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自動車整備事業者の顧客管理を支援

PR TIMES / 2022年6月3日 11時45分

車載アフターサービスプラットフォームの実現を目指すビズピット株式会社

車載アフターサービスプラットフォームの実現を目指すビズピット株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:小野健一)は、自動車整備事業者がデジタル技術を使った顧客管理・分析を行うための支援を開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/63448/29/resize/d63448-29-17488318df72d3bd22dc-2.jpg ]


車載アフターサービスプラットフォームの実現を目指すビズピット株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:小野健一)は、自動車整備事業者さまがデジタル技術を使った顧客管理・分析を行うための支援を開始しました。

顧客管理は、顧客属性情報を一元管理、分析を行うことで顧客のニーズを把握するための施策です。自動車整備事業者としても、顧客管理は必要な取り組みとなります。


顧客管理とは?

顧客管理は、顧客の「氏名」「住所」「売上」などの基本情報を一元的に管理・分析し、単に情報を管理するだけではなく、そこから顧客が抱えているニーズや特徴を把握することで、効率的に利益を増加させるための施策に繋げるものです。

そのため、顧客管理では顧客情報を登録した後、購買履歴やマーケティング施策に対する反応などを確認し、施策をアップデートします。

顧客管理が普及した背景としては、デジタル技術の発展で手軽に扱えるツールが増えたことも要因として挙げられます。


ツールを活用した効率的な顧客管理

顧客管理の基本は「顧客に関する定量・定性データの一元管理」「データ分析から利益改善のための効果的な施策実施」であり、Googleスプレッドシートなどの無料ツールを使って行うことも可能です。

1) 顧客管理ツールでできること
前述の通り、顧客管理はGoogleスプレッドシートなどの機能でも十分カバーできます。

専用のCRMツールを使えば「メール配信機能」「各種フォーム生成機能」「外部サービスとの連携機能」なども利用可能です。メール配信機能はデータ分析と併用することで、自動車整備工場の利用に意欲的な層に対し、より効果的な施策を打つことができます。

メール配信に合わせて、資料請求やアンケート機能などを持たせることができるフォーム生成機能を活用すれば、問い合わせに繋げたり、自社のサービスに顧客の声を反映させたりできるでしょう。

2) 効率的な顧客管理が重要な理由とは?
顧客情報分析の他にも、名刺や請求書など、紙のアナログ媒体で管理していた顧客情報をデジタル媒体で管理し、効率的な顧客管理が重要となってきます。

そもそも、自動車整備業界は紙で情報を管理しているケースが多いのですが、紙の資料は保管にスペースが求められ、情報の参照やデータ分析に労力も必要です。そこで、ツールを活用して顧客情報を管理すれば業務効率化やマンパワーの削減が可能となり、収益改善に繋げられます。


顧客情報の分析方法



[画像2: https://prtimes.jp/i/63448/29/resize/d63448-29-ed77d806e4350073648a-1.jpg ]


顧客管理ツールを使って整理したデータは、さらに分類し、分析することで効果的に活用できます。代表的な分類・分析方法は「デシル分析」「RFM分析」「セグメンテーション分析」などです。

1) デシル分析
デシル分析とは、顧客の購買データを10のグループに分けて、顧客ごとのロイヤリティを算出する方法です。分析方法は、自社の顧客を使用金額ごとに10等分し、「自動車整備店全体の売上 ÷ 各グループの合計金額」で、グループごとに自社の売上の何割を占めているのかを割り出せば完了します。

デシル分析はシンプルな計算方法ですので、初心者でも実施できます。データ分析に不慣れな場合は、まずデシル分析から始めてみましょう。

一方で、「単純ゆえに分析の精度が低い」「長期間の売上データを用いると、ロイヤリティが低い顧客も上位グループに入る可能性がある」などがネックとなります。売上データから顧客を分類し自社の施策に活かしたい場合は、以下のRFM分析を活用すると、より正確にデータ分析することが可能です。

2) RFM分析
RFM分析とは「Recency(最終利用日)」「Frequency(利用頻度)」「Monetary(累積利用金額)」の頭文字を取った分析方法で、デシル分析以上の詳細な分析を行うことができます。

RFM分析の特徴は「Recency(最終利用日)」の概念が入っていることです。それにより、「過去に一度だけ高額利用をした顧客と、最近高頻度で利用しているものの累積金額は低い顧客が同一グループに振り分けられる」といった問題が発生することはありません。

ただし、顧客をランクごとにグループ分けする際、「Recencyはどのくらいの期間に設定するのか?」「FrequencyやMonetaryは?」など、慎重に分類方法を検討する必要があります。

3) セグメンテーション分析
セグメンテーション分析とは、ユーザーの利用金額ではなく属性ごとにグループ分けを行い、市場を分析する方法です。セグメンテーション分析で用いる変数は、以下に記載のものとなります。

・ジオグラフィック変数(地理的要因)…商圏の気候・人口密度・交通・地理的要因
・デモグラフィック変数(人口動態)…ターゲットの年齢・性別・家族構成・収入などの属性
・サイコグラフィック変数(心理的要因)…ターゲットの価値観や趣味趣向
・行動変数…ターゲットの考え方やサービス利用に至るまでのプロセス

セグメンテーション分析によって自社の商圏内に存在する顧客属性を正確に把握することで、適切なマーケティング施策が打てます。セグメンテーション分析を行う際には、「Rank(優先順位)」「Realistic(規模の有効性)」「Reach(到達可能性)」「Response(測定可能性)」の4Rも用いて、適宜分析したデータの妥当性を検証しましょう。

商圏分析については同ブログ内の別記事でより詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。


分析した顧客情報を自動車整備事業に活かすためには?

RFM分析を行った顧客データを活用すれば、見込み顧客を優良顧客に育成し、サービス利用に繋げる施策が可能です。見込み顧客ごとの行動分析データも活用し、適切なタイミングで顧客が必要としていると思われるメール配信などを行います。

優良顧客が選定できれば、利用金額の高い顧客向けのサービス考案(新サービスの優先紹介、無料洗車等)なども検討できるでしょう。優良顧客は売上獲得に要する費用が少なく顧客単価も大きいため、利益改善が見込めます。

■ 他のツールと連携したデータ活用を行う
CRM上で管理している顧客データは他のツールと連携することで、自社のビジネスをさらに加速させられます。

顧客情報のデジタル管理手法として挙げられるのは、請求書等のアナログデータをデジタル化するためのOCRツール利用や、新しくデジタルで顧客データを収集するために無料で利用可能なSquareの採用などです。Squareについては、過去のプレスリリースにてより詳しく解説しています。


ビズピットが新たに開始するサポート・サービス

顧客管理を行い、自社の顧客情報からデータ分析を行えば、新規事業の開発や既存サービスのブラッシュアップに繋げられます。自動車整備業界には、自動車整備士不足や自動車整備業務の高度化などの課題がありますので、自動車整備店としても積極的にツールを使って顧客管理を行い、効果的なマーケティング施策を打つ必要性があるのです。

基本的な顧客管理は無料ツールでもできますので「顧客管理は難しそう」と気負わずに、まずは簡単なところから実施してみましょう。

ビズピット株式会社でも、自動車整備事業者の皆さまがデジタル技術を使った顧客管理・分析を行うための情報提供・仕組み構築を行います。

初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/63448/table/29_1_06cb712e1f0f92b9fc4f72581d351954.jpg ]




過去のプレスリリース

自動車整備事業者がOBD(車載式故障診断装置)関連の制度や技術の変化に対応するためのサポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000063448.html

自動車整備事業者が事業承継を行うための支援を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000063448.html

自動車整備事業者が外国人材を採用するための支援を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000063448.html

EVのアフターサービスのサポートを行うプラットフォームの構築をスタート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000063448.html

自動車整備事業者が情報の電子化を行うためのサポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000063448.html

自動車整備事業者が輸出車マーケットで新規事業を行うための支援を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000063448.html

自動車整備業者が受けるべき「認証」とは?|特定整備認証やテュフ認証についても解説
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000063448.html

ビズピット株式会社、自動車整備業界の現状と今後の展望をまとめたホワイトペーパーの無料配布を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000063448.html

整備事業者のSquare(スクエア)導入サポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000063448.html

今後の中古車市場の変化を考慮し、車両整備事業者向けに価値算定・品質保証のサポート業務を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000063448.html

MaaS社会の到来に備え、事業場の建築構造の再検討・予防整備基盤の構築サポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000063448.html

自動運転社会における保険商品の変化を見据え、車両整備事業者向けの整備データの活用支援を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000063448.html

カーボンニュートラルへの対応を考慮した補助金獲得の支援を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000063448.html

商圏分析・各業界との連携サポート業務を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000063448.html

ASV車の普及で必須となるエーミングに関連するサポート業務を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000063448.html

整備業務のIT化等最新技術を導入したい整備事業者様向けのサポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000063448.html

車検のICカード化データの利活用アイデアを検討する取り組みを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000063448.html

車両整備販売店のつながりを強化するための新たな取り組みを開始
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車両整備店関連の補助金申請サポートを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000063448.html

阪神間初の車両販売/整備店に特化したアフターサービス基盤構築の新会社設立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000063448.html


[画像3: https://prtimes.jp/i/63448/29/resize/d63448-29-3d3f3fb5e1d9a0aaac44-0.jpg ]



【会社概要】
会社名:ビズピット株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目3-24-N426
代表者:小野健一(代表取締役)
事業内容
・モビリティに関する事業の開発業務
・出版物及び映像媒体の企画、制作及び販売業務
・モビリティに関する経営コンサルティング及びマーケティング業務
・ベンチャービジネス及び企業再編への資本参加
・モビリティ事業媒体の企画、構築及び管理業務
・上記に附帯又は関連する一切の事業

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