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【年収300万円台の職業ランキング】男女500人アンケート調査

PR TIMES / 2021年6月7日 18時59分

年収300万円台の職業に関するアンケート調査

株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、年収300万円台の男女500人を対象に「年収300万円台の職業に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/11573



日本人の収入額を100万円以下、100~200万円、200~300万円というように分けると、該当者が最も多いのは「300~400万円以下」のゾーンです。

そのため、「年収300万円」は今の日本人にとって「一般的な収入」といえるでしょう。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、年収300万円台の男女500人に「年収300万円台の職業」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。



調査概要

調査対象:年収300万円台の人
調査日:2021年4月18日~26日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性259人/男性241人)



回答者の属性


[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/66/resize/d41309-66-147821-0.png ]




調査結果サマリー

・年収300万円台の職業1位は「事務・管理部門」
・年収300万円台に満足している人は男性31.1%、女性39.4%
・年収300万円台で転職を考えている人は男性60.1%、女性56.3%



年収300万円台の職業ランキング

まず、年収300万円台の人に職業を聞いたところ、以下のような結果となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/66/resize/d41309-66-952880-1.png ]

1位は一般事務や経理事務などの「事務・管理部門」です。

2位以下は接客業などの「サービス・飲食・販売職」、製造職や職人などの「技能工」、「営業職」と続きます。

寄せられた職業は多岐にわたっており、全体的に回答はバラけました。

では具体的な仕事内容について、実際の回答をもとに紹介します。


【1位 事務・管理部門】
・大学事務(20代女性)
・エンタメ企業の個人情報管理の事務(30代女性)
・外資系貿易企業の会計(40代男性)

メーカー、サービス、小売、医療機関、教育機関、非営利団体など、さまざまな業種から回答が寄せられました。

事務のジャンルも総務人事、経理、営業事務、貿易事務、医療事務、発注管理などさまざまです。

男女比は111人中女性が89人、男性が22人で、女性のほうが多くなりました。

【2位 サービス・飲食・販売職】
・雑貨店の販売スタッフ(20代女性)
・ホテルのフロント、接客業務(40代男性)
・コールセンターのオペレーター(50代男性)

観光、美容、飲食、アパレル、小売業界のほか、各業界のコールセンタースタッフからの回答も目立ちました。

ただ同じ年収300万円でも「時給換算だとやばい(50代男性、飲食店店長)」という人もいれば「仕事量を考えたら妥当(30代男性、ホテルスタッフ」という人も。

同じ収入でも、職場によって拘束時間や忙しさにはかなり差がありそうです。

【3位 技能工】
・建設業の現場作業員(20代男性)
・精密機械の製造業(30代女性)
・製造業で自動車関連部品の仕上げ作業を担当(50代男性)

3位は製造スタッフや職人、建設・土木関係の現場作業員などの「技能工」です。

製造スタッフの場合、扱っている商材の種類は、紙、食品、金属、楽器、自動車、精密機器などさまざまでした。

技能工の仕事については「やればやるほど稼げる」という意見もありましたが、「基本給があがらない」「賞与がない」「残業代が出ない」「知識や資格のわりに給料が低いと思う」などの回答も。

「自分の技術を考えれば、この給料で仕方ない」という回答もあり、腕がモノをいう仕事の厳しさがうかがえます。

【4位 営業職】
・生命保険の新規開拓営業(20代女性)
・車部品のルート営業(30代男性)
・IT技術者派遣会社の営業(40代男性)

金融や不動産はじめ、メーカー、物流、警備、人材サービスなどの営業職から回答が寄せられました。

営業職は「インセンティブがついて収入があがりやすい」とされ、回答の中にも「年収350万~750万まで、かなり差が出る(30代男性、リフォーム営業)」というものがありました。

ただ中には「ノルマはあるが固定給」「成績をあげてもインセンティブはない」という会社も。

成績が収入に反映されないことに不満がある人がいる一方、固定給で「成果が出なくても給料がもらえるからいい」と感じている人もいました。

【5位 医療系専門職】
・理学療法士(30代男性)
・訪問入浴と2ヶ所の老人施設の夜勤専従で、看護師パートを掛け持ち(40代女性)
・病院薬剤師(50代女性)

具体的な職種は正看護師、准看護師、栄養士、理学療法士、放射線技師、臨床工学技士、薬剤師などです。

職場は病院・クリニックのほか、福祉施設、訪問看護ステーションや保育園などさまざまでした。

医療系専門職は資格・知識・技術が求められ責任も重いため高収入のイメージがあり、パートで年収300万円に達している人も。

しかし「仕事と年収が見合っていない」「給料があがらない」という回答も多く見られました。

一方で「新人のため、教育体制重視で職場を選んだので、給与の多い少ないはあまり気にしていない」という人もいました。

【6位 福祉系専門職】
・施設勤務の介護士(30代男性)
・訪問介護事業所のサービス提供責任者(40代女性)
・障害者A型勤労支援施設の指導員(50代女性)

具体的な職種は介護福祉士、福祉施設の支援員や指導員、ケアマネージャーやサービス提供責任者など。

とくに介護分野は、人手不足でスタッフの待遇改善が進みつつある業界です。

しかし仕事や収入への不満は同じ職種でも人によってかなり異なることがわかりました。

例えば同じ「障がい者福祉施設の支援員」でも、「年収のわりに仕事がラク」という人もいれば「業務負担が重い」という人もいました。

【7位 教育・保育・公務員】
・英会話教室の講師(20代男性)
・高校の非常勤講師(30代女性)
・公立保育園の産休代理の保育士(50代女性)

公的な保育・教育機関のほか、塾や習い事スクールなどで講師やインストラクターを務める人も含みます。

「教育関係」というと安定していそうなイメージですが、非常勤など非正規雇用で働く人も多く「月によって入ってくるお金が違って不安定(40代男性、非常勤講師)」という声も。

まだ「同世代に比べて収入が低いと思う」という意見もありました。

【8位 自営業・フリーランス】
・洋服メーカーの社長(20代女性)
・自営業で広告代理店をしています(30代男性)
・フリーランスでカメラマン(40代女性)

自営の内容は、フリーライターや動画編集者などの「クリエイティブ系」から「サロン経営」「不動産業」「リフォーム請負」「漆芸」「農家」まで。

収入については「一定ではないが、多い月には手取り50万円(40代女性、エステサロン経営)」といった回答がありました。

また自営・フリーランスという働き方について、「家庭と両立できている」「マイペースに仕事できる」というメリットを挙げた人も目立ちます。

【9位 物流・ドライバー】
・物流倉庫のリーダー(20代男性)
・タクシードライバー(30代男性)
・燃料油配送の配送員。タンクローリー運転手兼配達員(40代男性)

9位は物流倉庫構内での仕事や、配送業務などの「物流・ドライバー」でした。

配送業務でも構内作業でも年収300万円台が達成できるとわかりました。

ただしタクシードライバーからは「歩合制なので安定しない」といった回答も。

物流系やドライバー職で年収をアップさせたい場合、「フォークリフト」「玉掛け」「中型・大型」や「けん引」などの免許を取得して、仕事の幅を広げると有利になります。

【10位 クリエイティブ職】
・広告制作会社の編集(20代女性)
・印刷会社での印刷物制作・web制作(30代男性)
・ミュージシャン(50代男性)

10位はメディア、アート、デザインなどの「クリエイティブ職」でした。

実際に作品・成果物をつくるクリエイター側(ライター、デザイナーなど)と制作を管理する側(編集者など)も含まれます。

「同年代の他職種はもう少しもらえてると思う」「昔から給料があがらない」という不満の声の一方で、「好きな仕事ができている」という声も。

クリエイティブ職で収入アップを目指す場合には、IT系企業など「クリエイティブ職の給料が高い会社を目指す」とか「ディレクション側に回る」といった方法が考えられます。



年収300万円台に満足している人は男性31.1%、女性39.4%


現在の年収への満足度を男女別に聞いたところ、下記の結果となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/66/resize/d41309-66-420102-2.png ]


男性では、現在の年収に対して「満足」「まあ満足」と答えた人はわずか31.1%。約7割の人が不満であることがわかりました。

【男性:年収に満足している理由】
・今の年収は低いが、年功序列の会社なので将来は年収が確実に上がるから(20代男性、航空機メーカーのカスタマーサポート)
・年収は高くありませんが、残業はほとんどなく、拘束時間も短いのでまあ満足しています(30代男性、空港職員)
・贅沢しなければそこそこ生活していけるから(40代男性、ITエンジニア)

「満足」「まあ満足」と答えた人の回答では「業務量や仕事内容とのバランスを考えると妥当な金額だと思う」という意見が目立ちました。

また「今後は昇給が見込めるから」「夫婦二人なので生活には困らない」「地方在住なのでお金をあまり使わない」という回答もありました。

【男性:年収に満足していない理由】
・小さい英会話教室なので、これ以上収入が上がると思えない。独身であれば問題なかったが、これから子どもも生まれてとなると不安(20代男性、英会話講師)
・給料が安すぎるうえに、洋服も買わないといけないため(30代男性、アパレル販売員)
・平均年収や知人から聞く年収に相当足りていないため(40代男性、設計開発)

不満に思っている人からは「仕事のわりに収入が少ない」「同世代の平均年収より少ないと思う」という意見が多数。

「結婚や子育てを考えるとしんどい」「家族を養うことが不可能」「家なんて買えない」といった回答も寄せられ、自分や家族の将来について不安を感じている人も多いとわかりました。

年齢のほか、居住地や家族構成によって満足度には差がありそうです。


[画像4: https://prtimes.jp/i/41309/66/resize/d41309-66-195715-3.png ]

女性で「満足」「まあ満足」と答えた人は39.4%。

満足している人は男性よりやや高いものの、4割には届きませんでした。

女性も収入に不満を持っている人のほうが多いとわかります。

【女性:年収に満足している理由】
・時間が9:30~14:30までで、その給料をもらえる仕事は他にないと思うから(20代女性、PC教室インストラクター)
・収入は300万ギリギリで高いとは思いませんが、仕事内容が楽で楽しいため不満はありません(30代女性、飲食業)
・キャリアを積んでいない50代女性にしたらもらえている方だと思うから(50代女性、介護職)

年収に満足している人からは「すごく稼げているわけではないけど、家事や子育てと両立できている」「ちょうど300万くらいだが、とにかく休日がある」など、勤務時間・日数と収入のバランスに満足しているという声が多数。

また「非正規の割にはもらえている」「女性としては平均的なお給料」「住んでいる地域の事務としては決して年収が低すぎるわけではない」といった意見も多く、周りと比較して納得している人も多いとわかりました。

【女性:年収に満足していない理由】
・毎月の手取りが16万しかなくて生活に余裕がない(20代女性、経理事務)
・このまま独身だとしたら将来の生活が不安(30代女性、スポーツインストラクター)
・仕事量は多いが昇給ゼロ。頑張って仕事が増えても評価としては反映されず、仕事が増えていく一方(40代女性、総務事務)

一方で不満を持っている人からは、男性同様「仕事と収入が見合わない」という意見が寄せられました。

中には「パート看護師でありながら、患者対応のほか管理職が担うようなスタッフ管理まで担当してかなり多忙。なのに正職員とは年収が200万円くらい違う」という不満も。

「昇給しない」「老後に向けての貯金ができない」「アルバイトの方が貯金できるのでは?と思ってしまう」という回答もありました。


年収300万円台で転職を考えている人は男性60.1%、女性56.3%


[画像5: https://prtimes.jp/i/41309/66/resize/d41309-66-412893-4.png ]

男女ともに「転職活動中」「転職を考えている」「少し考えている」という人の合計が半数を超えました。

転職活動中や「転職を考えている」人からは、「収入をあげて生活スタイルを変えたい」「自分のスキル・働きならもっと評価されてもいいはず」「結婚や子育てを考えると明らかに収入が足りないから」などの意見が。

また年収に対して「満足」「まあ満足」と回答した人でも、転職を考えている人はいました。

具体的な理由は「派遣社員だと休日が多い月は収入が少なくなって安定しないから、正社員への転職を考えている」などです。


まとめ

年収300万円台の人に職業を聞いたところ、1位は「事務・管理部門」となりました。

年収について満足か不満かを尋ねると、男女とも半数以上が「不満」と回答。

不満を持っている人からは「仕事と収入が見合っていない」「昇給せず、子育てや将来が不安」という回答が寄せられました。

収入や労働条件への不満などから「転職を考えている」人も半数以上。

「自分や家族のため、もっと年収が高い仕事に変わりたい」「昇給しないのが不満」といった思いが背景にあるようです。

また「転職までは考えていないけれど、正直もっと収入がほしい」という人もいました。

転職サイトの中には「適正年収の査定」機能を備えているところもあるので、「自分の年収ポテンシャル」や「転職で年収アップする可能性があるのか」が気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。

また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。

Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
https://media.bizhits.co.jp/itoyosuke_profile


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/

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