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JCBとシンガポールのスタートアップ企業SOCASHが、新たな海外キャッシングサービスの検討を開始

PR TIMES / 2019年10月17日 4時15分

~ATM以外の場所で引き出し可能なキャッシングサービスを検討~

日本発唯一の国際カードブランド運営会社である株式会社ジェーシービー (本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下:JCB)は、シンガポールのスタートアップ企業であるSOCASH PTE.Ltd(本社:シンガポール、CEO:Hari Sivan、以下:SOCASH)と、カードを用いない新たな海外キャッシングサービスの検討に着手いたしました。本サービスは、東南アジアの人気観光地を訪れる日本人観光客にとって利便性の高いサービスとなります。



◆「SOCASH」のサービスとは
SOCASHは、ATMへ行かなくても安全かつ便利に現金の引き出しができるプラットフォームを提供しております。
SOCASHが提供するアプリを利用することで、消費者はカードを使わずコンビニエンスストア等の小売店のレジでいつでもお金を引き出すことができます。消費者は、スマートフォンのアプリで出金したい金額を打ち込み小売店舗を選択し、レジでQRコードを提示・もしくは店舗のQRコードを読み取り、銀行がその取引をオンラインで承認することで店頭にて現金を受け取ることができます。
[画像: https://prtimes.jp/i/11361/326/resize/d11361-326-884991-0.png ]

SOCASHは、2018年3月のサービス開始から1年半で、人口560万人のシンガポールで利用者数は約13万人以上に達し、1,400の加盟店とのパートナーシップがあり、取引件数はサービス開始から累計で150万件以上となっています。同社は現在、マレーシア、インドネシア、香港やその他ASEAN諸国に拡大しています。

◆SOCASHとの協業内容について
SOCASHとの協業については、国際カードブランドとしてはJCBが初となります。JCBとSOCASHとの協業により、JCB会員は、SOCASHが提供するスマートフォンアプリ上にクレジットカード情報を事前登録することで、ATM以外の場所においてカードレスで海外キャッシングが利用可能となります。また、このキャッシングサービスで利用するスマートフォンアプリは、安全性を確保した認証方法を採用するなど、安全・安心にご利用いただける高いセキュリティ対策を検討しております。
利用場所については、街中でのスーパーマーケット・コンビニに加えて、主に観光客が利用するホテル等での利用についても検討しております。
現在、2020年春以降にJCB会員向けに海外でのサービスを開始できるよう検討を進めております。

JCBは、今後も顧客体験価値の向上に向けて、多様なデジタルプラットフォームを活用し、新しいサービスモデルの創出を目指して取り組んでまいります。

【SOCASH会社概要】
SOCASHは、GLORY LTD、Vertex Ventures(VC Temesek Holdingsの子会社)およびSC Ventures(Standard Chartered BankのVC部門)が支援する、シンガポールに本社を置くスタートアップ企業です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11361/table/326_1.jpg ]

プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20191015-3732.pdf

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