アストラゼネカとWelby、PHRをベースにしたデジタル活用を推進する戦略的パートナーシップ契約を締結
PR TIMES / 2020年6月3日 17時25分
~デジタルプラットフォームを通じて、患者さんの治療をより効果的で安心できるものに~
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)と株式会社Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木 武、以下、Welby)は、PHR(Personal Health Record)(*1)をベースにしたデジタル活用の推進に向けて戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。両社は今後パートナーシップ契約のもと、患者さんに向けて、スマートフォンアプリ等のデジタルプラットフォームを共同で開発・提供します。
アストラゼネカとWelbyは、デジタルを活用することで、患者さんが受けられる治療がより効果的で、安心できるものとなるようサポートしてまいります。まずは、患者さんが服薬状況、体温、副作用といった日々の状態を記録することで自身の治療記録を一元管理し、可視化が図れるスマートフォンアプリの開発を計画しております。患者さんがアプリ上で記録したデータを主治医と共有できるようにし、より自身に合った効果的な治療やサポートが受けられるようになることを目的としております。今後、オンラインやデジタルを利用した診療の普及が期待される中、データ共有が可能となることで、より豊かでつながりのある医療サービスの実現が期待されます。また両社は、将来的に、集積されたデータを解析することで(*2)治療についての知見を深め、医療機関と連携しながら患者さんがより安心できる治療を受けられるためのソリューション提供につなげていくことも視野に入れています。
Welbyはこれまでも様々な疾患領域の患者さんを支援すべく、PHRサービスのリーディングカンパニーとして、デジタルサービスの提供を行ってきました。一方アストラゼネカは、医療用医薬品の創薬、開発、製造および販売を行うイノベーション志向のグローバル製薬企業として、デジタルツールやテクノロジーの活用にも積極的に取り組んでまいりました。アストラゼネカとWelbyはともに患者さんを第一に考え、患者さんの健康に貢献すべく、デジタルを活用した包括的な疾患管理サービスの構築と提供に取り組んでいきます。
以上
(*1) PHR(Personal Health Record)とは、患者さん自身によって電子的に管理される自らの健康・医療情報のことを指します
(*2) データは、各種法令・制度に基づき利用者の同意を得るなど、適切に取得・管理し、利用されます
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アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。当社は、100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・代謝/消化器疾患、呼吸器疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社については https://www.astrazeneca.co.jp をご覧ください。
株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welbyが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。
また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。
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