民間サービスをワンストップで府域全体に提供するプラットフォームの構築・運用するとともに、令和7年度(2025年度)に利用者100万人をめざします。
・まずは、事業体設立に必要な条件の検証・分析を行うため、別添企業による上記協議会を設置し、2月から堺市南区(泉北ニュータウン等)他のエリア(下記参照)で専用タブレット(※)を通じた実証事業を開始し、シニアのニーズ把握やマーケット規模等の検証を行う。

※実証事業と連携する大阪府府事業として、専用タブレットを利用者に半年程度無償貸与する。


■大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会について

・構成  :大阪府、民間企業20グループ25社(令和4年4月現在)
・会長  :大阪府スマートシティ戦略部長
・事務局 :大阪府スマートシティ戦略部
・幹事会 :会長を補佐する幹事社7社で構成


■大阪スマートシニアライフ事業URL

URL: https://www.pref.osaka.lg.jp/chiiki_senryaku/smart_senior_life/index.html

< 大阪府 吉村知事メッセージ >
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。その開催地である大阪は、「スマートヘルスシティ」として、ヘルスケアの分野スマートシティ・モデルで世界のトップランナーをめざします。 超高齢社会が到来する中で、今回の新型コロナにより、デジタルに不慣れな高齢者の問題が顕在しました。今後も社会のデジタル化は一層進んでいきます。デジタル化は便利な社会を実現する手段であり、高齢者こそ、その恩恵を受けられるようにすべきだと考えています。高齢者のみなさんにスマートシティサービスを使いやすく提供する、このスマートシニアライフ事業を一日も早く実現するよう庁内に指示を出しました。 もとより、大阪全体の高齢者に、ユニバーサルサービスとして多様なサービスを提供していくことは行政だけではできません。本事業では、公民共同でプラットフォームを構築し、企業の皆さんにビジネスとして持続的に事業に参画していただきたいと考えています。 高齢者の皆さんにも便利になり、企業の皆さんにもビジネスチャンスとなると考えています。さらに、スタートアップの皆さんにも本事業を通じてビジネス機会を積極的に提供し、デジタル技術を活用したヘルスサービスをどんどん創出する「スマートヘルスシティ」として、大阪の成長を実現していきたいと考えています。

< 事業の背景 >
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする2025年大阪・関西万博に向けて、住民の健康寿命の延伸が求められる中、高齢者の多様な活動をICTの活用を通じてサポートすることによって、高齢者の生活の質の向上を図ることはスマートシティの重要な意義である。 また、高齢者にとって魅力的なサービスの創出を通じ、民間企業にビジネス機会を提供し、スタートアップにも積極的に事業への参画を促すことは経済成長にも大きく寄与する。  そのため、以下を実現する公民共同の異業種連携型プラットフォームの構築が重要である。

・生活不活発病の削減による健康寿命の延伸
・いきがい(地域社会や家族とのつながり)提供
・不自由なく暮らせる利便性あるサービス
・健康支援による社会保障費削減
・シニアマーケットの活性化を経済効果につなげる仕組み

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