就職活動の厳しさの実感は薄まり、リーマン・ショック前の水準に ~2014年卒『就職活動モニター調査』(2013年7月発行)より~

PR TIMES / 2013年7月22日 19時24分

株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)を対象に2013年7月1日~8日の期間、インターネットで調査を行いました。(回答数1,284人)



1.文系女子の内定率が1ヵ月で躍進
7月1日現在の学生モニターの内定率は76.0%。先月調査(6月1日時点)よりも8.9ポイント伸び、7割を超えました。6月時点での内定率は対前年4.8ポイント増でしたが、この7月はその差が5.2ポイントに開き、夏場を迎えてさらに勢いは増しています。とりわけ文系女子(75.2%)は、6月までは他の属性に比べ内定率が低かったものの、この1カ月で11.7ポイント伸びており、文系男子を上回る水準となりました。
一方で、内定取得学生のうち就職活動を終了したのは81.1%で、文理ともに女子の終了率が低く、内定率は男子に追いついても、内定企業への満足度は低いと推測されます。(別紙図表1参照)


2.就職活動は企業規模にはこだわらず、中小も視野に
未内定者が活動の中心としている企業の規模を見ると、「規模にこだわらずに活動」という回答が5月時点では53.8%だったのが、この7月には65.9%と6割を超え、就職先選びにおける「企業規模」の重要性が徐々に薄れている様子が見てとれます。しかし一方で、「業界トップ」を活動の中心とする割合が9.7%と先月・先々月より伸びており、これは優良企業の夏・秋採用を睨んでの回答ではないかと推測されます。(別紙図表2参照)


3.就職決定先の中心は現状は大手企業
就職活動終了者(モニター全体の61.7%)に、就職決定企業について尋ねました。従業員数が「1000~4999人」と「5000人以上」の割合を合計すると67.5%となり、前年(65.4%)を上回りました。採用人数が比較的少ない中小企業では、大手企業の選考が一段落した後に活動を本格化するケースも多いため、今後は中小企業の比率が高まっていくと見られます。(別紙図表3参照)


4.理系学部生の2割強が文系就職
理系学生に対して、就職先決定に至る方法を尋ねところ、学部・修士ともに「完全な自由応募」が大半で、学部では79.8%、修士でも63.4%を占めました。推薦の利用は就職環境が好調なときには減る傾向があり、今年は16.3%にとどまりましたが、自由応募で受け推薦状提出を条件に内定を受ける「後付推薦」は13.5%で学部・修士とも増加しており、企業の囲い込みが強まったと考えられます。
また、専攻分野との関連をあわせて聞いたところ、学部において「文系就職」の割合が増えたのが特徴的です。(別紙図表4参照)

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