[助かりました大賞 20 年に見る消費生活史]
PR TIMES / 2014年12月1日 10時47分
クイックルワイパー、アクも油もとるシート、ドラフトワン、地域振興券、平日ハンバーガー半額・・・ 主婦の“助かった!”が変えてきた、私たちの暮らし
株式会社サンケイリビング新聞社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:豊田 皓)が毎年実施しているリビング新聞「助かりました大賞」は、『本当に生活者が求める商品、サービスとはどんなものか』を検証し、メーカーやサービス事業者に主婦のリアルな声を届けたいと、1994年にスタートしたアワード。20周年を迎えた昨年は、全国の主婦から総合計10万777票の投票がありました。
この度、過去20回の大賞を受賞した商品・サービスを振り返り、その時々の主婦にとってどんな商品やサービスが喜ばれたかを分析、20年の暮らしと家庭の変化を読み解きました。下記ではそのダイジェストをご紹介。
詳細は添付のPDFまたは関連ページをご覧ください。
★生活を変えてきた商品、社会の動きを映してきたサービスが一目でわかる★
【1994~1998】 家事の負担を軽くするエポックメイキングな商品が続々
「助かりました大賞」は当初、新発想・新技術により家事の手間を省き、暮らしの悩みを解決する商品にフォーカスする形でスタートしました。アイロンがけ、掃除、料理といった日常の家事を変えた受賞商品(ブランド)は、20年を経た今では、暮らしに欠かせない“当たり前のもの”となっています。しかし、当時の主婦からは大きな驚きと感謝を持って迎えられたのです。
【1999~2003】 下がる外食の値段にニンマリ。節約・衛生・健康ブームが襲来!
6回を迎えた「助かりました大賞」は、食品・家庭用品・一般サービスの3部門に分割。一般サービス部門では5回の大賞のうち、なんと3回がファストフードの値下げ。主婦界では、大節約ブームが吹き荒れたころでした。また家庭用品では消臭・除菌などの主婦の衛生意識を刺激する商品がヒット。食品では、機能性や栄養成分を強調する健康志向の商品に人気が集まりました。
【2004~2008】家族の連絡ツールとしてケータイが主婦にも定着。料金の割引合戦に助かった~
2004年には、第三のビールのさきがけとなった「ドラフトワン」が銀賞を受賞。一般サービス部門では、通信会社の料金割引サービスが次々と受賞、家族間での連絡ツールとして、携帯電話が主婦の暮らしに定着してきたことがわかります。またエコロジーが大きな時代のテーマとなり、それまでボトルで買っていた商品の詰め替え用の購入が当たり前になっていきました。
【2009~2013】ゼロで、香りで、癒されて。贅沢のちょい足しに心が動く
政権交代や大震災で揺れた5年間。それまで淡々とすべきものだった家事を、気分よく楽しくするという切り口で、いい香りやかわいらしさをプラスする家庭用品が続々誕生しました。食品では、カロリーや糖質などを抑えたゼロ・フリー商品が一世を風靡。その一方で長かったデフレに脱却の兆し。“金の”がキーワードになるなど、ちょっとした贅沢感が主婦の心に響きました。
各年の3賞商品は添付PDFをご覧ください。
リビング新聞の公式サイト・リビングWebでは詳しく解説した関連サイト[助かりました大賞20年に見る消費生活史]を公開中です。
さて、次の20年の幕開けです。2014年に主婦が最も「助かった!」と感じたもの何でしょうか?
第21回リビング新聞「助かりました大賞」は11月27日から投票スタート!
[助かりました大賞投票ページ]はコチラ↓から
http://mrs.living.jp/sp/tasukari/21th
発表は2015年2月19日(木)の予定です。
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