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世界一綺麗で、世界一切ない、この小さな世界の終わり――『世界の終わりとヒマワリとゼファー』発売

PR TIMES / 2021年2月25日 11時45分

パレードブックスは、2021年2月25日(木)に『世界の終わりとヒマワリとゼファー』(著者:青海野 灰)を全国書店にて発売いたします。




パレードブックス新刊

『世界の終わりとヒマワリとゼファー』(著・青海野灰)
近い未来の終焉が予測された世界。その片隅にある高校で、一人の男子生徒の提案によって始まった「世界が終わる前にやりたいことを全部やる」部活。集まった部員は男女四名。彼らは、時にぶつかり、時に歩み寄り、それぞれの「やり残したこと」を解消しながら、少しずつ世界の秘密に近付いていく。そこに隠されていたのは、残酷な運命に抗ったある親子の、悲しくも愛しい、たった一つの優しい真実。


[画像1: https://prtimes.jp/i/46294/90/resize/d46294-90-668640-0.jpg ]

青春モノ、恋愛モノ、SF終末モノ、これらの物語を好きな人にお勧めしたい本書。恋愛のドキドキ、すれ違う恋の苦しさ、謎めいた世界の秘密によるワクワクと、その真実の切なさ。高校生四人の登場人物の視点が章ごとに変わり、交差する人間模様を描きつつ、飽きさせずに物語を展開させます。その果てに辿り着く世界の終わりは、著者の考える「世界一幸福なメリーバッドエンド」となっており、心震わせる読書体験を提供します。



あらすじ

高校生の西風(ならい)日向(ひなた)は、関東地方を中心とした直径二百キロメートルほどの円形に切り取られた世界で、少しずつヒビ割れていく空を見上げ、日々憂鬱に暮らしていた。十年ほど前、この小さな世界を調査していた研究機関により発表された、世界の「タイムリミット」――それが尽きるまで、そう多くの時間は残されていない。近い未来に確実に訪れる終焉を前に、「わたし」たちはなぜ生きるのか。どう生きればいいのか……。
ある日、日向はクラスメイトのバスケ部男子、小宮山(こみやま)南(みなみ)から、「世界が終わる前にやりたいことを全部やる部活」を作るから参加しろと、半ば強制的に入部させられる。部活には二人の他に、日向が想いを寄せる幼馴染の桜井(さくらい)東馬(とうま)、東馬が憧れる北条(ほうじょう)奏花(かなか)が加わり、四名でスタートした。四人は、「やり残しを残すな」という部のモットーのもとに、各々の「やりたいこと」を残さず叶えるため、活動をしていく。
夏休みに自転車の二人乗りで海に行く。夜に校舎に忍び込んで、屋上で流星群を見る。全力でバスケをする――。四人は時にぶつかり、時に歩み寄りながら、それぞれのやり残したことを叶えていく。そんな中で日向が出した「やり残したこと」は、終わりかけの世界の秘密に深く関わる事だった……。
傷を乗り越え、過去を受け入れ、涙を拭き、手を繋いで前を向く四人は、やがて切なく壮大な真実と向き合う。それは、世界の「やり残したこと」――


著者プロフィール

青海野灰(あおみの・はい)
新潟県出身、千葉県在住。『逢う日、花咲く。』が電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞し、デビュー。翌年に『明けない夜のフラグメンツ』を刊行。空と散歩をこよなく愛する。

著者メッセージ
近付く「世界の終わり」は、否応なく各々の「命」を見つめさせます。物語の中の舞台は、世界の終焉を宣告され、恐怖と絶望に駆られ命を捨てる人、暴動や略奪に走る人など、人間の負の側面が露わになった禍乱を経た後の、静かな疲弊と諦観の時間です。その中で、主要人物である高校生の男女四人が、それぞれの懊悩や複雑な過去を抱えつつ、「やり残しを残すな」をモットーにした部活で、寄り添い、ぶつかり、歩み寄りながら、自身の生きる理由を見つけていきます。
いつか来る終わりが明確に見えているからこそ、鮮明になる「命の意味」。これは私も常に考えていることで、私の物語にもよく現れるテーマです。今作の登場人物たちはみな迷い、悩みながら、その意味を見つけて世界の終わりを受け入れます。物語の主人公たちは著者の分身のようなもので、愛しい我が子のようでもあり、そんな彼女らの人生が読んでくれる人の目に触れ、心に触れ、新たな意味を為すことで、ただ消えてしまうだけでなくそこに確かな価値を与えてあげたい――。そんな気持ちで、本にすることを決意しました。

小説PV『世界の終わりとヒマワリとゼファー』
https://youtu.be/cnZEonGSQhY


書籍情報

書籍:世界の終わりとヒマワリとゼファー
著者:青海野灰(あおみの・はい)
出版社:パレード
発売日:2021年2月25日
ISBN:978-4-434-28481-6
仕様:文庫判/並製/228ページ
価格:630円+税
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-434-28481-6.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4434284819


出版社情報


[画像2: https://prtimes.jp/i/46294/90/resize/d46294-90-613894-1.jpg ]

母体である株式会社パレードはデザイン制作会社。プロの技術と知識により、優れたデザインと高い品質であなたの本づくり&出版をトータルサポートします。

パレードブックスの自費出版
URL:https://www.p-press.jp
TEL:0120-123455
Mail:paradebooks@parade.co.jp

パレードブックスの書籍紹介
URL:https://books.parade.co.jp

【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区天満2-7-12
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』

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