話題の感染症専門家・岩田健太郎教授の著書『「感染症パニック」を防げ!』『予防接種は「効く」のか?』重版決定!
PR TIMES / 2020年3月3日 11時45分
新型コロナウイルスによる肺炎の集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内に、災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として2月18日に乗船した神戸大学医学部附属病院感染症内科の岩田健太郎教授がインターネットで動画を配信し、話題となりました。著書の売り上げ上昇につき、この度、光文社新書『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』(2014年11月発売)と『予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える』(2010年12月発売)の2作を増刷することが決定いたしました。
『「感染症パニック」を防げ!』は4刷10,000部を増刷します。3月9日(月)出来の重版をもって、累計27,000部を記録。『予防接種は「効く」のか?』は5刷2,000部を増刷、累計20,000部になります。
また、現在『「感染症パニック」を防げ!』の一部をメディアプラットフォーム「note」で読むことができます。
【はじめに】、【第1章(1)「リスク・コミュニケーションとは何か?」】、【第1章(2)「リスクを見積もる、リスクに対応する」】の全文を公開中。SNSでも話題になっています。
●『「感染症パニック」を防げ!』はじめに
https://shinsho.kobunsha.com/n/nd4c6579ddc38
●『「感染症パニック」を防げ!』第1章(1)「リスク・コミュニケーションとは何か?」
https://shinsho.kobunsha.com/n/ne02d1c2d62d5
●『「感染症パニック」を防げ!』第1章(2)「リスクを見積もる、リスクに対応する」
https://shinsho.kobunsha.com/n/n31d979390c0d
●光文社新書 note
https://shinsho.kobunsha.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/21468/294/resize/d21468-294-851518-0.jpg ]
新型コロナウイルスを「正しく恐れる」ために
感染症界のエースによる、リアルで効果的な1冊
エボラ出血熱、新型インフルエンザ、デング熱、SARS、西ナイル熱、炭疽菌等によるバイオテロ……。高度な文明社会となった現代でも、感染症は相変わらず人類をおびやかし続けている。目に見えない敵、感染症のリスクを扱うときには、単に患者を診断し、病原体を見つけ、それを殺して治療する以上に必要となるものがある。それはパニックと対峙し、パニックによる被害拡大を防ぐためのコミュニケーションの方法である。「恐さ」をどのように捉え、いかに効果的に伝えるか。本書では、いくつもの感染症のアウトブレイクに居合わせ、“感染症にとりつかれた男”とも言われる医師・岩田健太郎が、その経験を交えながら、感染症を題材としたリスク・コミュニケーションのあり方を教える。感染症以外のリスクを扱う立場にいる人にも役立つ、リスク・コミュニケーションの入門書。
【目次】
第1章 リスク・コミュニケーション入門
(1)リスク・コミュニケーションとは何か?
(2)リスクを見積もる・リスクに対応する
(3)効果的なリスク・コミュニケーションのために
(4)聞き手を動かすコミュニケーション
(5)価値観・感情とリスク・コミュニケーション
(6)リスクを伝えるリスク
(7)優れたリスク・コミュニケーターであるために
第2章 感染症におけるリスク・コミュニケーション《実践編》
・エボラ出血熱
・1999年の西ナイル熱
・2001年のバイオテロ(炭疽菌)
・2003年のSARS
・2009年の新型インフルエンザ
・2014年のデング熱
【書籍詳細】
書名:『「感染症パニック」を防げ! リスク・コミュニケーション入門』
著者:岩田健太郎
発売:光文社
発売日:2014年11月13日
判型:新書判ソフトカバー
定価:本体860円+税
[画像2: https://prtimes.jp/i/21468/294/resize/d21468-294-699155-1.jpg ]
効果、副作用、制度、陰謀論…本当のところどうなの? の疑問に感染症界のエースが答える
ワクチン問題の好き嫌いと正邪を切り離し、読者を新たな視点に導く新しいワクチン論
「本当に効くのか?」「副作用は?」「自閉症やぜんそくになるのでは」「自然にかかるほうがいいに決まっている」…。予防接種が感染症による死者や後遺症を減らしてきたという功績は、歴史的に明らかなようでいて、未だにワクチンに対する懐疑的な意見はあとをたたない。また、世界的に医療の優れている国・日本だが、こと予防接種となると、なぜか先進国の中でも遅れた状態にある。なぜ、ワクチンは嫌われるのか。開発と副作用による事故をめぐる歴史も振り返りつつ、今の日本の医療政策、メディア、そして医療の受け手側の問題点などを、一つ一つ明らかにしていく。新型インフルエンザ、多剤耐性菌問題、ホメオパシー、ゼロリスクなどのトピックも分析しながら、ワクチン問題の「好き嫌い」と「正邪」の部分を切り離し、読者を新たな視点に導く、新しいワクチン論。
【目次】
1章 ワクチンをめぐる、日本のお寒い現状
2章 ワクチンとは「あいまいな事象」である
3章 感染症とワクチンの日本史――戦後の突貫工事
4章 京都と島根のジフテリア事件――ワクチン禍を振り返る
5章 アメリカにおける「アメリカ的でない」予防接種制度に学ぶ
6章 1976年の豚インフルエンザ――アメリカの手痛い失敗
7章 ポリオ生ワクチン緊急輸入という英断――日本の成功例
8章 「副作用」とは何なのか?
9章 「インフルエンザワクチン」は効かないのか?――前橋レポートを再読する
10章 ワクチン嫌いにつける薬
【書籍詳細】
書名:『予防接種は「効く」のか? ワクチン嫌いを考える』
著者:岩田健太郎
発売:光文社
発売日:2010年12月16日
判型:新書判ソフトカバー
定価:本体740円+税
【著者紹介】
岩田健太郎(いわた けんたろう)
1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院、同市ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOS クリニック、亀田総合病院を経て、2008 年より神戸大学。神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授。著書に『予防接種は「効く」のか?』、『99・9%が誤用の抗生物質』、『「感染症パニック」を防げ!』、『サルバルサン戦記』、『ワクチンは怖くない』(以上、光文社新書)、『「リスク」の食べ方』、『食べ物のことはからだに訊け! 』(以上、ちくま新書)、『感染症医が教える性の話』(ちくまプリマー新書)、『「患者様」が医療を壊す』(新潮選書)など多数。
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