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スタートアップ企業に対する特許担保型ベンチャーデットの実行について

PR TIMES / 2021年8月31日 12時45分

株式会社ゴードン・ブラザーズ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):田中健二)は、SaaSビジネスを展開するスタートアップ企業に対して、「特許担保型新株予約権付ブリッジファイナンス」を実行いたしました。

多くのスタートアップ企業にとって、特にキャッシュアウトが先行するアーリーステージにおいては、エクイティによる資金調達が一般的となっています。スタートアップ企業に対する融資の件数は増加傾向にありますが、その使途を成長目的の資金とするケースが多く、資金繰りが逼迫する局面においては、エクイティによる資金調達に頼らざるを得ない状況となっています。このため、資金調達が完了するまでは、キャッシュアウトを抑制するケースが散見され、これがスタートアップ企業の成長を遅らせる要因の一つとなっています。

弊社では、事業再生ファイナンス、ベンチャー投資等の様々な取り組みを基に、資金調達が成立するまでのブリッジファイナンス、または企業価値を向上させてからの資金調達を希望するスタートアップ企業向けのベンチャーデットを検討してきた結果、この度、初の案件実行に至りました。また、特許、商標等の無形固定資産の価値に着目し、これを担保化することで、弊社のABLの裾野を拡大することができました。

本件を嚆矢とし、無形固定資産の価値に着目したファイナンスの取り組みを強化するとともに、日本国内のスタートアップ企業に対してベンチャーデットの提供を積極的に行うことで、スタートアップ企業を支援し、本邦におけるより良いベンチャー・エコシステムの構築に貢献して参ります。


ゴードン・ブラザーズ・ジャパンについて
動産評価、動産換価の分野で世界最大手の米国Gordon Brothers Groupと、日本政策投資銀行が主体となり合弁で設立した法人で、動産ビジネス(動産評価、動産換価、動産担保融資/出資)における国内唯一の専門会社。投資事業においては、事業再生・事業承継案件を中心とするプライベートエクイティ投資、流通小売セクターに関連するスタートアップ企業に対する投資を今後加速させ、ベンチャーデット、セカンダリーデットなどのデットファイナンス事業を展開し、ワンストップキャピタルソリューションの提供を行っていきます。
https://www.gordonbrothers.co.jp/

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