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日本初!おせっかいの事業化。まちづくり事業の成果連動型事業化を産官学連携で検討を開始

PR TIMES / 2020年6月11日 17時32分

~住民同士のおせっかいで、まちを元気にするおせっかい会議~

人とつながり、まちを元気にする「コミュニティナース」の育成・実践支援・研究を手がけるCommunity Nurse Company 株式会社(本社:島根県雲南市、代表取締役:矢田明子、以下CNC)は、島根県雲南市より「おせっかい活動を中心とした健康なコミュニティづくり事業」を受託し、住民相互のおせっかいによる健康的なまちづくりを目指す事業「地域おせっかい会議」の運営と、「地域おせっかい会議」をソーシャル・インパクト・ボンド ※注1(以下、SIB)による成果連動型に発展させるためのモデル検討を開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/53430/12/resize/d53430-12-912985-0.jpg ]



産学連携・地域内外で連携し、持続可能なまちづくりを目指す雲南市

島根県雲南市は、チャレンジの連鎖を起こすことが、将来にわたって活力ある地域社会を実現する術であると考え、「子ども×若者×大人 チャレンジの連鎖による持続可能なまちづくり」を重点戦略として掲げています。これまでに、NPOと連携した子ども向けキャリア教育の推進や、島根県外に本社を持つ大企業との市役所の連携したビジネス創出のための実証実験が実施されるなど、いきいきと暮らせる魅力あるまちづくりが進んでいます。

市の主催する起業家育成プログラムからは「コミュニティナースカンパニー(CNC)」や「ショッピングリハビリカンパニー」といった企業が創業し、市内に新規雇用や3億円を超える経済波及効果を創出すると同時に、地域課題の解決をリードしています。

雲南市とCNCは、雲南市内で発生している様々な取り組みの担い手を有機的につなげることで相乗効果を引き出し、より大きなインパクトが起こせるのではないかと考えました。

注1:SIBとは、PFS(成果連動型民間委託契約方式)による事業を受託した民間事業者が、当該事業に係る資金調達を金融機関等の資金提供者から行い、その返済等を成果に連動した地方公共団体からの支払額等に応じて行うものです(内閣府 Webサイトより引用)

[画像2: https://prtimes.jp/i/53430/12/resize/d53430-12-666847-3.jpg ]




地域住民たちが自らの手で我がまちの課題解決を推進する「地域おせっかい会議」


地域おせっかい会議は、前述の起業家育成プログラム「幸雲南塾」の卒業生をはじめとする若手起業家を中心に呼びかけが行われ、美容院や郵便局など地域の事業者、町内会をはじめとする地域コミュニティ組織のリーダー、行政機関の担当者、そしてまちを良くしたいと思う個人が立場を超えて集まり、対話・課題共有・協働による解決としての「おせっかい」を行う地域に根ざした会議体です。おせっかい会議参画者は地域における健康の旗振り役として、心と身体の健康寿命を延伸するために「健康づくりの機会創出」と「孤独・不安・退屈の解消」、「互助の推進」を軸に活動を行っていきます。

CNCは地域おせっかい会議の発案者として、今後、おせっかい会議の運営事務局機能を担うと共に、雲南市の皆様に役立つ会議体になるよう事業成長をリードしてまいります。


[画像3: https://prtimes.jp/i/53430/12/resize/d53430-12-461622-1.jpg ]




地域住民同士のコミュニケーションの活性化を通じて地域コミュニティの基礎力の向上を目指す

地域おせっかい会議では、立場を超えて集まった個人が地域住民として、小さな声でつぶやかれる困りごとやニーズを感じ取り、会議の場で共有を行うことで、従来の民間・行政サービスでは解決し得なかった地域ならではの課題解決を推進することを目的とします。

加えて、この活動は、地域住民同士での課題解決を促進することで、個々人に地域をよくする担い手としての当事者意識の定着をはかるとともに、住民間でのコミュニケーションの質と量の向上を目指し、コミュニティ全体の基礎力を高めることも目標としています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53430/12/resize/d53430-12-616291-2.jpg ]




ソーシャルインパクトボンド(成果連動型事業)化に向けて

CNCでは、おせっかい会議の運営を行うとともに、成果連動型の地域貢献事業のモデルづくりを産官学連携で開始します。
今回の検討には、全国的に社会的インパクト投資を推進している社会変革推進財団(SIIF)をはじめ、東京大学・島根大学と言った学術機関、ショッピングリハビリカンパニー株式会社・ナル助産院といった雲南市で活動する企業、株式会社日本政策投資銀行女性起業サポートセンター、そして雲南市役所と雲南市内外から多くの熱意ある有識者に集まっていただくことができました。

今後、研究チームによる検討・調査・報告を経て、令和3年度以降の「地域おせっかい会議」のSIB化(=おせっかいの事業化)を目指します。


【おせっかい会議の主要な参加者/賛同者 - 2020年5月末時点(順不同)】

[表: https://prtimes.jp/data/corp/53430/table/12_1.jpg ]




CNC代表 矢田のコメント


コミュニティナースという実験をこのまちでスタートし10年が経とうとしています。
人を元気づけていくことの根っこは、「あなたのことを思っているよ」という主体性に基づいた思いやり、そしてそれを行動に起こすことだということを雲南の住民の方から教えてもらい、形になったのが当社の取り組みです。

これは一般的に「おせっかい」と呼ばれる昔から雲南に広く残っている価値ですが、現代においては、地域自治の維持や生活の維持に困難さを感じている皆さんがたくさんいらっしゃいます。

本事業をきっかけに、地元の生活者や地元法人の強みを活かせるようなおせっかいを広げることで
このまちを元気にし、コミュニティナースを育ててよかったと思ってもらえる取り組みにしたいと考えています。

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◼️Community Nurse Company 株式会社について
企業名:Community Nurse Company 株式会社
本社所在地:島根県雲南市木次町里方422番地
代表者名:代表取締役 矢田 明子
設立年月日:2017年3月31日
事業内容:コミュニティナースの人材育成、実践支援、研究
URL:https://community-nurse.jp/

◼️本件に関するお問い合わせ先
企業名:Community Nurse Company 株式会社
担当者名:藤田
Email:info@community-nurse.jp

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