待機児童問題が解消しつつある保育所で今、何が起こっているのか。書籍「AI保育革命」を12月1日に出版
PR TIMES / 2020年12月1日 14時9分
「あい・あい保育園」などの認可保育所・小規模保育施設を運営する株式会社「global bridge HOLDINGS」(東京都墨田区、代表取締役社長兼CEO・貞松成)は、2020年12月1日に書籍『AI保育革命 -「福祉×テクノロジー」で人口問題の解決に挑む-』をプレジデント社より出版します。
待機児童問題が解消しつつある保育所で今、何が起こっているのでしょうか。慢性的な人手不足に加え、発達障害や外国籍児童数の増加など、多様化した未就学児期において、その教育を担う幼稚園や保育所に勤務する人材の専門性の向上が求められています。本書は保育業界の抱える問題を紐解きながら、未来の保育について語ります。
■書籍内容
待機児童問題や慢性的な人手不足などに悩まされる保育業界。あい・あい保育園は保育ロボット「VEVO(ビーボ)」やICT(情報通信技術)を活用した保育士の事務負担の軽減により、最も大切な園児とのふれあい時間を増やすなど、旧態依然の保育業界に新風を吹き込んでいます。さらに独自の就学前教育プログラムを実施するほか、キャリアアップ試験や海外研修制度など保育の現場を担う人材の育成も積極的に行っています。
本書で紹介した当社の取り組みや発想は、まさに「未来志向の新しい保育」を実現するためのものです。従来のように、とにかく保育園をつくれば子供が入ってくる時代は終わり、選ばれる保育園をつくることが求められています。
【目次】
第1章 日本の保育業界をめぐる現状
待機児童問題の現状と課題、そこから浮かび上がる保育園運営のビジネスモデルとは。子どもを相手にする保育に正解はありません。しかし、直接的に子どもと対峙する保育士を支援することによって、子どもに与える影響をより良いものにすることは可能です。事業者としてできることは、まさにその点に集約されています。
第2章 保育園の差別化戦略
「今後は幼稚園だけでなく、保育園にも幼児教育が求められていく」その背景には「幼稚園を出ても、保育園を出ても、認定こども園を出ても、卒園したら結局はみんな小学校に行く」という事実があります。実は、どのような幼児教育を受けさせることができるのかは各保育園にゆだねられています。では、具体的に“質の良い保育サービス”とはどのようなものなのでしょうか。
第3章 AI保育の実践
「保育を効率化するなんて、子どもを放っておく発想だ」という反応もあった保育のICT化。保育現場のムリ、ムダ、ムラを改善するためのシステムによって、保育園はどのように変わったのかを紹介します。
第4章 保育ロボ「VEVO(ビーボ)」が担う保育サービス
保育園にロボットを導入した背景、そして保育園に保育ロボ「VEVO(ビーボ)」がいることでもたらされる効果とは。園児・保護者・地域の3つの視点から紹介します。
第5章 保育士のキャリア形成を支援する
「保育のことをきちんと理解している人に園長を任せたい」。例えば、園の課題を発見し、その課題解決に邁進できる人でなければ、よりよい保育サービスを提供できません。そこで当社が行っているキャリア支援の方向性は2つあります。1つ目は独自のインスペクト制度を設けて、管理スキルを測定していること。2つ目は独自のライセンス制度によって保育士としての実力を底上げしていることです。この2つについて詳しく紹介します。
第6章 日本の人口問題を解決するために
夢は「保育の個別最適化」。著者が起業にいたるまでのエピソードを交えつつ、人口問題の解決にむけて、日本の保育政策における5つのことを提言します。
■著者 プロフィール
貞松成
株式会社global bridge HOLDINGS 代表取締役社長兼CEO
1981年長崎県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。大阪総合保育大学児童保育研究科博士後期課程。
学生時代に少子高齢化という人口問題を知り、高齢者による保育が理想的であると考え、2007年に株式会社global bridgeを設立し、千葉県にて無認可保育園(のちに認可保育園へ転換)を開園。2008年にデイサービス(通所介護)を開所し、2010年には、通所介護と事業所内保育(両立支援)を組み合わせた介護と保育の融合事業を考案する。
2014年、保育園運営管理システム「CCS(Child Care System)」をリリースし、ICT事業を開始。同年、障がい児(者)事業を開始し、認可保育園や通所介護施設との複合施設を開始。 2015年に株式会社global bridgeを分社化し、株式会社global bridge HOLDINGSを持株会社として、直営福祉施設を運営する株式会社global child care、株式会社global life careとICT事業を行う株式会社social solutionsの3社体制とした。2017年、保育ロボット「VEVO」の開発に着手。同年、東京証券取引所に上場。
[画像: https://prtimes.jp/i/35311/23/resize/d35311-23-533201-0.jpg ]
■商品詳細
書名:『AI保育革命』-「福祉×テクノロジー」で人口問題の解決に挑む-
仕様:ソフトカバー、208ページ
定価:1,650円(税込)
発売日:2020年12月1日
寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
発行:プレジデント社
【グローバルブリッヂHD 会社概要】
社名:株式会社global bridge HOLDINGS(東証マザーズ6557)
代表:代表取締役社長兼CEO 貞松成
本社:東京都墨田区錦糸1‐2‐1アルカセントラル16F
事業内容:
・保育事業:保育施設の運営(東京・千葉・神奈川・大阪などで72施設)
・介護事業:放課後デイサービス・老人介護施設運営
・ICT事業:保育園運営管理システムの販売
・その他:不動産の賃貸借・研修事業など
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