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全国849万戸の空き家問題解決に取り組む新プロジェクトを始動、明海大学 中城康彦教授が技術顧問に就任

PR TIMES / 2020年3月12日 11時55分

~全国の空き家所有者と不動産業者や行政をテクノロジーの力で繋ぐ~

リアル×テクノロジーの力で不動産投資と資産運用を身近に、スマートに届けるFANTAS technology株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「当社」) は、この度、明海大学の中城康彦教授をお迎えし、空き家問題の早期解決に向けて、空き家利活用プロジェクトを始動することをお知らせいたします。



これまでも当社は、空き家再生事業「FANTAS repro(ファンタスリプロ)」や不動産投資型クラウドファンディングサービス「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」を通じて、社会問題である空き家問題の解決に取り組んできました。

この度、空き家問題の本質的な課題解決を目指し、全国の空き家に悩む所有者と不動産業者や行政をテクノロジーの力で繋いで、所有者に最適なコンサルティングを行う新プロジェクトを始動、全国849万戸の空き家問題解決への取り組みを加速します。


■背景

[画像1: https://prtimes.jp/i/23490/58/resize/d23490-58-370792-0.png ]

増え続ける空き家は2018 年現在で849万戸(※)、空き家率は13.6%にものぼり、日本の大きな社会問題となっています。空き家増加の要因として、人口が減少し続けているにもかかわらず、新築住宅の供給数はそれほど変化していないことがあげられます。

また、世帯数と住宅数の比較で見てみると、日本の総世帯数は約5,400万世帯(2018年10月1日時点)、一方で住宅総数は6,241万戸と、世帯総数よりも住宅のストック数が約16%も上回っており、住宅のストック数が積み上がり続けているのが現状です。

当社は2015年から空き家の再生に取り組んでいますが、築年数の経っている物件は金融機関からの資金調達が困難であること、地方物件は需要の喚起が相対的に困難なこと等の課題があり、社会全体における空き家の増加割合に対し、当社の空き家再生件数は限定されていました。


■空き家問題の解決に取り組む新プロジェクトについて


空き家再生件数のさらなる拡大を目指し、当社は、2018年10月から不動産投資型クラウドファンディングサービス「FANTAS funding(ファンタスファンディング)」を運営しています。FANTAS funding(ファンタスファンディング)によって再生され、市場に流通した空き家の件数は2018年と比較して約1.7倍と大幅に増加しました。一方で、空き家問題解決のスピードをさらに早めるためには、既存サービスの継続だけでなく、不動産業界への深い知見を基に最新のテクノロジーを活用した新たな取り組みを開始することが必要であるとの結論に至りました。

そこで、国内大学唯一の不動産学部で空き家問題を研究する明海大学の中城教授を新プロジェクトの技術顧問としてお迎えし、首都圏だけではなく、全国の空き家に悩む所有者と不動産業者や行政をテクノロジーの力で繋ぎ、所有者に最適なコンサルティングを行う新プロジェクトを始動することになりました。


■技術顧問 中城 康彦 教授 コメント

[画像2: https://prtimes.jp/i/23490/58/resize/d23490-58-127072-1.png ]

日本の住宅は住む場所として、木や紙や土を使って造る共生・循環型の仕組みを持っていました。戦後経済の成長や持ち家政策の推進などを背景として住宅は“資産”としての側面が強くなり、個々の所有者が支配する“囲い込み“が顕著となって孤立し、結果として空き家という” 行き止まり“に直面することになりました。

この“行き止まり”を解消し、新しい共生・循環型の仕組み、いいかえると、“つながり”を取り戻すためには、AIの活用が有用です。時間・空間・人間を新たなステージでつなぐ仕組みの構築を通じて地域の活性と社会の安寧を目指します。

【略歴】
国土交通省の「中古住宅流通」に関する委員会で座長を務めるなど、不動産学・業の課題解決に取り組む。著書は『建築プロデュース』(単著)、『CRE戦略 企業不動産を活かす経営』(共著)、『建築再生学』(共著)などがある。博士(工学)。一級建築士・不動産鑑定士・FRICS(UK)の資格を保有。
【学歴】
1977年 名古屋工業大学建築学科卒業
1979年 名古屋工業大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻修了
【職歴】
1979年 建築設計事務所勤務
1983年 不動産鑑定機関勤務
1988年 米国不動産開発投資会社勤務
1992年 株式会社 スペース フロンティア設立
1996年 明海大学 不動産学部 専任講師
2003年 明海大学 不動産学部 教授
2004年 ケンブリッジ大学土地経済学部客員研究員(2005年まで)
2012年 明海大学 不動産学部長 不動産学研究科長


■今後の展望

[画像3: https://prtimes.jp/i/23490/58/resize/d23490-58-106810-2.png ]


 今回の新プロジェクトでは、中城教授の長年の研究データや豊富な知見、当社の「FANTAS repro(リプロ)」や「FANTAS funding(ファンディング)」で培った実業ナレッジ、そしてAI(人工知能)を駆使した投資用不動産の価値・見える化サービス「FANTAS check(ファンタスチェック)」のAI開発ナレッジを掛け合わることで、全国規模での戸建てや空き家の価値算出における新しい仕組みづくりを目指すとともに、地方創生への一助を担うべく取り組んでまいります。


■FANTAS repro(リプロ)とは
増え続ける空き家は現在849万戸に到達し、社会課題となっています。弊社ではこの空き家問題の解決に向けて老朽化した住宅を再生して販売しています。
URL:https://fantas-repro.com


■FANTAS funding(ファンディング)とは
最短3ヵ月からの運用期間、1口1万円からオンライン上で不動産事業に投資し、賃貸または売却からの収益に基づいた分配が受けられるサービスです。弊社がプロジェクト全体の約20%程度を劣後出資することで、不動産の価値が低下した場合でも、劣後出資分までであれば、投資家の投資元本が守られる仕組みを構築しております。

また、当社は不動産特定共同事業法に基づく事業の許可、及び電子取引業務の認可を取得しているため、クラウドファンディングの仕組みを通じて、オンライン上で投資を完結いただくことが可能となっております。なお、弊社では空き家再生のための資金調達のためにFANTAS funding(ファンタスファンディング)を活用しています。
URL :https://fantas-funding.com


■FANTAS check(チェック)とは
AIを駆使した投資用不動産の価値・見える化サービスです。 誰もが適正価格を瞬時に知ることが出来るマーケットを目指します。AIを活用してリアルタイムに査定価格を算出し、売れる「適正価格」ですぐに買取します。不動産業界の問題点である「売るときは安く、買うときは高い」という、お客様と不動産業者の溝を解消するために生まれたサービスです。
URL:https://fantas-check.com
利用料:無料


【会社概要】
社名   :FANTAS technology株式会社
本社 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者  :代表取締役 國師康平
設立  :2010年2月22日
資本金 :1億円
事業概要 :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
 ・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
 ・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
 ・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
 ※Online Merges with Offline(OMO)
URL:https://fantas-tech.co.jp

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