2022年12月オープンのSEKAI HOTEL Takaoka、まちを盛り上げる合言葉(コンセプト)を発表|富山県高岡市
PR TIMES / 2022年8月10日 10時45分
まちごとホテル「SEKAI HOTEL」の3拠点目が富山県高岡市に2022年12月にオープン。地域住民×観光客×SEKAI HOTELのコミュニティを作り上げる合言葉(コンセプト)を発表。
クジラ株式会社が開発・運営するSEKAI HOTEL(セカイホテル)は現在、3号店となる「SEKAI HOTEL Takaoka」の開発を2022年12月オープンに向けて進めております。地域住民とのコミュニケーションを楽しむ“旅先での出会い”をSEKAI HOTELが演出することで、旅先に初めて訪れる観光客がより深く旅先の日常を楽しめるようになります。
※SEKAI HOTEL Takaoka開発に至る経緯(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000026458.html)
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■まちごとホテルが掲げる「合言葉」とは
SEKAI HOTELでは地域ブランディングの観点から、まちのコンセプトのあり方を追求し続けてきました。しかし、地方のコンセプト事例の多くが地域住民や観光客にとって「何ができるまち(地域)なのか連想できない」ものが多く、わかりづらいものだと感じています。
現在営業中のSEKAI HOTEL Fuse(大阪府東大阪市)では、「大阪下町のテンポ感あるコミュニケーション」「商売繁盛のえびす神社」「創業100年を超える企業も多い商人の街」からヒントを得ることで、2022年より“景気よくいこう”を合言葉として提唱しています。
合言葉を念頭に観光客がコンテンツを楽しみながら、観光客・地域住民・SEKAI HOTELの三者がコミュニケーションを取ることで、まち独自の魅力を共有・共感することができます。
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合言葉によるコミュニケーションは、地域の魅力を享受する体験者の感度を上げるだけでなく、旅先での思い出を他人へアウトプットしやすくする(家族・友人やSNS)側面も持ちます。
■SEKAI HOTEL Takaokaが掲げるのは「やわやわブルー」
SEKAI HOTEL Takaokaでは、富山県高岡市界隈の魅力に飛び込んでもらう合言葉として“やわやわブルー”を掲げます。
かつて、大伴家持が多くの歌を詠いたくなったほどの魅力を持つ雨晴海岸や立山連峰が見られる高岡市。そこには日常生活においても多くの魅力的な青が介在していることに私たちは気づきました。
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息をのむほどの青を放つ雨晴海岸や立山連峰がある地で、長い時間をかけて発展してきた青の街、高岡。
偶然にもブランドロゴマークに青を掲げるSEKAI HOTELが高岡に参入し、「お気に入りの青を見つける」「多彩な青を観て回る」など、青をキーコンテンツとした観光体験を提供します。
■やわやわブルーの意味
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富山県外の人を対象とした「やわやわブルーと聞いて何を連想するか」という事前アンケートにおいても、
・柔らかい青
・優しい青
・ふわふわした青
などの回答を多く得ました。
まちごとホテルであるSEKAI HOTEL Takaokaでは、青のコンテンツを楽しむ体験に始まり、色彩豊かな「繊細さ」と、新しい人や価値観を受け入れる「寛容性」を持つ高岡市民とのコミュニケーションに発展するよう、優しい印象を受けるやわやわブルーを“きっかけの青”として提供します。
一方、“やわやわ”とは「ゆっくり」「ゆったり」「そろそろ」という意味を持つ富山弁でもあります。
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高岡市民の「もっと地元の魅力を発信したい」という想いに対するSEKAI HOTELからの『そろそろ高岡が誇る魅力的な青を発信しましょう』というメッセージでもあります。
また、高岡市民による観光客への「ゆっくり高岡を楽しんでもらいたい」というコミュニケーションのきっかけを生む合言葉でもあり、SEKAI HOTELが目指す、地域住民×観光客×SEKAI HOTEL三者によるコミュニティ形成を促進する合言葉です。
■発起人は創業100年を超える地元企業
今回、SEKAI HOTELとパートナーシップ契約を結ぶのは、100年を超える歴史を持つ地元企業である有限会社大野組。高岡で生まれ育った専務取締役の大野 海(おおのかい)とSEKAI HOTEL代表の矢野と3年にわたるコミュニケーションの末、やわやわブルーの合言葉にたどり着きました。
[大野氏のコメント(有限会社大野組|専務取締役)]
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富山県高岡市で生まれ育ち、100年以上代々引き継がれてきた家業を営んでおります。高岡には、伝統工芸や観光資源もあり、食文化も豊富ですが、昨今、若者の流出による後継者不足やシャッター商店街などが目立つようになり、これからの高岡に不安を覚えるようになりました。そんな高岡を良い方向に進めるための解決策を模索している中、SEKAI HOTELの矢野社長と出会いました。
地域が抱える課題を、観光客×地域住民×SEKAI HOTELが一つのチームとなり、解決しているSEKAI HOTELに興味を持つと共に、未来ある子どもたちの為にもこの高岡の為になにかできないかという気持ちが強くなっていきました。そんな中、「一緒に高岡でSEKAI HOTELやりませんか?」と矢野社長に言われたとき、「やりましょう。」と即答して心が躍ったことが今でも覚えています。
■やわやわブルーを表現したホテルデザイン
SEKAI HOTEL Takaokaでは、地域で有名な書店である文苑堂書店の本店跡地をリノベーションします。
全体的に“柔らかい”“優しい”イメージを受け取っていただくための曲線や色を組み合わせ、空間の中で「青が目に留まる」「青を手に取る」体験を促す青のコーディネートを意識したホテルデザインです。
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客室のタイプはドミトリータイプ(完全個室)、2名部屋、4名部屋を計画中。客室がまち全体に分散するSEKAI HOTELとして、オープン後にも随時客室を増やしていきます。
■あなたのお気に入りの「青」は?
青の街、高岡にはたくさんの印象的な青が日常に潜んでいます。
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▲青を眺める[雨晴海岸]
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▲青に染める[高岡銅器|モメンタムファクトリーorii]
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▲レトロな青に乗る[万葉線]
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▲高岡市は藤子・F・不二雄の生誕地[高岡おとぎの森公園]
■もちろん「青」以外の魅力もたくさん
青はきっかけに過ぎません。高岡には一度訪れただけではまわりきれない数々の魅力が存在します。
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なべ祭(1月)、高岡桜まつり(4月)、高岡御車山祭(5月)、伏木曳山祭(5月)、戸出七夕まつり(7月)、高岡七夕まつり(7月)、北日本新聞納涼花火(8月)、福岡つくりもんまつり(9月)、富山マラソン(10月)など5万人以上が訪れるお祭りやイベントが一年を通じて楽しめます。
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金屋町や山町筋といった歴史を感じさせる街並み、富山湾で獲れた新鮮な海の幸、かつて前田利長公に招かれた七人の鋳物師によって始まった数々のモノづくり、国宝である瑞龍寺など多様なジャンルの魅力が高岡には存在します。
■クジラ株式会社 代表取締役 矢野浩一より
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3年以上にわたって高岡を訪れるなかで、うまく言語化できない現地の魅力を感じていました。美味しい食事や歴史的建造物、雨晴海岸などは高岡にとって当たり前の日常であるものの、「もっと積極的に語っても良いのに」とも常に思っていました。それだけでなく、僕にとって高岡はとにかく居心地が良い。目に見える表面的な景色や魅力だけでなく「この居心地の良さは繊細かつ寛容的な高岡市民にも由来するのではないか?」とパートナーシップ企業である大野組と議論を重ね、今回のやわやわブルーという合言葉にたどり着きました。独特の色彩センスを放ちながらも、派手すぎず居心地の良いゆるさを持つ高岡の魅力をぜひ多くの人に受け取っていただきたいです。
■会社概要
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会社名:クジラ株式会社
代表者:代表取締役 矢野 浩一
設立:2007年11月
所在地:大阪府大阪市北区中崎2-5-18
資本金:10,500万円(準備金含む)
事業内容:リノベーション事業、まちごとホテル「SEKAI HOTEL」、その他不動産・建築業
URL:https://kujira.ltd/
お問い合わせ:https://www.sekaihotel.jp/contact/
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