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株式会社フェイガーとのJ-クレジット創出に関する業務提携について

PR TIMES / 2024年4月26日 15時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34384/245/34384-245-9adc7fe0ef4a03ff80eb232561ac5254-3900x2917.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社フェイガー石崎貴紘代表取締役(左)とヤンマーアグリジャパン株式会社小野寺誠社長(右)
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリジャパン株式会社(以下ヤンマーAJ)は、株式会社フェイガー(以下フェイガー社)と「水稲栽培における中干し期間の延長」によるJ―クレジット創出に関して業務提携を開始しました。

ヤンマーグループでは、持続可能な社会の実現を目指し、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進しています。本戦略の一環としてヤンマーAJは、自動操舵システムを搭載したスマート農機の導入支援など、温室効果ガス(以下、GHG)削減に貢献するソリューションの提供を、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」※1に沿って進めています。
またフェイガー社は、生産者の脱炭素の取り組みの支援およびカーボンクレジット活用による収益化を行う日本初のスタートアップ企業です。2023年度は約6,000tのクレジットについて「第58回J-クレジット制度認証委員会」において認証を受けています。

この度の提携により、ヤンマーAJと取引のある全国の生産者の方々に対し、両社のノウハウを活用し、脱炭素型農業の推進とサポートを開始します。また、ヤンマーグループでは、本提携により創出されたクレジットを用いてカーボンオフセットに取り組みます。これにより、環境負荷低減と生産者の収益拡大を両立した持続可能な農業の発展に貢献してまいります。
■提携内容
GHGの中でもメタンガスは気候変動に与える影響が大きく、メタンガスの温室効果はCO2の約25倍とされています※2。また、稲作の中干し※3 期間を7日間延長することにより、メタン発生量を3割削減できることが確認されています。水田からのメタン排出は、日本のメタン排出量の約4割を占めており、その抑制によるインパクトは非常に大きく、J-クレジット制度運営委員会より「水稲栽培における中干し期間延長」の方法論※4が策定されたことを受け、取り組みが拡大しています。

農業の脱炭素化に向けた関心が高まる中、ヤンマーAJは、フェイガー社のクレジット申請に係るサポート力や質の高いクレジット生成の実績を踏まえ、持続可能な農業の取り組みの一つとして、今回業務提携を行いました。ヤンマーAJは全国の生産者ネットワークを生かし、生産者にフェイガー社のソリューションの紹介と利用促進のプロモーション活動を行います。
なお、クレジット申請については、フェイガー社の独自のアプリを提供するため、写真撮影とアップロードのみで申請が完了し、複雑な手続きや書類提出は不要です。生産者の収益は、クレジット化の時点で、フェイガー社が最低保証額を事前にお支払いし※5、想定より高値で販売できた場合には、ボーナス金額を還元します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34384/245/34384-245-bd134ce3f233e0113feed498381d7b43-1110x475.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
仕組み図
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/34384/245/34384-245-bd8a7fc87159ef44c4b4d4093815528e-2248x1197.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ソリューションの強み
J―クレジットに関する紹介ページURL:https://yanmar.com/jp/agri/knowledge/Jcredit/
株式会社フェイガーURL:https://faeger.company/for_agriculture/


※1 農業水産省「みどりの食料システム戦略」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/#Midorisennryaku
※2 全国地球温暖化防止活動推進センター「地球温暖化係数(GWP)について」
https://www.jccca.org/faq/15950
※3 水稲の栽培期間中に一度水田の水を抜いて田面を乾かすことで、成長を制御する作業。
※4「水稲栽培における中干し期間延長」の方法論の承認について
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/230301.html
※5 地域や農法など諸条件により金額が変動する場合があります。その他手数料や取り組み条件など詳細については、下記ヤンマーAJ ソリューション推進部までお問合せください。

<「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」について>
ヤンマーグループでは、持続可能な社会を目指し、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進しています。「GHG排出量ゼロの企業活動を実現する」「循環する資源を基にした環境負荷フリーの企業活動を実現する」「お客様のGHG排出ネガティブ・資源循環化に貢献する」という3つの課題に挑戦することで、ブランドステートメントに掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/ygc/をご覧ください。

<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

<注記>
記載内容はリリース発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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