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凸版印刷、フェルメールを360度鑑賞できる絵画鑑賞システムを特別公開

PR TIMES / 2018年11月13日 16時40分

絵画を三次元空間として体験できる、絵画鑑賞システム「ViewPaint」で『フェルメール《牛乳を注ぐ女》』を印刷博物館で11月13日(火)から特別公開

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、画家ヨハネス・フェルメールの作品「牛乳を注ぐ女」を鑑賞者が絵画の中をのぞき込むようなインタラクティブ体験ができる、絵画鑑賞システム「ViewPaint(ビューペイント) (※1)フェルメール《牛乳を注ぐ女》」を印刷博物館(所在地:東京都文京区、館長:樺山紘一)にて2018年11月13日(火)から2019年3月31日(日)まで期間限定で特別公開します。



 絵画鑑賞システム「ViewPaintフェルメール《牛乳を注ぐ女》」は、デジタルアーカイブデータの表現手法として凸版印刷が2013年3月に独自のVR技術を活用し制作した絵画鑑賞システムです。本システムは、目白大学の小林頼子教授の監修のもと、当時の博物資料や研究資料を活用し文物の色や形を再現。透視図法(※2)の読み解きやCGシミュレーションに基づき、三次元空間を構築し、あたかも絵画の中に入り込んだようにインタラクティブに鑑賞ができます。また、コントローラーでの操作が可能で、絵画では描かれていない《牛乳を注ぐ女》の背中側や頭上からの視点で作品を鑑賞することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/136/resize/d33034-136-311698-0.jpg ]



■ 絵画鑑賞システム「ViewPaint フェルメール《牛乳を注ぐ女》」について

1.完全に三次元空間化された《牛乳を注ぐ女》の世界
透視図法の読み解きと、タイルやテーブルといった現存する17世紀オランダ
の博物資料をもとにCGシミュレーションを行い、フェルメールのアトリエが
舞台とされる《牛乳を注ぐ女》が描かれた場所にいるかのような3次元空間
を凸版印刷独自のVR技術で表現しています。

2.額縁越しに描かれた世界をのぞき込むようなインタラクティブ体験
3次元空間化された絵画は、装置の前に立った鑑賞者がコントローラーを
操作することで任意の場所をCG映像表示します。これにより、鑑賞者は
まるで額縁越しに描かれた世界をのぞき込むようなインタラクティブ体験が
できます。

3.どの角度からみてもフェルメールのタッチはそのままに
独自のリアルタイムCG表現プログラムの開発により、コントローラーで現実の
絵画では描かれていない角度に絵画を動かしても、モニターには常に
フェルメールが描いた絵画のようなタッチでCG映像が表示されます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/136/resize/d33034-136-510183-1.jpg ]


■ 「ViewPaint フェルメール《牛乳を注ぐ女》」特別展示ついて


[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/136_1.jpg ]



詳細はWebサイトをご覧ください。https://www.printing-museum.org/
■ 凸版印刷のVRへの取り組み
凸版印刷は、1997年から文化財のデジタルアーカイブデータの公開手法としてVR技術を用いた「トッパンVR」の開発に取り組んでいます。これまでに、国内外の貴重な文化財などをテーマとしたVR作品を多数製作しています。2007年には、いち早く4K超高精細VRの開発・公開を行い、近年では12KVRやHMDなど次世代VRの開発に取り組んでいます。
また、VR作品の公開の場としてVRシアターの導入を進めており、海外では中国・故宮博物院やホンジュラス共和国博物館にVRシアターを開設。国内では東京国立博物館内の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で文化財ナビゲータによるVR作品のライブ上演を行っているなど、国内外22か所の文化施設、観光施設へ展開しています。
URL:http://www.toppan-vr/bunka


※1 「ViewPaint」
絵画のデジタルアーカイブデータを基に、作家特有のタッチを損なうことなく3DCG化し、絵画に描かれた空間を再現してディスプレイに表示します。コントローラーの操作に合わせてCG映像をリアルタイムで生成・表示します。そのため、絵画に描かれたモチーフをまるで絵画の中に入り込んだかのようにインタラクティブに鑑賞できます。
※2透視図法
ある一点を視点として、物体を人間の目に映るのと同様に遠くのものを小さく、近くのものを大きく描く図法。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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