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ダニが大量に潜んでいる“ダニまくら”で寝ている可能性がある人は約4割!「枕のダニ対策」に関する調査結果を発表

PR TIMES / 2024年3月28日 11時0分

3週間以上枕カバーを洗っていない人、髪が濡れたまま寝てしまう人は要注意!?

家族にやさしいダニ対策ブランド「さよならダニー」の製造メーカー、株式会社イースマイル(東京都渋谷区、代表取締役:仲村 淳(以下当社))は、全国の20代~60代の男女1,000人に「枕のダニ対策に関する調査(以下、本調査)」を実施しました。最近のトコジラミの影響もあり、消費者がダニ対策に対しての関心を高めている一方で、寝具などに潜むヒョウヒダニ(チリダニ)は可視化できないために正しく対策が行われているか実感できないのが現状です。当社はダニによる健康被害を抑えるための正しいダニ対策をしてもらうべく、多くの方が就寝時に使用している枕に注目し、本調査を実施しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-7671f89adb8f9c7b1981-0.png ]

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寝具の中でも枕や、枕カバーは、ダニが好む好条件「温度・湿度」「餌となるヒトのフケ」「暗く潜れる場所」の3つを満たしており、定期的に正しく対策をしないとダニが繁殖してしまいます。そこで、3週間以上枕カバーを洗濯していない枕を“ダニまくら”と定義づけ、就寝時に枕を使用している方がどのくらいの頻度で洗濯をしているのかを調査しました。さらに、ダニ類の分類学や生態学を専門とし、法政大学国際文化学部教授である島野 智之(しまの さとし)先生によると、2週間に1回以下の頻度で枕カバーを洗濯していたとしても、「髪を完全に乾かしていないままの就寝」による枕の湿度や、「入浴時に耳や首の後ろを意識してゴシゴシ洗っていない場合」のニオイはダニが好む環境を生み出しているので用心が必要だといいます。

トピック1.:約4割の人が“ダニまくら”で寝ている?!


調査の結果、3週間以上枕カバーを洗濯していない“ダニまくら”で寝ている可能性の高い人が全体の約4割もいることが判明しました。中でも、枕カバーの洗濯頻度が1か月に1回程度の割合が全体の2位(15.2%)という結果となり、枕カバーを毎日や毎週の洗濯ルーティンとしている方と、まったく気にしていない方と両極端であることが判明しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-58e5be2ad6b6f5e4480e-0.png ]


トピック2.:髪の毛が濡れたまま寝てしまう人は約2割。濡れた枕はダニの好物!?


髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕の「湿度」が高くなり、ダニが繁殖しやすくなる傾向にあることから、就寝時の髪の毛の状態について調査したところ、全体の約2割の方が週に1回以上は濡れたまま寝てしまっているという結果が分かりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-e06ad2dd299e0f223321-0.png ]

【島野先生コメント】
屋内に生息するダニの繁殖条件として「温度・湿度があること」、「餌があること」、「潜れる場所があること」です。一般には温度20~30度、湿度60~80%RHで繁殖し、餌はヒトのフケやはがれた皮膚(アカ)などのタンパク質を好みます。枕に潜る理由は、ダニは暗い場所を好み、さらには餌や湿度があるからです。ダニは潜った状態で産卵をするので、藁床畳・絨毯・綿布団のいずれも表面のダニ数より内部のダニ数が多く200倍、300倍は当たり前です。
髪の毛が濡れたままで寝てしまうと枕の内部の湿度が高まるため、2週間に1回以上枕カバーを洗っていたとしても、ダニが繁殖する可能性が高まり、注意が必要です。また、寝る前に髪を洗わないと屋外でダニが髪に付着している可能性もあるため濡れてはいないものの、お勧めはできません。
[画像5: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-d0ec5165199d12719dc3-13.png ]


トピック3.:「首・耳の後ろ」を意識して洗うことでダニを近づけない効果も!


本調査で、「お風呂で首の後ろや、耳の後ろを意識して洗えているか」を調査した結果、全体の約半数の方は、首・耳の後ろ両方を意識して洗えていない、という結果が分かりました。ダニ対策と直接関係がないように思われますが、首や耳の後ろから出る分泌物「ノナナール」や「パルミチン酸」にチリダニ類が誘引され枕周辺に集まりフンをします。そのため、「首・耳の後ろ」を意識して洗うこともダニ対策として有効です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-62e0099a2d3c06ebc344-0.png ]

【島野先生コメント】
シーツ、掛け布団カバー、枕カバー、敷布団、掛布団、枕表面のダニ数を比べると枕カバーや枕のダニ数は多い傾向です。ヒトからの分泌物であるノナナールやパルミチン酸にチリダニ類が誘引され枕周辺に集まってくるためです。ノナナールやパルミチン酸はヒトの首の後ろなどから多く出ているため、枕カバーの洗濯をこまめに行っていたとしても、首・耳の後ろを意識して洗えていないとダニが誘引されて枕のダニは増える可能性が高くなります。

トピック4.:本当にダニ対策が必要なのは“春”! 桜前線のあとは「ダニ前線」!?


「特にダニ対策が必要な季節はいつだと思いますか」の質問に対し、全体の約半数の方が「夏」と回答。しかし、春はすでにダニの繁殖が始まるシーズンとなるため、「春」のダニ対策は非常に重要です。理由としては、春は厳しい冬に生き残った成虫が産んだ卵の孵化と、花粉シーズンで増える室内干しによる部屋のジメジメが重なり、ダニの活動が活発化するためです。また、春にダニの数を減らすことで、夏に増えるダニの数も減らすことができます。そこで当社は、桜前線のように桜が咲き始める3月頃にやってくることから、その様子を『ダニ前線』と名付け、啓蒙しております。
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▶動画URL︓https://www.youtube.com/watch?v=m7byzANYIuk

【島野先生コメント】
1年中ダニ対策は必須ですが、特に春はダニの繁殖期となるのでこの時期にしっかりと対策をしてダニの数を減らすことで、夏に増えるダニの数も減らすことができます。就寝中に、人間の動きなどで舞い上がった布団や枕のダニアレルゲン(フンや虫体)が空気中に漂っているものを吸い込んでいる場合があります。脱糞直後のフンは10~40μm(マイクロメートル/1mmの1/1000)でも、乾燥すると粉々になって数μmとなり軽いため空気中にただよいやすく、気管に入りやすくなります。一方、虫体の脚や毛は取れやすいですが体の中央部分は粉々になりにくく、死骸でも1μg(マイクログラム/1mgの1/1000)以上はあるので空気中には浮きにくい特徴があります。さらに、フン量は虫体量よりも多く、1匹が1生に約500個フンをするため、空気中にただよっているアレルゲン量のほとんどはフン由来といえます。まずは、暖かくなりダニが活動し始めるころに増やさない対策をすることが重要です。フンのタンパク質のほうが虫体よりもヒトにアレルギー反応を起こしやすく寝ている間に鼻炎や喘息になりかねません。

寝具と寝室の正しいダニ・ダニアレルゲン対策とは!?


寝具と寝室のダニ・ダニアレルゲン対策ついて島野先生にお伺いしました。

●天日干しだけではダニ対策になっていない!?
天日干しをしたたけでは、ダニが死滅することはありません。洗濯をするとシーツや枕カバーのダニやアレルゲン*の9割以上は落ちます。布団や厚手のものの場合、フンは9割落ちますが、ダニ本体は2割程度しか落とすことができません。
*アレルギー症状を引き起こす原因となるもの。虫体やフンなどがアレルゲンとなります。

●枕にタオルを敷くは効果的!
生きているダニはタオルのような布地を好みフンをします。枕の上に大きなタオルを広げ、タオルのみを毎日交換することは有効です。

●掃除機はどのように使ったらいい?
羽毛布団と羊毛布団は側生地の目が細かくダニは布団内部に入りにくいので、布団表面のダニ数が100匹/平方メートル 以下、ダニのフン量が1000ng/平方メートル 以下になるように掃除機をかけるとよいでしょう。布団表面1平方メートル を5分間ずつ2回かけると表面のダニのフン量は7割以上除去できますが、綿布団の場合は掃除機のみではアレルゲン除去は難しいので、年1~2回は丸洗いをするのをおすすめします。また、天日干しは繊維の空間を広げ、掃除機をより効率よく使用することができるので無駄ではありません。

●寝具の衣替え時の注意点!
圧縮袋での管理の際は乾燥剤を入れるとダニは乾燥死します。窒息死はしませんので注意が必要です。

●生きたまま捕獲することは有効!
市販されている「ダニ取りマット」を布団・枕などに入れて使用することも有効です。

●空気清浄機を枕元に置くのはOK、冬場の加湿器の湿度には注意が必要!?
空気清浄機を枕元近くに置くと、空気中に漂っているダニのフンが吸引されるので置く場所に気を付けることも大切です。また、インフルエンザ対策として湿度を60%以上に保つことが推奨されておりますが、ダニは湿度60%で増えてしまいますので、過度に湿度を上げすぎないように気を付けましょう。

●アレルギー疾患が気になる方は?
布団や枕カバーに高密度繊維を用いるのもおすすめです。ダニが繊維を通過できないので表面にいるダニを簡単な掃除機掛けで表面のダニを除去できます。また、30cm以上の高さにあるベッドで寝ることも有効です。理由としては、空気中にただようダニアレルゲン(フン)などは床面まで落ちず、床上20cmくらいを浮遊する場合があるからです。
出典:朝倉書店 「ダニはなし―人間との関わり―」島野智之・高久 元(編)

さよならダニー/さよならダニーDXとは


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家族にやさしい、殺虫成分不使用のダニ対策ブランド。メイン商品の「さよならダニー3Dダニ捕りシート」は、「置いて集めて捨てるだけ」でお家のダニ対策ができるダニ捕りシートです。コンパクトサイズのシートを置くだけで、お家のダニを効率的に捕獲し、ダニの繁殖を抑制。ダニの発生が予想される、枕、ソファ、カーペット等のダニ対策を、簡単に確実にして頂けます(※1)。手軽さと実感力で多くのお客様に支持され、「さよならダニーは」5年連続ダニ用殺虫剤部門売上NO.1(※2)を獲得。ブランドが誕生した2018年からのダニ商材市場の拡大を牽引し続けています。さらに、「さよならダニー」をご愛用頂いている1万人以上のお客様の声をもとに商品開発を重ね、シリーズ史上最高、1枚当たり57万匹(※3)のダニが捕獲できる「さよならダニーDX」を、2024年2月より販売開始しております。
※1 チリ性ダニ用。イエダニ、マダニ等通常屋外に生息するダニは対象としておりません ※2 2019 年 2 月~2023 年 8 月販売実績 ※3シート1枚の捕獲能力

枕のダニ対策に関する調査概要


■調査名 :枕のダニ対策に関する調査
■調査方法 :インターネット調査
■調査地域 :全国
■調査対象 :普段枕を使用する1,000名(20代~60代の男女均等割り付け)
■調査期間 :2024年3月8日(金)
■調査主体 :株式会社イースマイル

<設問>枕本体のダニ対策(洗濯や天日干しなど)をどのくらいの頻度でしていますか?
約3割弱の方が「ダニ対策はしていない」と回答。
[画像10: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-a2dbbda32c9f327d6721-0.png ]

<設問>どのように枕本体のダニ対策をしていますか?(いくつでも回答可)
約半数の人が「天日干し」すると回答。
[画像11: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-8911f62601ff3a572e87-0.png ]

※「枕本体のダニ対策(洗濯や天日干しなど)をどのくらいの頻度でしていますか?」に対し、「ダニ対策はしていない」と回答した方以外を対象 (n=734)

<設問>ご家庭でダニ対策を行なっていますか?
十分できていると回答した人は、3%に留まり、半数以上の人が「できていない」と回答。
[画像12: https://prtimes.jp/i/37812/124/resize/d37812-124-10bcbcfbd06b02c45207-0.png ]


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