T-ICUが遠隔集中治療に関する基本特許を取得
PR TIMES / 2019年8月26日 16時40分
協同開発企業(研究機関)とコラボレーションを目指す
専門医による遠隔集中治療ソリューションの普及を図るT-ICUは、遠隔集中治療に関する基本特許を取得したことをお知らせします。今回当社が取得した特許は表記のとおり、遠隔集中治療における基本的な記述に関する特許で、「サポート対象病院集中治療室に設置されたセンサーの測定値が予め設定された数値に達したときに、支援側施設にアラートを発して、遠隔での支援を効率的に行う」ものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33988/11/resize/d33988-11-640317-3.png ]
T-ICUが遠隔集中治療に関する基本特許を取得
~協同開発企業(研究機関)とコラボレーションを目指す~
専門医による遠隔集中治療ソリューションの普及を図るT-ICUは、遠隔集中治療に関する基本特許を取得したことをお知らせします。
当社は2016年10月に設立し、2018年6月より専門医による病院向け遠隔支援サービスを提供しています。
今回当社が取得した特許は表記のとおり、遠隔集中治療における基本的な記述に関する特許で、「サポート対象病院集中治療室に設置されたセンサーの測定値が予め設定された数値に達したときに、支援側施設にアラートを発して、遠隔での支援を効率的に行う」ものです。
「システム全体図」(特許公報より)
[画像2: https://prtimes.jp/i/33988/11/resize/d33988-11-753220-1.png ]
さらに、遠隔集中治療の隣接領域への適用を目指して、上記取得済み特許について分割出願を実施しました(特願2019- 65210)。これにより、遠隔「集中」治療にとどまらず、広く遠隔診療へと本特許の拡張が期待されます。
また、併せて、今後の海外展開を視野に入れ、PCT出願手続きも完了いたしました(PCT/JP2019/ 23708)。当社はすでにカンボジア、バングラデシュ、ネパールおよびルワンダの研究機関/医療機関とコンタクトを取り、海外での支援提供を協議しています。
T-ICUは、本特許を用いた日本発の遠隔診療のシステム開発・研究をさらに加速するためのパートナー企業、研究機関を募集します。
特許の名称:遠隔医療支援システム、医療機関コンピュータ、支援機関コンピュータ、 医療機関コンピュータによって実行される方法、及びプログラム
特許番号 :特許第6512527号
特許出願日: 2018年6月27日
特許登録日: 2019年4月19日
「基本ロジック」(特許公報より)
[画像3: https://prtimes.jp/i/33988/11/resize/d33988-11-607783-2.png ]
【日本の集中治療の現状】
救急搬送後応急処置が行われ容体が一旦安定した患者様や、大きな手術を受けた後の患者様など重症患者の予後を管理する集中治療室は、全国で約1,100あります。1,100室の内、約300室には5人から10人の集中治療専門医が在籍していると言われていますが、残りの800室には専門医が在籍していません。その理由の一つが、日本に約32万人いる医師の中で、集中治療専門医は0.5%、約1,700人と数が少ないことが挙げられます。
【遠隔集中治療の重要性】
重症患者管理は集中治療専門医の関与が大きいほど診療成績が良いと報告されていますが、日本では専門医の絶対的・相対的不足から、集中治療専門医が全く勤務していない施設も多数存在します。そのため専門医ではない医師が集中治療の診療に関わらざるを得ない状況となっています。
そうした現場を医師として立ち会ってきたT-ICU代表中西は、集中治療専門医がチームとなり、遠隔から24時間体制で生体情報(心電図、X線、採血データ等)を監視し、早期に的確な治療方針を提案することにより、重症患者を急変させることなく、予後の改善をサポートすることが出来るのではないかと考え、2016年に遠隔集中治療を主な事業とするT-ICUを立ち上げました。
今後、遠隔集中治療が発展・普及すれば、医療の地域格差は緩和され、より多くの重症患者様を救うことが当社のミッションです。
以上
【株式会社T-ICU】
所在地: 兵庫県芦屋市大桝町3-13(本社)
神戸市中央区港島中町2-1-12 北埠頭ビル3F(神戸オフィス)
設立: 2016年10月
事業内容:集中治療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
代表取締役社長:中西 智之(1976年4月10日生)
資本金: 8,680万円
URL: http://www.t-icu.co.jp/
代表経歴:2001年 京都府立医科大学 医学部 卒業
2003年 熊本赤十字病院 心臓血管外科
2007年 横浜市立大学 麻酔科学教室 入局
2009年 武蔵野赤十字病院 救急救命センター
2013年 守口生野記念病院 救急科 部長
日本集中治療医学会専門医・日本救急医学会専門医・日本麻酔科学会専門医 等
2019年 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師(救急医学)
2019年 東京女子医科大学 非常勤講師
<本件に関するお問い合わせ>
取締役COO 小倉 大
contact@t-icu.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「医師の働き方改革」で従来の医療サービスを受けられない可能性も
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年4月19日 9時26分
-
那覇市、救急医療をDXで刷新!~4月16日より「NSER mobile」を活用した救急医療情報システムの実証実験~
PR TIMES / 2024年4月11日 17時40分
-
島根県・安来市立病院にリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」を県内初導入
PR TIMES / 2024年4月9日 17時45分
-
ネスレ ヘルスサイエンスが、『第51回日本集中治療医学会学術集会』にて、栄養療法について教育セミナーを共催
PR TIMES / 2024年4月5日 14時45分
-
電通総研×東大医学部附属病院、AI活用で口腔癌の画像診断支援システムを共同開発
マイナビニュース / 2024年4月4日 14時41分
ランキング
-
1なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
2【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
5英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください