清水はるみ展「The Plants in the Voynich Manuscript」のご案内
PR TIMES / 2019年7月30日 17時40分
~2019年8月1日(木)~31日(土)~
さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開する株式会社アマナ(本社:東京都品川区、代表取締役社長 進藤博信、以下「アマナ」)において、“LIVING WITH PHOTOGRAPHY”をコンセプトに、雑誌、写真集、展示など様々なアプローチでアートフォトとの接点を創出してきた『IMA』。そのアートフォト専門ギャラリー「IMA gallery」にて、清水はるみの個展「The Plants in the Voynich Manuscript」を開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/40283/42/resize/d40283-42-538772-0.jpg ]
『The Plants in the Voynich Manuscript』 (2019)
(C) Harumi Shimizu
旅を重ねながら、そこに暮らす人々の生活や歴史文化を独自の視点で切り取り、それらを新しい文脈で再構築してきた清水はるみ。近年も依然として旅先でのスナップ(制作)を続ける一方で、ランダムなモノを巧妙に組み合わせたユニークなスティルライフの制作においてもその表現の幅を拡げています。
その両方の延長線上にある「The Plants in the Voynich Manuscript」は、古文書『ヴォイニッチ手稿』をテーマにした新作です。暗号めいた文字と不可思議な植物や天文図の挿絵で構成されたこの本は、1912年にアメリカの古物商ウィルフリッド・ヴォイニッチによって発見された一冊。約100年にわたって多くの学者や専門家が解読を試みましたが、いまでも著者もタイトルもすべて謎に包まれています。清水は本書をインスピレーションの源とし、現代の植物を撮った写真に加工を施すことで、あたかも本書の中に描かれた架空の植物が実在するかのような写真を作り上げました。この世界のどこかに、私たちの知らないパラレルワールドが存在するのかもしれない ――― 観る者にそう感じさせる、フィクションと現実が奇妙に交錯するイメージ群は、多くの想像の花を咲かせるでしょう。
展覧会概要
清水はるみ展
「The Plants in the Voynich Manuscript」
会 期 : 2019年8月1日(木) ~ 8月31日(土)
時 間 : 11:00~19:00 (日曜・祝日休)
会 場 : IMA gallery (住所:〒140-0002 品川区東品川2-2-43 T33ビル1F)
https://amana.jp/company/shops-galleries/imagallery.html
入場料 : 無料
問合せ : TEL/ 03-3740-0303、E-Mail/ imagallery@imaconceptstore.jp
《オープニングレセプション》
8月1日(木)19:00~21:00 @IMA gallery(天王洲)
アーティスト参加予定
作家ステートメント
1912年、アメリカの古物商ウィルフリッド・ヴォイニッチがイタリアの修道院で一冊の古文書を手に取った。それは未知の言語で書かれ多数の奇妙な挿絵に彩られた、他に類を見ないものだった。公開されてから現在に至るまで100年以上にわたって、各国の言語学者をはじめとした多くの人々が解読に挑み、暗号説、人工言語説、古語説、錬金術師によるデタラメ説など様々な可能性が示唆されてきたが、未だ完全な解読には至っていない。このヴォイニッチ手稿の約半分を占める植物の章は、いずれも詳細な説明らしい文章と共に細かく描き込まれているが、実在は確認できず想像上のものとされている。誰が、何のために、架空のものの説明にこんな労力を割いたのか?
本作ではそれらの植物のうちいくつかをモデルにして写真を合成し、現代のシチュエーションの中に紛れ込ませた。フェイクを疑われるまでもなく、これらが作られた写真であることは明らかだ。花と葉のありえない組み合わせ、形、不気味な根。しかし部分だけ見れば既存の種に似た特徴を持つものもある。およそ30万種とも言われる植物の世界では日々人工的に新種が作り出され既存の種もゆるやかに姿を変えており、未開の領域や過去や未来に似たような種が存在する可能性もないとは言い切れない。時空間の範囲を広げるにつれ、想像と現実の生物の境界は揺らいでくる。こういった、何の役にも立たない想像を否定しない大らかさがあってもいいのではないだろうか。
作家プロフィール
清水はるみ
1989年生まれ。2012年お茶の水女子大学卒業。
主な個展に、「OPEN FRUIT IS GOD」(2015年/gallery blanka)、「icedland」(2014年/Place M)、「水の骨」(2013年/Place M)。主なグループ展に「New Japanese Photographers 日本の新進写真家たち vol.2」(2015年/代官山ヒルサイドフォーラム)。2016年、パナソニック株式会社 / LUMIX特別協賛のもと、IMAプロジェクトが開催している「LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #4」に出展。
▼アートフォトの専門ギャラリー「IMA gallery」
https://imaonline.jp/imaproject/ima-gallery/
IMA galleryのコンセプトは “LIVING WITH PHOTOGRAPHY”。アートフォトのある暮らしをもっと身近に楽しむためのスペースとして、2014年に東京・六本木にオープン、2017年に品川・天王洲に移転しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/40283/42/resize/d40283-42-801513-1.png ]
若手写真家のための活躍の場を創出する“IMAプロジェクト”の一つとしてスタートして以来、所属作家を中心に、国内外の若手日本人写真家による展覧会や、アーティストやクリエイターを招いたトークショーを実施するなど、アートフォトを多角的に楽しみながら学べる機会を提供しています。 “IMAプロジェクト”は写真雑誌『IMA』の刊行や、WEBSITE『IMA ONLINE(https://imaonline.jp/)』のメディア事業も展開し、多方面から好評をいただいているアマナグループのアートフォトプロジェクトです。また併設のカフェ「IMA Cafe」(http://ima-cafe.com/)では、厳選されたこだわりのコーヒーもお楽しみいただけます。
~「ビジュアルコミュニケーションで世界を豊かにする。」アマナは今年、40周年を迎えました~
株式会社アマナ 会社概要
代表者 : 代表取締役社長 進藤博信
所在地 : 東京都品川区東品川2-2-43
設 立 : 1979年4月
資本金 : 10億9,714万円
証券コード: 東証マザーズ2402
売上高 : (連結)222億90百万円 ※2018年度12月期実績
従業員数 : (連結)1,022名 ※2019年1月1日現在
事業内容 : ビジュアルコミュニケーション事業
URL : https://amana.jp/
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