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100年の老舗企業が次の100年に向けて「適正な商い」の哲学を表現。富澤商店、ブランド・企業ロゴを統合・リニューアル

PR TIMES / 2022年5月26日 19時15分

体験型店舗・ソーシャルコマース・海外展開による新規市場開拓と物流デジタル化に着手

日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店として創業103年となる株式会社富澤商店(以下「当社」)は、2022年6月1日から、現在展開しているブランドロゴ「TOMIZ」および企業ロゴを統合し、新しいロゴに改定します。ロゴの統合により、顧客のブランド認知が一本化されることが期待されます。新しいロゴには、次の100年に向けた成長のために、当社の伝統と哲学を企業内外に伝える狙いがあります。創業から町田本店にて使用してきた、屋号紋「∧(やま)」と「ト」を組合せたデザインを継承しました。3つに重なる「∧(やま)」は、下から【過去】【現在】【未来】を意味し、過去・現在の積み重ねの上に未来に向けて登ってゆく矢印を表現します。「ト」の文字は、当社の哲学である「適正な商い」を表すため、正円の弧と直線で構成しました。当社は今後、体験型店舗の整備、ソーシャルコマースの強化、海外展開の強化によって、新規市場開拓に取り組みます。また、物流のデジタル化により物流の効率化とスピード化を図ります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-dad8bbf39b1b56a66b4d-1.jpg ]

●富澤商店の「適正な商い」とは
昨今、持続可能な企業を目指して「SDGs」が注目されているが、1919年創業の富澤商店は100年以上前からSDGsに共通する経営哲学を受け継いできた。それは富澤商店の経営哲学「適正な商い」である。「適正な商い」とは、お客様や仕入先に対して誠実な姿勢で接し、信頼関係を長く築くような商売を続けること。お客様に対しては、例えば、購入頻度が低い商品であっても、棚落ちせずに長く販売し続けている。それは、「富澤商店に行けばこの商品を買える」と店頭に来られるお客様の期待を裏切らないため。多くの商品はメーカーや輸入元から直接仕入れることで流通を短縮し、適正価格で販売することができる。仕入れた商品は、機械および人の目と手で厳しい品質チェックを行い、小分けして、信頼できる商品として適正価格で販売している。当社はこのようにして、何十年も、世代を超えて、お客様と信頼関係を築いてきた。仕入先に対しては、無理強いして安価で買いたたくようなことはせずに、双方が納得できる取引を長く続けることを心掛けている。仕入先が、例えば商品を輸入しすぎたなど、困っているときには、極力助けるようにしている。当社はこのようにして400を超える仕入先との信頼関係を長く築いてきた。中には何十年にもわたるロングセラー商品を扱い続けている仕入先もある。
[画像2: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-635f5b77af8b27c5bfc5-0.jpg ]

●次の100年に向けた新規市場開拓と物流デジタル化の取り組み
当社のこれまでの100年は「適正な商い」の哲学に基づき、プロが使う商材を小分けに販売して、適正価格で販売することで価値を提供し、新しい市場を開拓してきた。当社は「適正な商い」の哲学を次の100年に繋げるために、今後、次の取り組みを行う。体験型店舗、最先端のソーシャルコマース、海外展開の強化によって、「料理をつくる楽しさを世界に」広め、新規市場開拓に取り組む。また、物流のデジタル化により効率化とスピード化を図る。


【体験型店舗】

当社は2020年から店舗併設のレンタルキッチンスペース「TOMIZ COMMUNITY SPASE」(※)を3カ所で運営してきた。今後、「料理をつくる楽しさ」を体験できる新型店舗を2029年をめどに20店舗体制にする計画。新型店舗は既存店舗の2倍の面積となる50坪程度を想定。店舗改革と同時に物流システムの改革にも取り組む。

※6月1日から「TOMIZAWA SHOUTEN COMMUNITY SPASE」と名称変更


【最先端のソーシャルコマース】 

当社はコロナ禍にECの販売を大きく伸ばし、現在は実店舗とECの売上利益の割合がほぼ同じ程度に達している。SNSでは、半年間でTwitterで75,000、Instagramで26,000ほどフォロワーが増加した。UGCは半年間で約750%増加し、市場を創造している。今後、EC販売をさらに伸ばすために、食品老舗企業としては珍しい、最先端のソーシャルコマースに着手する。「料理をつくる楽しさ」への共感と「SNS」との相性の良いビジネスモデルを活かして市場を開拓する。また、料理づくりの知識が豊富なスタッフがSNS上で情報発信を行う。スタッフの商品知識を活かしたデジタル接客に着手する。SNSとECをシームレスにつなげて購買に誘導する仕組みをつくる。

[画像3: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-3da0b9f5aa9e47eeb5fe-2.jpg ]




【海外展開の強化】 

当社の現在の輸出先は香港、台湾、シンガポールが中心だが、今後は中国をはじめ他の国・地域にも拡大する計画。海外展開を強化することで、「料理をつくる楽しさ」を海外にも広める。


【物流のデジタル化】 

ECの普及に伴い、顧客が期待するリードタイムが短縮している。そこで、商品のデジタル管理により、配送リードタイムの短縮など、物流の効率化とスピード化を図る。EC時代にふさわしい適正なリードタイムの実現を目指す。


●新しいロゴについて

[画像4: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-cc277afa80302a98c547-3.jpg ]



●企業ロゴとブランドロゴの統合・ロゴデザイン変更


[画像5: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-03fe91f6db431133e477-4.jpg ]



[表: https://prtimes.jp/data/corp/83916/table/16_1_aca3c189a5ab86dad7faac7ab3c3ac82.jpg ]



【沿革】
1919年4月  初代社長 富澤正雄が創業、町田本店が乾物屋としてオープン
       海の乾物を中心に良いものを仕入れては小分けにして、適正価格で販売していた
1949年4月  会社設立 二代目社長 富澤正就任
1970年    当社の大きな発明と言える、業務用小麦粉の小分け販売を開始
1990年8月  本部移転(相模原市中央区東淵野辺)
2000年3月  オンラインショップ開設
2000年4月  三代目社長 富澤一郎就任
2009年8月  四代目社長 富澤淳就任
2010年11月  本部移転(相模原市中央区淵野辺)
2013年7月  本社移転(東京都千代田区有楽町)
2015年    TOMIZ商品の販売開始
2017年    couoca商品の取り扱い開始
2019年    創業100周年
2022年6月  ブランドロゴ・会社ロゴを統一、ロゴを改訂

[画像6: https://prtimes.jp/i/83916/16/resize/d83916-16-9899d8efba40ea05b063-5.jpg ]


株式会社富澤商店 代表取締役  富澤 淳

【略歴】
1977年、二代目である祖父、三代目である父が経営する富澤商店本店を実家に、東京都町田市にて育つ。2000年に大学卒業後、米投資会社 兼 米ホテル運営企業の取締役に歴任。2006年に富澤商店入社、代表就任。



【会社概要】
商号:株式会社富澤商店
株式会社富澤商店 代表取締役  富澤 淳
本社:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-9-4-10F
TEL:042-776-6488(平日 9:00~12:00、13:00~17:00)
URL:https://tomiz.com
創業:1919年4月1日
会社設立:1949年3月2日
資本金:1000万円
従業員数:1200名(2021年6月現在)
事業内容:
・製菓製パン食材・器具・ラッピング資材・乾物・和食材・ナッツ・ドライフルーツ・スーパーフード・世界の食材の専門店を運営(実店舗・ECサイト)及びパン・菓子専門店への卸販売
・オリジナル食材・器具・ラッピング資材の商品開発
・オリジナル器具・ラッピング資材の輸入
・製菓製パンに関するレシピサイト運営や情報提供
・菓子製造業、食品・食料品製造業、瓶詰・缶詰製造業の製造工場運営<商標に関する事項>


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