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アプリゲームユーザーのゲーム以外のアプリ利用。7割以上がYouTubeを利用

PR TIMES / 2020年9月15日 15時45分

プレイするゲームタイトルによって利用アプリに違った傾向

弊社ではゲームアプリの動向を日々ウォッチしています。今回はそのゲームアプリをプレイしているユーザーが、ゲーム以外のどうのようなアプリを実際に利用しているのかを調査しました。そのデータからゲーマーのアプリ利用の動向を見ていきたいと思います。



株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。ゲーム市場の動向がわかる月次レポート【Monthlyゲーム・トレンド・レイティング】を毎月刊行しているほか、自動取得したアプリの利用ログを使ったマーケティングデータサービス【iGage】の運用などのサービスの提供を行なっております。モバイルアプリ調査レポートでは実際にiGageを使用し、モバイルアプリの"今"を分析しています。

iGageではゲームアプリの動向を日々ウォッチしていますが、今回はそのゲームアプリをプレイしているユーザーが、ゲーム以外のどうのようなアプリを実際に利用しているのかを調査しました。そのデータからゲーマーのアプリ利用の動向を見ていきたいと思います。

iGageの詳細はこちら ⇒ https://www.gameage.jp/igage/

[画像1: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-252446-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-206918-1.png ]

■ 7割以上のアプリゲームユーザーがYouTubeアプリを利用している
以下は8月17日週のゲームアプリのアクティブユーザー数上位20タイトルです。【表1.】

この20タイトルが同じ8月17週で利用したゲーム以外のアプリを見ると、最も多いのは「YouTube」で76.6%と、7割以上が利用していることがわかります。

次いで「Twitter」43.9%、「Instagram」36.9%と、約4割程度のSNSアプリの利用が見られました。【グラフ1.】
[画像3: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-843460-2.png ]

■ Twitterアプリはゲームタイトルによって利用率に違いがある
では、ゲームタイトルごとのゲーム以外のアプリの利用を見てみます。

YouTubeの利用率をゲームタイトルごとに見てみると、いずれも利用率は高いことがわかります。最も利用率が高いのは『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』ユーザーで、9割以上が利用しています。また、利用率が低いものだと『LINE POP2』ユーザーですが、それでも6割を超える利用となっています。【グラフ2.】

次に多かったTwitterでは、ゲームタイトルによって利用率のばらつきが見られます。利用率が高いのは『ディズニー ツイステッドワンダーランド』ユーザーで85.3%、『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』ユーザーで83.9%でした。【グラフ3.】

前回の調査結果のように(https://www.gameage.jp/release/report/index_018.html)『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のユーザー行動からもわかるように、話題性が高くファン同士の交流が積極的なタイトルではTwitterの利用が活発なようです。一方で、最も利用率が低いのは『LINE POP2』ユーザーで24.8%。YouTubeの利用率は高かった『LINE POP2』ユーザーですが、Twitterの利用はあまり積極的ではないようです。

また、同じくSNSアプリのInstagramの利用を見ると、Twitterよりも高いのはパズルゲームタイトルとなっていました。

YouTubeは、いずれのタイトルのユーザーでも利用率は高い傾向ですが、Twitterはゲームタイトルによって利用の傾向が違っています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-637609-3.png ]

■ ゲームアプリの利用ユーザー構成でゲーム以外の利用アプリに違い
続いて、21.1%が利用していたスマートニュースのアプリをゲームタイトル別で見てみます。『LINE ポコポコ』『トゥーンブラスト』『LINE POP2』『LINE バブル2』ユーザーでは、2割以上の利用が見られます。【グラフ4.-1】

これらのユーザーの年齢構成を見ると、いずれも女性40~50代のユーザー割合が多いアプリゲームであることがわかります。一方で、利用率が低い『Fate/Grand Order』ユーザーは男性20代が多く、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』『刀剣乱舞-ONLINE- Pocket』ユーザーは女性10~20代が大きな割合を占めています。【グラフ4.-2】

スマートニュースのアプリは主に40代以上の女性ゲーマーの利用が多く、男性や若年層のユーザーが多いタイトルでは利用率は下がることがわかります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-950516-4.png ]

また、19.8%が利用をしていたマクドナルドのアプリで2割以上の利用率があるゲームタイトルの年齢構成を見てみると、こちらもユーザーに傾向が見られます。いずれも20~50代の女性がユーザーであるゲームタイトルであることがわかります。【グラフ5.-1】【グラフ5.-2】

マクドナルドのアプリはゲームアプリユーザーの中でも、主に子育て世代の女性が多いゲームタイトルで利用者が多いことがわかります。
[画像6: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-731210-5.png ]

このように、ゲームユーザーは一般ユーザー同様、YouTubeをはじめとした多くのアプリを日常的に使っていることがわかりますが、プレイしているゲームタイトルによって利用は様々です。タイトルごとのユーザーが、どのような人たちなのか、また、ライフスタイルの中でどのようなコミュニケーションをとっていて、どんなニーズがあるのか等をさらに詳細に分析することにより、ライフスタイルを通じたゲームの認知拡大、また、ゲームを通じた新たなライフスタイルの提案などができるのではないでしょうか。

[画像7: https://prtimes.jp/i/39514/52/resize/d39514-52-995567-6.png ]


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