2025年 年頭のご挨拶 株式会社 金乃竹

「日本らしさ」を体現し、内製化による収益性と顧客満足度の最大化を目指して



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　神奈川県 箱根で旅館5店舗・飲食店3店舗を運営する株式会社 金乃竹（本社：神奈川県箱根町 代表取締役社長：窪澤 圭 以下、金乃竹）は、2025年の年頭にあたり代表取締役社長 窪澤 圭より以下に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。　

　新年あけましておめでとうございます。2024年は多大なるご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
　2024年を象徴する「50-50」という数字は、まさに大谷選手が成し遂げた50本塁打・50盗塁という前人未到の記録にほかなりません。この偉業は、パワーとスピードを兼ね備えた特別な選手だからこそ達成できたものであり、私たちに感動と大きな刺激をもたらしました。私ども観光業界は異なるフィールドでありますが、私たちもまた、日本の伝統、文化、食事などを通じて「日本らしさ」を追求し、お客様に感動を与える「目的地」となる施設作りを心がけてまいりました。

　特に昨年より始動した「Ryocance（リョカンス）」では、伝統のおもてなし体験を通じて「連泊需要」の創出と「顧客満足度」の向上に貢献しています。これにより、新たな収益の確保と清掃効率化など、成果が着実に見え始めております。
　また、社内の「副業制度」や「自薦ジョブ型制度」を通じ、社員一人ひとりの特技や興味を活かした「日本らしさ」の提供を実現しています。社員の「やるべきこと」と「やりたいこと」を両立させることで、離職率の低下と内製化による経済効率の向上という効果も表れています。
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　基本にあるのは、常に「日本らしさ」への強いこだわりです。単なる表面的な演出ではなく、徹底した「本物志向」の日本らしさを追求し、エントランスやロビー、客室の設えに至るまで、お客様に「日本」を感じていただける施設へと進化させております。初めて訪れた瞬間から感じる「日本らしさ」こそが、私たちの成功の鍵であると信じ、施設の改修や改善に引き続き注力してまいります。

　2025年は、箱根での実績を礎に、全く新しい価格帯・ブランドの構築にも挑戦したいと考えております。例えば、1泊100ドルの「Ryokan」は、畳の客室に布団が並び、泊食分離の素泊まりスタイルを取り入れたものです。食事はオプションで選べるセルフ方式を採用し、昭和の定食屋やスキー場のレストランのように、多様な料理から自由にお選びいただける仕組みを整える予定です。これにより、量や時間に制約を感じることなく、よりリラックスして食事をお楽しみいただけるよう工夫してまいります。

　さらに、箱根にとどまらず、周辺各地の観光地で私どものおもてなしを展開していく予定です。既存の５つの宿泊施設、鉄板焼き店や寿司店、カフェに加え、2025年スタート予定のクラフトビール業、新たなスイーツ系店舗、名湯を楽しめる100ドルのRyokan、海や山のリゾート展開を通じ、持続可能な観光業を目指してまいります。

　「日本らしさ」にこだわり、日本の文化と伝統を継承し続けながら、2025年も観光業界への貢献に努めてまいります。
　本年も変わらぬご指導、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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