2020年にエミレーツスカイカーゴが成し遂げた10の成果
PR TIMES / 2021年1月15日 18時15分
[画像1: https://prtimes.jp/i/52636/62/resize/d52636-62-375111-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/52636/62/resize/d52636-62-127685-5.jpg ]
2020年は、航空業界と航空貨物業界にとり他に類を見ない一年になりました。新型コロナウイルスによる世界的パンデミックが地域産業と人々の健康に壊滅的な影響を与える中、エミレーツスカイカーゴは、国際市場において信頼できるグローバルパートナーとなるために、コミットメント力を強化してきました。
エミレーツスカイカーゴは、前例がなく急速に変化していくマーケットに機敏且つ革新的に対応することで、年間を通して必要不可欠な物資の輸送と、大陸間の国際航空輸送網を維持し続けることに貢献しました。
ここでは、エミレーツスカイカーゴがグローバルサプライチェーンを維持し続けるために発揮したコミットメント力とリーダーシップを、10の重要な出来事として振り返ります。
1. 100日間で100の都市へ
2020年3月末に旅客サービスを全面的に停止した際、エミレーツスカイカーゴは航空貨物輸送能力の大部分を失い、一時的にボーイング777フレイター型機11機による運航のみに限定されました。この状況にエミレーツスカイカーゴ部門は即座に反応し、2020年3月25日から100日以内で、100都市へのグローバルなネットワークを再構築し、定期貨物便として6大陸を再び繋ぐことに成功しました。
2. 旅客便から旅客機貨物便へ
異例の事態に直面したエミレーツスカイカーゴは、2020年3月末からエミレーツ航空のボーイング777-300ER型機を活用し、機体のベリースペースのみを利用した、40~50トンの貨物搭載が可能な貨物専用便(旅客機貨物便)の運航を開始しました。このフライトは、PPEや新型コロナウイルス感染症のテストキット、その他重要貨物の輸送に最大限活用されました。
3. キャビンローディング
2020年4月、エミレーツスカイカーゴとして初となるキャビンローディングによる貨物輸送を開始しました。1機あたりに積み込める貨物スペースを追加で確保し、エコノミークラスの座席とオーバーヘッドビンにPPEやその他緊急物資を搭載し、必要な国や地域に輸送しました。
4. エコノミークラスの改造 (フロアローディング)
2020年6月以降、エミレーツ航空はPPE、医療品、食料品、その他世界的な航空貨物の輸送需要に応えるため、ボーイング777-300ER型機の改造に取り組みました。ドバイのエミレーツエンジニアリングセンターでボーイング777-300ER型旅客機10機を改造し、エコノミークラスの座席を取り払い、最大132立方メートルのフロアーローディングスペースを手に入れました。この改造型機は、生産国と消費国との間の航空輸送ラインを繋ぐ上で非常に重要な役割を果たしました。
5. エアバスA380型機を貨物運航に活用
2020年10月、エアバスA380型機による貨物専用チャーター便運航を開始し、更なる航空貨物スペースを求めるお客様の声に応えてきました。初便のA380型機貨物チャーター便は、ソウルからドバイ経由でアムステルダムまで緊急医薬品を輸送しました。
6. コロナワクチン専用ハブ
2020年8月、世界中にワクチンを最適に輸送するためのインフラ、能力、専門知識を集結する計画を開始し、2020年10月、ドバイ南方に位置するドバイ・ワールド・セントラル空港(DWC)の貨物ターミナルに、世界最大規模のコロナワクチン専用エアサイドハブを設置し、ワクチン輸送のあらゆるニーズに迅速に対応するための専門対策チームを発足させました。エミレーツスカイカーゴは、ドバイ国際空港(DXB)にあるエミレーツ航空の医薬品専用施設と合わせて、医薬品・ワクチンを専用に取り扱える保管スペースを15,000平方メートル以上有しています。
7. ファイザー社およびBioNTechSE製新型コロナウイルスワクチンを輸送
2020年12月22日、ブリュッセルからEK182便でドバイ保健局宛てにファイザー社およびBioNTechSE製COVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンの初回製造分を輸送し、歴史的な一歩を刻みました。
8. 人道支援物資輸送への取り組み
エミレーツスカイカーゴは、人道的危機に直面した地域・社会への取り組みを継続して行ってきました。2020年8月、ベイルート向けに救援物資を輸送し、ドバイとレバノン間における支援物資の輸送体制を構築しました。これに続き、ドバイに拠点を置く世界最大の人道支援機関であるインターナショナル・ヒューマニタリアン・シティ(International Humanitarian City)と合意文書を締結し、救援活動のための革新的な物流ソリューションを共同で開発することになりました。
9. グアダラハラ初就航
2020年9月、エミレーツスカイカーゴはメキシコのグアダラハラに週2便のフレイター運航を開始し、これまで運航のなかった新たな仕向地への貿易・商業機会の創出にも貢献しています。
10. Emirates Delivers (エミレーツ デリバーズ) 1周年
エミレーツスカイカーゴが開発した、UAE居住者が米国のウェブサイトから買い物ができるeコマース配達プラットフォーム「エミレーツ デリバーズ」が1周年を迎え、UAEでオンラインショッピングを楽しむお客様に多くの笑顔と喜びをお届けしています。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本への就航を開始しました。成田国際空港や関西国際空港からドバイまで、最も快適な空の旅を提供しています。エミレーツ航空はその商品やサービスが評価され、世界のアワードの数々を受賞しており、今年のワールド・トラベル・アワードでは「リーディング・エコノミークラス」「エアライン・リワード・プログラム」「ビジネスクラス空港ラウンジ」の3部門で受賞しています。また最近では、旅行、観光、ホスピタリティ業界におけるサプライヤーの取り組みを監視し、情報を提供する「セーフ・トラベル・バロメーター」で、世界で最も安全な航空会社として評価され、世界230社以上の航空会社の中でトップの座を獲得しました。
お問い合わせ先
エミレーツグループ 広報
REDHILL株式会社
青木
Email: ekjapan@redhill.asia
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
(共同リリース)持続可能で強靭な物流ネットワーク構築に向けて4月11日(木)から貨物専用機の運航を開始
PR TIMES / 2024年4月16日 12時15分
-
持続可能で強靭な物流ネットワーク構築に向けて4月11日(木)から貨物専用機の運航を開始
共同通信PRワイヤー / 2024年4月16日 11時22分
-
持続可能で強靭な物流ネットワーク構築に向けて 4月11日(木)から貨物専用機の運航を開始
@Press / 2024年4月16日 11時0分
-
ヤマトHDとJALがタッグ 貨物専用機で生鮮食品など西日本へ安定輸送 4月11日から運航開始【動画あり】
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月12日 9時12分
-
「物流の2024年問題」解決糸口となるか!?ヤマト×JALで貨物専用機が就航
テレビ北海道 / 2024年4月11日 17時27分
ランキング
-
1突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 9時0分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 13時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください