舶用主機関向けメタノール燃料供給装置（LFSS）の基本設計承認を取得

PR TIMES / 2024年4月12日 17時40分

三井E&S造船

三井E&S造船株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：小葉竹泰則、以下「当社」）は、舶用低速ディーゼル主機関向けのメタノール燃料供給装置（Low-flashpoint Fuel (MeOH) Supply System：以下「LFSS」）について、2024年4月11日に一般財団法人日本海事協会（以下、「ClassNK」）から基本設計承認（Approval in Principle：以下「AiP」）を取得しました。

この度AiPを取得したLFSSは、舶用低速ディーゼル主機関向けに開発され、主要構成機器、サイズ、重量ともにシンプルかつコンパクトな設計となっています。当社LFSSの主要構成機器は日本国内メーカー製を予定し、日本語での取扱説明書作成や各種お問い合せへの柔軟な対応が可能です。またコミッショニングや試運転への当社技師立会についても対応いたします。日本国内で組み立てを行うため、当社LFSSを採用いただくことで、お客様による海外FATへの立会や海外メーカーからの技師招聘が不要となり、お客様の負担やコストの軽減に寄与します。
　
現在、環境規制や新たな規制の適用を受け、船舶燃料は重油からメタノール等を含む新燃料への移行期を迎えています。新燃料への移行に際しては、検討に多大な時間が必要となるため、お客様への負担増大が予想されます。当社では、経験豊富な技術者がお客様の新燃料への移行を支援いたします。

当社は、この度ClassNKからAiPを取得したLFSSを通じ、日本の海事産業のさらなる活性化と、2050年のカーボンニュートラル目標の達成に貢献してまいります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/115319/19/resize/d115319-19-aeea99d01d29bfc8280e-1.jpg ]

AiP授与式

■ LFSSイメージ
[画像2: https://prtimes.jp/i/115319/19/resize/d115319-19-a072fab8f7a92f80815f-0.jpg ]

※主要構成機器はポンプ、熱交換器、制御装置等です。
※図は参考イメージ、仕様と構成は変更となる場合があります。

■ 三井E&S造船株式会社
https://www.tsuneishi.co.jp/mes-s/
本社所在地：東京都港区台場二丁目3番2号
代表者：代表取締役社長小葉竹泰則
事業内容：設計エンジニアリングサービス、舶用機器、操船システム、DX・モニタリング、技術支援など

[お問い合わせ先]
■　製品に関するお問い合わせ
三井E&S造船株式会社　営業部
電話：03-6426-0243
■ リリースに関するお問い合わせ
ツネイシホールディングス株式会社　広報部
電話：084-987-4915
メール：pr@tsuneishi.com

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