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フィリップス、血管撮影装置「Azurionシリーズ」に対応した次世代モデルのプラットフォーム「Azurion R2.1(アズリオン)」発売

PR TIMES / 2020年8月31日 13時15分

3D画像のタッチパネル操作や描画ツールに対応、シームレスで直感的な操作性を実現



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株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。

このたびフィリップスは、血管撮影装置「Azurionシリーズ」に対応し、フィリップスの血管撮影装置として初の日本語に対応した次世代モデルのプラットフォーム「Azurion R2.1」、徹底したユーザビリティ評価によって、3D画像の操作性、計測や解析機能を向上させた新アプリケーション「SmartCT」、広角パネルを搭載し多様な症例に対応できる血管撮影装置「Azurion 5シリーズ 」の3製品を9月1日(火)より販売開始します。

「Azurionシリーズ」は、2017年に日本で発売されて以来、虚血性心疾患等のカテーテル治療時に使用される、より患者への負担が少ない新世代I V R対応血管撮影X線診断ソリューションとして日本国内で200台以上導入されています。

日本国内では、脳内血管治療の件数が年々増加しており、特に脳卒中への対応が喫緊の課題になっています。2019年には脳卒中ガイドラインが追補され、脳卒中治療をする上での施設基準や治療基準の整備が進められています。フィリップスでは、新プラットフォーム「Azurion R2.1」と新アプリケーション「SmartCT」が実現する、撮影データを即座に取得し、複数の撮影アプリケーションを一つのフォーマットで使用できる利便性や、現在脳外科、放射線科のカテーテル治療には必要不可欠なイメージング技術である3D血管画像、CTライクイメージをタッチ式操作パネルによる直感的な操作性を提供することによって、術者のパフォーマンスを高め、治療のワークフローの改善に貢献、脳卒中をはじめとする複雑な血管内治療をサポートします。

「Azurion R2.1(アズリオン)」の製品特長
血管撮影装置「Azurionシリーズ」に対応した次世代モデルのプラットフォームです。フィリップス血管撮影装置では初の日本語に対応しました。

1. タッチ式操作パネル「Touch Screen Module」採用で、直感的な操作性を実現
ベッドサイドに設置可能な「Touch Screen Module(タッチスクリーンモジュール、以下TSM)」で、3Dイメージの操作・解析を行なえるようになりました。3D血管画像やCT ライクイメージを、術者やカテ室内スタッフが手元の操作パネルで確認できるため、術前、術中、術後のフローを一貫して管理できます。

2. X線非照射でも3D画像取得時の中心位置を合わせる「Zero dose Iso-centering」
術中に撮影した画像を元に、3D血管撮影、CTライクイメージ撮影のアイソセンターポジションの位置を示し、被ばくなく撮影位置のポジショニングが可能な「Zero dose Iso-centering(ゼロドース・アイソセンタリング)」機能を追加しました。

3. ライブ画像に指先で直接書き込める描画ツール「Marker tool」
「Marker tool(マーカーツール)」は、手元の操作パネル(TSM)上で指先やマウスを使ってライブ画像上に血管・ステント等の形状を描画することができます。画像をズームしたり、動かすこともできるので、スムーズな操作性を実現します。

4. フィリップスのイメージングシステム「IntraSight」が統合され、操作性がさらに向上
冠動脈治療に使用される、iFR(瞬時血流予備量比)、FFR(冠血流予備量比)といった生理学的指標、IVUS(血管内超音波)の血管画像診断が統合されたフィリップスのイメージングシステム「IntraSight(イントラサイト)」を、「Azurion」の操作パネル(TSM)でも利用できるようになりました。ベッド周りが整理されるとともに、「Azurion」と「IntraSight」を同一パネルでシームレスに切り替えて操作することで、ワークフローの効率化が期待できます。

「SmartCT(スマート・シーティー)」の製品特長
これまでよりも簡単な操作性を実現し、3D画像の計測や解析機能が向上した新アプリケーションです。可視化されたガイダンスと人間工学的なユーザーインターフェイスによって、3Dのセッティング、取得、解析の一連の操作が直感的に行えます。全4種類で構成されます。

・SmartCT Angio(スマート・シーティー・アンギオ)
高速回転撮影画像からの3 次元再構成による3D血管撮影アプリケーションです。

・ SmartCT Roadmap(スマート・シーティー・ロードマップ)
SmartCT Angioで得られた3D血管情報をライブ透視画像にオーバーレイし、複雑な血管の走行を正確に安全に3Dナビゲーションします。

・ SmartCT Soft Tissue(スマート・シーティー・ティシュー)
回転撮影画像からの3D再構成によるCTライクイメージングアプリケーションです。

・SmartCT Vaso(スマート・シーティー・ベイゾ)
回転撮影画像からの3 D再構成による高分解能CTライクイメージングアプリケーションです。

「Azurion 5 シリーズ(アズリオン)」の製品特長
対角20インチの検出器を搭載し、高画質を提供することができます。20インチの広い視野と8段階の視野サイズの選択によりあらゆる領域をカバーするとともに、多彩な角度からのアクセスもサポートしています。さらにフィリップスの優れた画像処理技術により、頭部、腹部、心臓領域から末梢血管までを明瞭に描出することが可能です。
「Azurion 5シリーズ」は、天井走行式の「C20」と床置き式の「F20」があります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19698/97/resize/d19698-97-457419-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/19698/97/resize/d19698-97-543328-3.png ]

フィリップス・ジャパンについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2019年の売上高は195億ユーロ、オランダを拠点に全世界に81,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/



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