サフィロが、非営利団体「オーシャン・クリーンアップ」のための海洋プラスチックごみを原料とする最初のサングラスを製造
PR TIMES / 2020年11月2日 18時15分
昨日のごみを明日のクリーンアップの原動力へ人、製品、地球を大切にするサフィロの持続可能なビジネスの一環として
パドゥヴァ、2020年10月24日 - アイウェアのデザイン、製造、販売における世界的リーダーであるサフィロは、海からプラスチック汚染を除去する先進技術を開発しているオランダの有名な非営利団体「オーシャン・クリーンアップ(The Ocean Cleanup)」のための再生プラスチックを原料とする最初のアイウェア製品を製造することを発表しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/17677/18/resize/d17677-18-600012-0.jpg ]
「オーシャン・クリーンアップ」サングラスは、太平洋ごみベルト(GPGP)から回収されたプラスチックを射出形成して作られます。そのために用いられる革新的なアップサイクリング・プロセスは、従来の方法ではリサイクルが難しかったタイプのプラスチックを原料に含めることができ、高品質かつ安全な素材へと生まれ変わらせます。
限定コレクションとして販売されるサングラスには、1つ1つに固有のQRコードがついており、ユーザーは、その製品、プロジェクト、海洋プラスチックごみの回収地点に関する背景情報を即座に見ることができます。サングラスが1つ売れれば、サッカー場24面分の太平洋ごみベルトをきれいにできると推定されます。初回生産分のすべての製品が売れれば、サッカー場約50万面分の太平洋ごみベルトをクリーンアップできることになります。サングラスは、オーシャン・クリーンアップのウェブサイトのみから購入することができ、売上高の100%がクリーンアップ・ミッションの継続のために使われます。
オーシャン・クリーンアップHP
https://products.theoceancleanup.com/
「オーシャン・クリーンアップと連携して開発したこの新しいプロジェクトを、大変誇りに思います」と、サフィログループのアンジェロ・トロッキアは述べています。「1年以上前になりますが、ボイヤンが私たちに電話をくれて、彼が考えているプロジェクトについて説明してくれました。海から回収したプラスチックに第二の命を与えるというこのミッションに関わることができ、大変光栄に思います。当社のデザインチームは非常に努力をして、アイウェア製造における長年の歴史と素材のイノベーションを融合し、高い品質、スタイリッシュな仕上がり、ほかとは違う独自性を備えた製品を完成させました。再生原料を利用するための投資は、責任あるビジネスを推進する継続的努力と一致するものであり、人、製品、地球を大切にするサフィロの取り組みの一環です。」
「トップクラスのグローバルなアイウェア企業であるサフィロと共同して、太平洋ごみベルトから回収したごみを原料とする最初の製品を作ることができ、嬉しく思います。信頼できるブランドとチームを組むことは、私たちにとって重要なことです。私たちの大切なパートナーのリストに、またひとつ定評ある企業が加わってくださることを、大変光栄に思います」と、オーシャン・クリーンアップの創設者でありCEOであるボイヤン・スラット氏はコメントしています。「サフィロとのパートナーシップは、海から取り除いたプラスチックを有用で耐久性のある製品に生まれ変わらせるために欠かせないものとなりました。それが、この美しいサングラスです。この製品の売り上げは、私たちのミッションの資金源となります。水の生態系からプラスチックを除去することが緊急に必要であるという世界の認識を高めるもうひとつの方法として、このサングラスが役立ってくれるものと思います。」
サフィログループについて
サフィログループは、サングラス、オプティカルフレーム、スポーツアイウェアのデザイン、製造、販売をグローバル展開する企業です。1878年以来受け継がれてきた類まれなクラフトマンシップと経験によって、イタリアの伝統に基づいたデザイン及び高品質な製品開発をしています。北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域、中国など世界の40か国に現地法人を置き、50以上の販売網を通じて世界中の10万以上の厳選された小売店舗に流通しています。自社のコアブランドとしてカレラ、ポラロイド、スミス、サフィロ、ブレンダーズ、プリヴェ・ルヴォー、ライセンスブランドにはディオール、ディオールオム、フェンディ、バナナリパブリック、ボス、デイヴィッド・ベッカム、エリー・サーブ、フォッシル、ジバンシイ、ハワイアナス、ヒューゴ、ジミー・チュウ、ジューシークチュール、ケイト・スペード・ニューヨーク、リーバイス、リズ・クレイボーン、ラブ・モスキーノ、マーク・ジェイコブス、ミッソーニ、Mミッソーニ、モスキーノ、ピエール・カルダン、ラグ&ボーン、レベッカ・ミンコフ、サックス・フィフス・アベニュー、スウォッチ、トミー・ヒルフィガーがあります。
サフィロはイタリア証券取引所(ISIN code IT0004604762, Bloomberg SFL.IM, Reuters SFLG.MI)に上場しており2019年、9億3900万ユーロの純収益を記録しました。
オーシャン・クリーンアップについて
オーシャン・クリーンアップは、世界の海からプラスチックを取り除く先進技術を開発しています。2013年にボイヤン・スラットにより設立されたオーシャン・クリーンアップは現在、約95人の技術者と研究者を雇用しています。財団は、オランダのロッテルダムに本部を置いています。船と網でプラスチックごみを追いかける方法(完了するまでに何千年も、何十億ドルもかかってしまいます)ではなく、オーシャン・クリーンアップは、海に浮かぶ長いフェンスを配備することを計画しています。これが人工の海岸線のような役割を果たし、風や波や潮の流れにまかせて受動的にプラスチックを捕捉し、凝集させることができるようになります。この受動的回収システムが全面稼働すれば、5年で太平洋ごみベルトの50%を回収することができると見込まれています。何年にもわたって調査探検、縮小モデル実験、北海におけるプロトタイプの配備を行った後、2018年と2019年に最初の海洋クリーンアップシステムを太平洋ごみベルトに配備しました。技術の実証が達成されれば、オーシャン・クリーンアップは全面的なクリーンアップを開始し、何十年にもわたって海に蓄積されてきた大量の海洋プラスチックを取り除き始めることができます。2020年10月、オーシャン・クリーンアップはバリューチェーン上にあるパートナーと協力して、初めて「フルサークル」を実現し、太平洋ごみベルトから作られた最初の製品を発売しました。売り上げの100%がクリーンアップ事業の継続に充てられます。また、海洋ごみベルトという負の遺産を解決する取り組みを補完するものとして、オーシャン・クリーンアップは、プラスチックごみが海に流入することを防ぐ「インターセプター™(Interceptor™)」技術を開発しました。
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