テラドローン、沖縄県初のドローン搭載型レーザ「Terra Lidar」導入企業 不動技建と3次元レーザー測量を共同実施
PR TIMES / 2020年2月10日 15時5分
30分間のドローン飛行で、立入り困難な傾斜地8haの3次元測量・±10cmの高精度な地表面データの取得に成功
テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:徳重 徹、以下 テラドローン)は、自社開発のドローン搭載型レーザ「Terra Lidar(以下 テラライダー)」を活用し、同製品を導入した有限会社 不動技建(本社:沖縄県浦添市、社長:塩川 玲緒奈)と共同で、3次元測量を実施。沖縄県八重瀬町にて、広範囲にわたる傾斜地の測量を完了いたしました。沖縄県におけるテラライダーの導入、ならびに同製品を活用した測量はこれが初めてとなります。
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本測量では、テラライダーをおよそ30分間飛行させることで8haの測量を完了させたほか、±10cmの高精度な地表面データの取得にも成功しました。今回の測量現場は、地質が軟弱な傾斜地であり、植生の伐採を行うことが困難でした。しかし、ドローン搭載型レーザを活用することで、植生の伐採を行わずとも、植生下(地表面)や急傾斜地のデータも取得することができました。
本測量は、災害対策の一環として実施。この傾斜地にはヒビが入った岩が発見されており、この部分から落石が発生する可能性がありました。さらにはその近隣の水道塔に石が衝突することで、地区一帯が水で溢れてしまうことが懸念されていました。弊社が、この傾斜地の等高線図を作成することで、落石ルートのシミュレーションを行うことが可能となりました。
沖縄地域は、亜熱帯性植物の密集、未処理の不発弾、ハブなどの毒ヘビの生息など、様々な要因から、作業員による調査には危険が伴うことも多いのが現状です。このような現状から、今後も同地域でさらなるドローン搭載型レーザの活用・普及が見込まれます。
テラライダーは、早稲田大学との共同開発により、価格を従来の3分の1(1000万円)以下に抑えたドローン搭載型レーザ。レーザシステムは従来、価格がおよそ3000万~4000万円と高額なため、多くの建設企業・建設コンサルタント・測量会社にとって導入が難しい現状がありました。しかし、弊社によるテラライダーの開発により、より多くの現場でレーザシステムの活用が進みつつあります。
弊社は、施工管理や災害時の状況把握などを目的とし、ドローン搭載型レーザによる測量を国内外で350回以上実施しており、国内実績はNo.1。今後もテラライダーの導入を進めていくと同時に、これまでの実績を生かし、測量・調査・点検をはじめとする日本全国の様々なご要望に応えてまいります。
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■テラドローン株式会社
東京本社・全国7支社に加え、アジア、ヨーロッパ、 北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアの世界25カ国以上に支社を構える、世界最大の産業用ドローンソリューションプロバイダー。海外では石油・ガス、電力、マイニング、建設分野を中心とした保守点検・測量サービスの展開を加速させているほか、建設、GIS、UTMなど幅広い分野でもソリューションを提供している。災害復興や区画整理を目的とした大規模な政府プロジェクトや長距離送電線点検など、多くの実績も有する。
日本では大手ゼネコン・建設会社・測量会社・建機メーカー等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績があり、i-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で350件以上のUAVレーザー計測の実績を基に、早稲田大学との共同開発によるLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売を拡大している。
■本件に関する問い合わせ
テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール:support-terralidar@terra-drone.co.jp
会社HP:https://www.terra-drone.net/
Terra Lidar 製品HP : https://lidar.terra-drone.net/
Terra Mapper 製品HP:https://mapper.terra-drone.net/
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