NEDO 2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」採択について
PR TIMES / 2024年4月2日 18時40分
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RICOSは、ものづくりの現場でCAEをはじめとする科学計算技術が活用され、人の思い描いた理想を瞬時に形にできる世界の実現を目指し、研究開発を推し進めています。
AIとシミュレーション技術で製品設計の効率化と高付加価値化を実現する、株式会社RICOS(本社: 東京都千代田区、代表取締役 井原遊、以下 RICOS社)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)の「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」に採択されたことをお知らせいたします。
■DTSU事業の概要について
NEDOは、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」を対象とした、表題の助成事業の公募を通年で実施、年4回程度の公募を行います。VC等との協調やステージゲート審査の活用を制度上盛り込み、長期的視野でもって、実用化研究開発や量産化実証、海外技術実証などへの支援を行います。
(NEDO webpage「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業」公募に係る第3回受付分の実施体制の決定についてより抜粋)
■採択事業について
採択事業名:製品デザインの自動設計につながる熱流体シミュレーションAI
事業概要:現在の製品設計では、シミュレーションに時間がかかり活用が限定的である。申請者は、物理現象への親和性の高い独自のAI技術を有し、熱流体向けのAI-CAEシステムを開発し、解析における諸問題を解決することを目指している。既に顧客ニーズは特定済みで、開発システムを迅速に市場投入、販売拡大へと繋げる。
■RICOS社と独自のアルゴリズム「IsoGCN」について
RICOS社はAIとシミュレーション技術で製品設計の効率化と高付加価値化を実現するスタートアップです。弊社が開発・発売しているAI-CAEツールであるRICOS LightningにはRICOSが開発したAIアルゴリズム「IsoGCN」が搭載されており、シミュレーション結果を高速かつ高精度に予測できます。シミュレーションデータへの適用に特化した「IsoGCN」は、下記の4つの特長を備えています。
1. 高速化:従来のシミュレーションに比べて計算量が削減できるため、シミュレーションの抜本的な高速化が可能になります。
2. 3Dデータの把握:3次元形状を詳細に把握できるため、製品設計の現場で用いられる複雑な形状の予測に適しています。
3. 形状に関する“外挿”の可能性:アルゴリズムに流体解析、熱解析、構造解析などの手法を組み込んでいるため、従来のシミュレーション同様まったく新しい製品形状に対しても信頼性の高い結果が得られます。
4. 容易な操作:従来、CAEシミュレーションに必須であった厳密なメッシング作業が不要となります。結果、シミュレーションに携わる方の早期の立ち上がりや、設計者・デザイナー等、シミュレーション専門の方以外の使用が可能となります。
これにより、数日かかっていたシミュレーションの計算時間を十分な精度を保ったまま数分にまで短縮した実績もあります。また瞬時に計算結果を確認できることで、リアルタイムでの製品設計の実現に近付きます。
RICOSは、弊社の製品を通して、あらゆるものづくりの現場で効果的に科学計算が活用され、将来的には最適な性能を瞬時にデザインできる世界の実現を目指します。
■本助成金の用途について
本大型の助成金を元に、独自アルゴリズムである「IsoGCN」を改善、より幅広い技術領域(特に熱流体解析)に適用できるアルゴリズムへの開発に着手致します。
従来の空力・流体解析の他、熱流体解析へ適用範囲を広げることで、より幅広いお客様の設計・解析業務の高度化・コスト低減の一助となればと考えております。
■会社情報
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号
代表:代表取締役 井原 遊
URL:https://www.ricos.co.jp/
採用情報:https://www.ricos.co.jp/recruit/
■本件に関する問い合わせ先
〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目3番2号
株式会社RICOS
担当者:清水、携帯TEL:070-4759-7256
代表TEL: 03-5615-9777, FAX:03-5615-9778
Email:info@ricos.co.jp
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