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宇宙商社(R)Space BD 国内外から集められた研究対象品と記念品などを宇宙空間へ「スペースデリバリープロジェクト」開始

PR TIMES / 2021年8月25日 17時45分

日本と海外の研究機関・教育機関・民間企業10組が参加2021年度内に国際宇宙ステーションの補給船に搭載し打上げ予定

Space BDは、国内外の研究機関・教育機関・民間企業10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露する「スペースデリバリープロジェクト」を開始します。
日本国内の学術機関の研究活用を主目的としており、さらには、民間企業や教育機関などが制作する記念品などについても曝露・回収の対象としています。対象品は2021年度内に国際宇宙ステーション(ISS)の補給船に搭載され、打ち上げられる予定です。




[画像1: https://prtimes.jp/i/50164/22/resize/d50164-22-74c18e0c743aa2728106-3.jpg ]

宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、国内外の研究機関・教育機関・民間企業10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露する「スペースデリバリープロジェクト」を開始します。

日本国内の学術機関の研究活用を主目的としており、さらには、民間企業や教育機関などが制作する記念品などについても曝露・回収の対象としています。対象品は2021年度内に国際宇宙ステーション(ISS)の補給船に搭載され、打ち上げられる予定です。


[画像2: https://prtimes.jp/i/50164/22/resize/d50164-22-69cfce9a6c7c23de4071-2.jpg ]




「スペースデリバリープロジェクト」について



[画像3: https://prtimes.jp/i/50164/22/resize/d50164-22-6047a41b6c7e94550dd1-1.jpg ]

ISS「きぼう」日本実験棟の中型曝露実験アダプタ (i-SEEP)に搭載する新たな小型簡易曝露実験装置(ExBAS)を活用したプロジェクトで、Space BD主導で広く参加団体を募り、対象品の選定から打上げ、地上回収までのあらゆるサポートを遂行します。「スペースデリバリープロジェクト」第1弾となる今回は、民間企業や研究機関など計10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露します。


なおi-SEEPの利用事業者としてSpace BDは2020年よりJAXAとExBASの共同開発をしてきました。ExBASを利用することで、今後は宇宙空間への材料等曝露のサービス提供が可能となります。これまで研究活用目的中心の利用に加えてより幅広く一般を対象とすることで、宇宙利活用の裾野を広げていくことが期待されます。


今後のスケジュール

2021年9月   JAXAへ対象品の引き渡し
2021年度内  国際宇宙ステーションの補給船に搭載し輸送
船外実験プラットフォームにて約6か月の間、宇宙空間に曝露
2022年6月頃 対象品をISS船内に回収し、補給船で地球に再輸送


Space BD株式会社 事業開発部 平賀 元気のコメント


[画像4: https://prtimes.jp/i/50164/22/resize/d50164-22-b036b7be69cdd7d463cd-0.jpg ]

この度ISSの民間開放の取組みの一環として、国内外の研究機関・教育機関・民間企業といった幅広い分野から10組の皆さまにご参加いただけたことを大変嬉しく思います。研究開発のための素材の曝露はもちろんのこと、一般のお客様や未来を担う生徒たちの夢を乗せた記念品を宇宙に運ぶことで、宇宙利活用の裾野拡大に向けた一助となることを願います。そして、高い技術力を誇る協力企業の皆さまの支えなしでは本プロジェクトは実現しえなかったことを申し添えます。



「スペースデリバリープロジェクト」参加企業・教育機関(五十音順)

・アダマンド並木精密宝石株式会社
〈研究活用〉工業用ダイヤモンド

­・京都大学
〈研究活用〉木材試験体とポリイミド樹脂 木造人工衛星を打ち上げのための宇宙空間での木材の耐久性確認

・クラーク記念国際高等学校
〈記念品〉学校名のロゴパネルを刻印したアルミ板

・Space SAGA
〈記念品〉地球と対話するフードシステム「ジオ・ガストロノミー」公式サイトへのQRコードを刻印したアルミ板

・損害保険ジャパン株式会社
〈記念品〉キャンペーンで抽選された方の思い出の写真、同社公式キャラクターのジャパンダを印刷したアルミ板

・たんぽぽ4研究チーム(福岡工業大学、横浜国立大学、北海道大学、ウィーン大学ほか)
〈研究活用〉「宇宙での生命の起源、移動と生存」の解明を目指した宇宙環境での生体有機物合成と微生物の生存性の検証

・東亞合成株式会社
〈研究活用〉同社製品「アロンアルフア」の宇宙曝露耐久試験装置

・八戸工業大学第一高等学校
〈教育教材〉地域に伝わる昔話のキツネをキャラクターデザインし、NCフライス盤で彫刻した生徒手作りのアルミ板

・Airvantis社(ブラジルの宇宙関連企業)
〈記念品〉企業ロゴを刻印したアルミ板

・Toucan Space社(フランスの宇宙関連企業)
〈記念品〉有名人がサインした紙の束

参加企業・教育機関詳細については当社ウェブサイトをご確認下さい。
https://space-bd.com/news/20210825.php


「スペースデリバリープロジェクト」協力企業(五十音順)


・­­­­­­­­­足立織物株式会社
耐宇宙環境性を持たない対象物品を保護するため、限りなく宇宙空間に近いレベルで真空パッキングを委託

・コアマシナリー株式会社
複雑なデザインをアルミ板に表現するため、同社が得意とする表面加工技術を駆使し、様々な記念品となるアルミ板の製作を委託

・相模塗装株式会社
記念品であるアルミ板が宇宙空間に曝露された後もデザインを保持するために必要となる耐原子状酸素コーティングを委託

・東亜合成株式会社
記念品であるアルミ板を保護するために必要となる、同社がJAXAと共同開発した耐原子状酸素コーティング剤を提供

・株式会社由紀精密
ExBASの側面部分の各対象物品を固定するための枠板の製造を委託

・株式会社ウェルリサーチ
ExBASの温度を測定するために必要となる温度センサの接着作業を委託

・株式会社テイアイテイ
対象物品を格納するために必要となる布製のボックスの製造を委託

・有限会社共創テクノ集団
木材暴露試験体を固定するためのアルミフレームおよびシャフトの加工を委託

・有限会社黒田工房
曝露用木材試験体の加工を委託

・道総研 林産試験場,北海道大学雨龍研究林
曝露用木材の提供


Space BDについて

Space BDは、日本の宇宙ビジネスを世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社(R)」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討から技術的な運用支援までをワンストップで取り組んでまいりました。2017年の創業以来、衛星打ち上げをはじめ様々なサービス展開により国内外から50件以上の受注実績を重ねるなど、宇宙商社として幅広く展開しています。

また国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2018年に初めて民間開放してから複数のパートナーシップを組む唯一の民間事業者として、ISS「きぼう」日本実験棟からの衛星放出事業、同船外プラットフォーム利用事業、宇宙空間特有の微小重力環境を活用するライフサイエンス事業などを核に地球低軌道領域の商業化に向けた事業開発を推進しています。

社  名:Space BD株式会社
本  社:東京都中央区日本橋室町一丁目5番3号 福島ビル7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設  立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/

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