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検査時間を50%短縮させるプラットフォームを搭載したMRI「Ingenia Elition 3.0T」(インジニア エリシオン3.0テスラ)発売*1

PR TIMES / 2018年4月5日 12時1分

MRI検査に高画質と検査スピードの革新を巻き起こす新型MRI装置

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2025年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。



フィリップスでは、本日より新型3.0T(テスラ) MRI装置(磁気共鳴画像装置)「Ingenia Elition 3.0T」(販売名: フィリップス Elition 3.0T、認証番号: 230ACBZX00009000)の販売を開始します。「確信が持てる画像診断、さらなる高速化の実現、検査ストレスからの開放」のコンセプトを実現させ、フィリップスは新たなソリューションを提供します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/31/resize/d19698-31-558803-0.jpg ]


フィリップスは画質向上のためのハードウェアの開発を常に続けてきました。今回発売するIngenia Elition 3.0Tは、新たに開発されたハイパフォーマンスグラジエントを搭載し、RFコイル*2と受信系システムなどMRIシステム全体のデジタル化を可能とするdSync technology (ディーシンクテクノロジー)のプラットフォームによりさらなる質の高い検査を提供します。ハイパフォーマンスグラジエントが搭載されたIngenia Elition 3.0Tは、次世代の高速撮像技術であるCompressed SENSEとの組み合わせにより50%*1以上の撮像時間の短縮を実現するとともに、同じ撮影時間で今まで以上の高空間分解能化を図ることが可能となり、診断に確信が持てる画像を提供します。


さらに、寝台上のComfortPlus Mattress(コンフォートプラスマットレス)は、ドイツの寝具メーカーと共同開発し快適性を追及しました。映像と音楽によるリラックスした環境で検査を受けることを可能とするIn-bore Experience (インボアエクスペリエンス)により、患者様を検査中のストレスから解放します。
フィリップスの新しいポートフォリオとして登場したIngenia Elition 3.0Tは、臨床検査はもちろん臨床研究、そしてMRI検査に関わるすべての人をシームレスに結びつけるMR装置として、幅広いニーズに販売をいたします。


Ingneia Elition 3.0Tの特長
1. 確信が持てる画像診断
新たに開発され緻密に計算されたコイルデザインとダイレクトクーリングにより、渦電流の発生が改善された新しいグラジエントシステムは、信号低下の軽減および短時間撮影を実現するとともに、高空間分解能撮像時のブラーリング低減を可能にしました。従来とくらべて60%*3の空間分解能の向上、拡散強調画像のコントラスト分解能を70%*4向上することが可能です(図1)。

2. さらなる高速化の実現
MRI検査における高速化撮像技術において、フィリップスは20年の実績を持つSENSEと、Compressed sensingを統合させた次世代の高速撮像技術Compressed SENSEで50%*1以上の高速化を実現します(図2)。頭部、腹部、整形、心臓領域における解剖情報を得るための撮像およびダイナミック撮像、さらには2D、3D撮像など、ルーチン検査での幅広いニーズに対しシームレスな対応を実現します。新しいグラジエントシステムとCompressed SENSEの組み合わせはデータサンプリングに正確性と効率性をもたらし、高い次元で短時間撮影と高空間分解能の両立を実現します。

3. 検査ストレスからの開放
検査中の寝台上の快適性を追及したComfortPlus Mattress、検査進行のガイダンスをおこなうAutoVoice、静音と画質の最適なバランスを可能にしたComforTone、そして撮像と連動した映像システムIn-bore Solutionにより、不安や苦痛など検査中の患者様の様々なストレスを軽減します。そのため、動きや中断による再撮像が70%*5減少します。

*1 : I Compressed SENSE を使用しIngenia 3.0T Omega HPと比較した場合
*2  : RF(radio frequency)コイルとは 人体の信号を受信するための検出器です。
*3 : Ingenia 3.0Tでのフィリップススキャンと比較した場合
*4 : Compressed SENSEなしのフィリップススキャンと比較した場合
*5 : In-bore Experience Solutionを使用してデンマークのヘアレウゲントフテ大学病院で
    実施された臨床的顧客調査に基づく

図1. 新設計グラジエントシステムによる高空間分解能画像と拡散強調画像
[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/31/resize/d19698-31-134917-1.jpg ]


図2. Compressed SENSEによる撮像時間短縮例
[画像3: https://prtimes.jp/i/19698/31/resize/d19698-31-797349-2.jpg ]


フィリップスについて
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2016年の売上高は174億ユーロ、オランダを拠点に全世界に71,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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