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東大生が「未来の新聞」をブランドデザイン 朝日新聞東京本社で公開プレゼン

PR TIMES / 2014年7月11日 17時50分



 東京大学の学生らが「未来の新聞」について発表する公開プレゼンテーションが7月10日、朝日新聞東京本社2階の「読者ホール」で開かれました。「新しきを問う『新問(しん・ぶん)』」「恋活の場となる新聞」など、自由な発想が次々と飛び出しました。審査員となった喜園尚史・朝日新聞社ブランド推進担当は講評の中で、「若い人たちが新聞をどう見ているのかを率直に語ってもらい、新聞社の我々にとっても良い経験になった」と語りました。

 プレゼンに挑んだのは、東京大学教養学部と博報堂が協働で運営する特別教育プログラム「ブランドデザインスタジオ」に参加する学生らで作る8チーム。2012年から始まった教育プログラムで、参加や体験、チームワークなどに重点を置き、「正解のない問いにみんなで挑む」ための授業です。これまで、挑んできた課題には「東京タワーのリブランディング」などがあり、2014年夏学期のテーマが「未来の新聞をブランドデザインする」でした。

 学生たちは4月から約3カ月間、新聞社の仕事や読者のニーズ、また新聞を読んでいない人たちの意見などをリサーチし、課題を洗い出し、「未来の新聞」のアイデアを考え出しました。プレゼン直前は徹夜のチームもあったそうです。

 朝日新聞社は、学生たちのリサーチ段階から「特別協力」。5月には、石田一郎ブランド推進本部長が、データからみる新聞の現状や取り組みなどを説明しました。また、人事部の藪塚謙一主査はインタビュー の方法などを伝授する「取材演習」を実施。その後、8人の社員が、学生たちのインタビューに答えました。

 プレゼンでは、ほとんどのチームが新聞に対する信頼性の高さを指摘しました。一方で、自分たちの世代からの「距離感」を語り、それを克服するにはどうしたらいいのか、というアプローチをしていました。提案の中には複数、紙に印刷する「新聞」もありました。

 グランプリを受賞したのは、親近感を高めるため、記者の「タレント化」を盛り込んだ電子新聞を提案したチームでした。また、朝日新聞賞は、働く父親へ、子ども世代に流行していることを配信するサービスを提案したチームへ。毎日、読者の元へ配達されることに価値を置き、ニュースを重要度順に並べる「日刊紙」を提案したチームには、この教育プログラムを監修した真船・小国教授賞が贈られました。

東京大学×博報堂 ブランドデザインスタジオ http://www.bdstudio.komex.c.u-tokyo.ac.jp/

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