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ヘルスケアビジネスを極めたフィリップスだけが提供可能なヘルスコンティニウムの全領域を網羅したヘルスケアAIヘルススイート・インサイト開始について

PR TIMES / 2018年5月10日 11時1分

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2025年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケアプロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をブランド・コンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めています。

このたびフィリップスでは、世界で他に例をみない、ヘルスケア分野全領域(健康な生活、予防、診断、治療、ホームケア)におけるアナリティクスとAIの導入促進を加速する、インサイト・マーケットプレイス( Insight Marketplace )を備えた、ヘルススイート・インサイト(HealthSuite Insights)の提供を世界に先駆けて開始いたしましたのでお知らせします。




フィリップスのアダプティブ・インテリジェンス
フィリップスはヘルスケア・テクノロジーのリーディングカンパニーとして、AIを積極的に活用し、ヘルスケア・オペレーションの効率化と診断支援等のソリューションの開発を加速させています。
その背景として、1.高齢化、2.高齢化に伴う医療費増大、3.医療を含むヘルスケアの非常率さと、4.医療従事者不足があり、そして医療費増大を解決するためにも、5.アウトプットベース(患者の医療アウトカム)への報酬制度への転換、が挙げられます。
これらの背景は日本に限ったことではなく、世界的な課題でもあります。例えば、EUではGDPの10%が医療に使われており、その70%~80%は慢性病疾患に費やされています。さらに、WHOは、2035年には1,290万人の医療従事者不足を予測しています。
フィリップスのAI活用はヘルスケアソリューションに特化し、長い年数をかけて培ってきた医療機関等とのビジネスと連携を通じて得た経験と知見・洞察の上にAI技術を取り入れています。
これを「アダプティブ・インテリジェンス」と呼び、AI活用による課題解決領域の広さに特徴があります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/33/resize/d19698-33-549919-0.jpg ]


世界でフィリップスだけが提供する「患者主体」(下段2つ)のヘルスケアAIが網羅する可能性
AIは、機械学習とディープラーニングがそれぞれ関連をもって問題解決方法を導き出します。
フィリップスは、医療現場やパーソナルヘルスにおいてもAIが重要な役割を果たすと考えています。
一連のヘルスケアプロセスでAIを活用することで、大量のデータをアクショナブル・インサイト(すぐに活用できる洞察)に変換できるという可能性があります。このような洞察が実現すれば、臨床医、病院の管理者、患者、ならびに健康な人々は低コストで優れたアウトカムを得ることができます。
フィリップスは4つの観点でAI適用の可能性を考えます。

・医療従事者による迅速な診断のためのサポート
AIを活用することで、データからインサイトを読み取り、医療データとさまざまな患者情報を組み合わせることによって生まれるクリニカルディシジョンサポートは、高品質な医療を提供することができます。

・効率的な病院経営のための医療ワークフローの最適化
AI対応のソリューションでデータから洞察が得られれば、臨床医は計画、手順、時間など、ワークフローを最適化できる他、適切な患者に適切な検査を行えるようになります。部署レベルおよび企業レベルにおいては、大量のデータを取捨選択できるAIの能力は、病院の管理者が業務成績の最適化、生産性の向上、既存資源の活用などを実現するうえで大いに役立ち、時間やコスト節約にもつながります。

・患者主体の健康管理
患者、すべての人々は自ら健康管理を行うことができるようになります。
AIを在宅医療と健康生活のソリューションに組み込むことで、病院外であっても健康を管理する機会は飛躍的に増えます。私たちは必要時にこのようなシステムから適切なアドバイスを受けることができるようになり、自身の健康を正しく管理することができます。

・ポピュレーションヘルスマネジメント
臨床の意思決定サポートを患者の自己管理と組み合わせることにより、ポピュレーションヘルスマネジメントにつながります。医療従事者は、患者集団の予測的洞察に基づき予防医療を実施し、健康リスクを低下させ、結果的に不必要な費用を削減することができます。
*ポピュレーションヘルスマネジメント・・・行動/生活習慣、臨床的・経済的アウトカムを向上させることを目的に、健康の連続体を通して、ケアの調整により集団全体の健康状態を向上させることを目的としたアプローチ。

アダプティブ・インテリジェンスは、フィリップスだけで実現できるものではありません。データサイエンスプラットフォーム、HealthSuite Insight(ヘルススイート・インサイト)を使用することにより、医療従事者やパートナー企業と協力することで、お客様が必要としているAIをご提供できるようになりました。もちろん、医療や個人の機密性の高い情報を扱うため、継続的なセキュリティの強化にも注力しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/33/resize/d19698-33-176666-1.jpg ]


ヘルススイート・インサイト
データサイエンスプラットフォーム「HealthSuite Insight」(ヘルススイート・インサイト)の特長は、医療従事者、データサイエンティスト、ソフトウェア開発者がひとつのチームとなり、AI開発を行い、あらゆるシステム環境に対応し、そして、フィリップスが提供するサービスだけではなく、サードパーティが提供するサービスをThe Marketplace (マーケットプレイス)に公開できることです。
これらのことにより一連のヘルスケアプロセスにおけるAIの創出を可能にしています。
グローバルの事例としてはすでに、過去のデータから得られた知見とフィリップスのアダプティブ・インテリジェンスを活用し、ワークフローの改善や画像診断をサポートするソリューション、画像診断装置のデータをリアルタイムで確認することにより、稼働率の向上をサポートするソリューションなどを提供しています。
フィリップスは、一連のヘルスケアプロセスとAIソリューションを組み合わせることにより、医療従事者のみなさま、患者様、全国の各地方自治体などとの連携を強め、すべての人々の生活の向上に貢献したいと考えます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19698/33/resize/d19698-33-586730-2.jpg ]


フィリップスについて
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケアプロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2016年の売上高は174億ユーロ、オランダを拠点に全世界に71,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/

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