UL、太陽電池モジュールの信頼性保証体制に関するJIS Q 8901の適合性認証サービスを開始 ~太陽光発電システムの普及およびユーザー保護を支援 ~

PR TIMES / 2012年7月3日 11時36分

世界的な第三者安全認証機関であるUL Inc.(本社:イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は本日、地上設置の太陽電池(以下PV)モジュールの信頼性保証体制(設計製造および性能保証)の要求事項(以下JIS Q 8901)の適合性認証サービスを開始したことを発表しました。UL Japanを含め国内に拠点を持つ第三者認証機関から構成される「PVモジュール認証機関協議会」(仮称)において認証スキーム、審査基準、手順などに関し協議されてきた結果、本認証サービスの開始に至りました。

JIS Q 8901制定の目的は、製品設計および製造面において長期信頼性が確認されたPVモジュールの流通と長期間の製品保証体制の確立を製品責任者に要求し、太陽光発電システムへの信頼を高め、その普及拡大をはかることにあります。同時に、製品責任者がPVモジュールの購入者に対して、性能保証条件とサービスを受けるための必要事項を開示し、保証を担保するためのサービス体制を整備することも含まれています。

JIS Q 8901は、PVモジュールの長期にわたる信頼性の評価と基準作りに向けた活動(国際PVモジュールQAフォーラム)の国内における成果として、2012年2月29日にJIS規格として制定されました。2012年7月1日より施行された固定価格買取制度(FIT)では、再生可能エネルギー事業を初めて手掛ける事業者が多く、10~20年間にわたって安定して発電するための保守、メンテナンス体制づくりも重要となります。多くのPVが20年以上の保証を謳っていますが、製造者独自の基準に依存するものであり、購入者(ユーザー)保護の観点からは統一された基準は存在していませんでした。そのため、第三者による基準制定が求められており、基準づくりに関する協議が国際PVモジュールQAフォーラムにて行われてきました。

株式会社UL Japan取締役社長の山上英彦は、「我々は日本国内にPV専用試験所をもつ第三者認証機関として、ユーザーの皆様が信頼できる製品を選択できる市場を形成するお手伝いをするとともに、太陽光発電システムの普及により一層貢献するため、PV関連の包括的なサービスを提供し続けます」と述べています。

JIS Q 8901の要求事項に基づき認証されたPVモジュールは、市場における製品の品質とユーザーからの信頼と安心を高め、「プレミアム認証」としての位置付けが期待されています。


【ULがグローバル展開する5つのビジネスユニット】
■Product Safety (製品安全)
ULは、世界に認められた第三者試験認証機関として、ULマークをはじめとする各種認証マークを取得していただくための試験を実施し、お客様の世界市場への進出をサポートします。

■Life & Health (ライフ&ヘルス)
医療機器、食品加工機器、自動販売機、水道設備機器や飲料水に対し、各国法規制認証や製品の試験・評価を行うことを通じて、人々の健康を守ります。

■Verification Services (検査・検証サービス)
エネルギー効率などの製品の性能検証をはじめEMC/無線評価試験及び認可取得/証明業務、相互接続性、セキュリティ分野など、検査・検証を主体にサービスを提供しております。

■Environment (環境)
環境により配慮した製品の信頼性向上と普及に寄与すべく、環境表示検証サービスやサステイナブル製品認証サービスなどを提供します。

■Knowledge Services (セミナー・情報提供)
製品安全における豊富なエンジニアリング実績とグローバル・ネットワークを活かし、お客様に有用な情報やソリューションを提供します。ULではこの事業をUL Knowledge Servicesと称して力をいれており、公開セミナー、講師派遣セミナーなどお客様に適した形態を選択していただけます。


【株式会社UL Japanの概要】
株式会社UL Japanは、米国の世界的第三者安全科学機関であるULの日本法人として、2003年に設立されました。現在、ULのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づいた安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(http://www.UL.com/jp)をご覧ください。

【ULの概要】
ULは、100年以上の歴史を持つ世界トップクラスの第三者安全科学機関です。世界46カ国に約9,000名の専門家を有するULは、製品安全(Product Safety)、環境(Environment)、ライフ&ヘルス(Life and Health)、セミナー・情報提供(Knowledge Services)、検査・検証(Verification Services)のサービスを提供する5つの事業部門を設置し、拡大する顧客のニーズに対応すると共に、公共安全というミッションに向けた活動を展開しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご覧ください。


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