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CO2船舶輸送の事業化を目指すプロジェクト「CO2LOS III」に参画

PR TIMES / 2021年11月11日 18時45分

CCUSバリューチェーン事業化に向け、欧州の主要CCUS関連企業や研究機関と協業

◆ CO2船舶輸送の実現に必要な知識と情報を共有し、CO2輸送技術の開発とCCUSバリューチェーンの事業化を促進
◆ 脱炭素プロジェクトが活況な欧州の企業・研究機関との協業で、LCO2船開発や市場拡大に大きく寄与



[画像1: https://prtimes.jp/i/25611/305/resize/d25611-305-aaeb73c7b48017fb0336-0.jpg ]

三菱重工業は、液化CO2(LCO2)の船舶輸送に向けた課題の検討に取り組む「CO2LOS III(CO2 Logistics by Ship Phase III)」プロジェクトに参画します。CO2LOS IIIは、LCO2輸送における将来のニーズとソリューションを理解するために必要な知識、情報を共有することを目的としたパートナーシップで、従来からのパイプライン輸送に加え、船舶によるCO2輸送技術の開発を促進することを目指しています。

ノルウェーのCLIMIT–Gassnovaのデモプログラムによって共同設立された本プロジェクトには、当社の他、Air Liquide、BP、Brevik Engineering AS、Equinor Energy AS、Gassco AS、SINTEF AS、TotalEnergiesなど欧州の主要CCUS関連企業や研究機関、三菱商事株式会社が参画。CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)バリューチェーンにおいて欠かすことのできないCO2輸送分野で、脱炭素プロジェクトが活況な欧州の主要パートナーと協業することにより、LCO2船の開発や市場の拡大に大きく寄与することが期待されます。

当社グループは、三菱造船株式会社が有する液化ガス輸送船(LPG・液化石油ガス輸送船、LNG・液化天然ガス輸送船)建造で蓄積した高度なガスハンドリング技術や、三菱重工エンジニアリング株式会社が有する世界トップシェアのCO2回収技術などグループ内の知見を結集し、陸・海に跨るCCUSバリューチェーンの構築に貢献します。

CO2を回収して貯留するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)、さらに転換利用まで行うCCUSは、カーボンニュートラル社会実現には有効な手段として注目されています。そのバリューチェーンにおいてLCO2船は、液化されたCO2を貯留および利用する拠点まで輸送する役割を担うもので、将来的な需要の拡大が見込まれています。

三菱重工グループは、エナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)の事業強化に戦略的に取り組んでおり、CO2エコシステムの構築はその中の柱の一つです。今回のCO2LOS IIIへの参画を通じ、CCUSバリューチェーン構築に必要なLCO2船に関する各種技術の開発および提供に引き続き尽力し、カーボンニュートラル社会実現に向け貢献していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25611/305/resize/d25611-305-53e85bd57a349d4dd3dd-1.jpg ]

■三菱重工業株式会社
ウェブサイト:https://www.mhi.com/jp/
オンラインマガジン:「SPECTRA」(日本語):https://spectra.mhi.com/jp
公式Twitter:@MHI_GroupJP

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