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東映アニメーション製作『あめだま』がニューヨーク国際こども映画祭にて「短編アニメーション審査委員最優秀賞」受賞

PR TIMES / 2024年3月22日 18時15分

米ニューヨーク市で開催された「ニューヨーク国際こども映画祭2024」(3/2~3/17)で、21日に受賞者が発表され、短編映画『あめだま』(英題:Magic Candies)が、「Jury Award for Best Short Animation(短編アニメーション審査委員最優秀賞)」を受賞しました。



[画像: https://prtimes.jp/i/59287/337/resize/d59287-337-aeb19e739fb968b92ec0-0.png ]

「あめだま」とは…
【ABOUT MOVIE 01】
「あなたは誰の声が聞きたいですか?」
‘児童文学界のノーベル賞’アストリッド・リンドグレーン賞受賞のペク・ヒナ氏原作
世界中で愛される童話原作の『あめだま(英題・Magic Candies)』


『あめだま』はコミュニケーションをとるのが苦手な少年・ドンドンが不思議なあめだまを通じて心の声が聞けるようになり、初めて他人の心を理解し、自身の気持ちを伝えることができるようになる過程を描いた短編作品です。韓国を代表する絵本作家ペク・ヒナ氏の『あめだま』『ぼくは犬や』(日本ではブロンズ新社刊)を原作に制作された、初のフルCGアニメーション作品となります。


ペク・ヒナ氏は2005年『ふわふわくもパン』でデビューし、『お月さんのシャーベット』『天女銭湯』『ピヤキのママ』など個性あふれるキャラクターと魅力的なストーリーの作品を描いてきました。作品ごとに異なる手法の繊細かつ工芸的な表現を取り入れ、アニメーション要素も加味した独自の世界観を構築し、「児童文学界のノーベル賞」と呼ばれるアストリッド・リンドグレーン賞を2020年に受賞した世界が認める児童文学作家です。


『あめだま』は2018年、国際児童図書評議会のオナーリスト(IBBY Honour List)に選ばれただけでなく、2023年イタリアで最高の児童書に授与するSuperPremio Andersen・Gualtiero Schiaffino追悼賞を受賞するなど、世界的な注目を集めている作品です。また日本では第24回日本絵本大賞「翻訳絵本賞」と「読者賞」の2冠受賞、MOE絵本大賞で6位となり、韓国絵本で初めて10位内に名を連ねるなど注目すべき歩みを続けてきました。

【ABOUT MOVIE 02】
監督 西尾 大介×プロデューサー 鷲尾 天
『ふたりはプリキュア』のチームが『あめだま』で再び結集!

短編アニメーション『あめだま』は、西尾大介監督と鷲尾天プロデューサー(東映アニメーション)が製作しました。二人は2004年、オリジナルTVシリーズアニメ『ふたりはプリキュア』を企画・製作してきました。今年で20周年を迎えた『プリキュア』シリーズは、女性キャラクターの常識を超えて日本社会に大きな影響を与えました。オリジナルシリーズで何世代にもわたって愛されてきた稀有な作品となっています。
また日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞作家で、「ふたりはプリキュア」などの楽曲制作に携わってきた佐藤直紀氏も今作の作曲を担当し、豊かな世界観を表現しています。


【ABOUT MOVIE 03】
東映アニメーションが伝えるハートウオーミングストーリー
全世界の「ドンドン」たちに届ける感動作品

不思議なあめだまを食べると心の声が聞こえ始める!


『あめだま』は独りぼっちの少年・ドンドンが偶然不思議なあめだまを食べたことによって、人々の心の声を聞きながら初めて自身の本当の気持ちを語る過程を温かく盛り込んだフルCGアニメーションです。原作の持つ独創的な世界がスクリーンを通じて生き生きと繰り広げられます。ドンドンが最後のあめだまを食べて本当の気持ちを語る姿は、子供だけではなく大人にも大きな共感を呼び起こします。


アニメーション制作は『THE FIRST SLAM DUNK』のダンデライオンアニメーションスタジオ(代表・西川和宏)が担当。CGスーパーバイザー清水剛吏氏、アートディレクター江場佐知子氏など多彩な人材が集まり、素晴らしい臨場感とリアリティを映像に生み出しました。特に韓国ロケを通じて原作の持つ背景を感じ取り、映像を構築していったことには大きな意味がありました。単純に韓国の風景をそのまま映像に映すのではなく、構想したイメージの鮮明度を高める形で反映されました。アパート、文具店など原作の描く2000年代初めの韓国を描くためにソウル各地を巡り、作品独自の世界観を完成させました。

・CHARACTER & CAST
ドンドン|嶋 陽大
自分の気持ちを表現し、他人の気持ちを理解するのが苦手な少年。一人でビー玉遊びをしながら、内心友達が話しかけてくれるのを待つ。文房具店で偶然購入した不思議なあめだまを通じて周囲の心の声を聞くようになり、次第に他人を理解しながら自分の本当の気持ちを語る勇気を得るようになる。

ソファー|岩崎 ひろし
ドンドンが心の声を聞くようになった最初の相手。右側の脇腹に挟まったリモコンのせいで不満を訴え、取ってほしいと頼む。


グスリ|山路 和弘
ドンドンの家で飼っている老犬。以前のように走り回ることはできず、横になっていたい。ドンドンは自分を避けていると勘違いしていたが、不思議なあめだまのおかげで誤解が解けて久しぶりに昔のように楽しく遊ぶ。


おばあちゃん| 雨蘭 咲木子
天国で学生時代の友達に会って楽しく時間を過ごしている。あめだまのおかげで空からドンドンに語りかけ、ドンドンの言葉を聞くことができるようになる。

パパ|渡辺 いっけい
朝の出勤から家に帰ってきても家事と、一日中忙しい。ドンドンに向かってひっきりなしに小言を言うが、誰よりもドンドンを愛している。


文房具店の店主ㅣ 長谷川 義史(特別出演)
町内で文房具屋を経営し、子どもたちに必要な物を探してくれる。新しいビー玉を買いに来たドンドンに不思議なあめだまを勧める。

・原作 ペク・ヒナ
1971年ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学で教育工学、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学んだ。2005年のデビュー作『ふわふわくもパン』でボローニャ国際児童図書展「フィクション部門 今年の作家」に選ばれ、その後も独創的な自身の作品世界を構築していった。2020年「児童文学界のノーベル賞」と呼ばれる「アストリッド・リンドグレーン賞」を受賞し、世界が認めた児童文学作家として現在も活発に活動中。


主な作品
『天女かあさん』(2022), 『ヨニとヤナギの坊ちゃん』(2021), 『ぼくは犬や』(2019), 『おかしなおきゃくさま』(2018), 『あめだま』(2017), 『ゆめのごちそう』(2014), 『天女銭湯』(2012), 『ピヤキのママ』(2011), 『昨日の夕方』(2011), 『お月さんのシャーベット』(2010), 『ピンクのせん』(2007), 『きたかぜのくれたテーブルかけ』(2007), 『ふわふわくもパン』(2004) その他
(日本ではブロンズ新社他より刊行(※一部未刊行))

・作品情報
タイトル:あめだま(英題「Magic Candies」)
原作:ペク・ヒナ 『あめだま』『ぼくは犬や』(韓国StoryBowl刊、日本ではブロンズ新社刊)
製作:東映アニメーション株式会社
アニメーション制作:ダンデライオンアニメーションスタジオ
監督:西尾 大介
プロデューサー:鷲尾 天
音楽:佐藤 直紀
アニメーションプロデューサー:西川 和宏
CGスーパーバイザー:清水剛吏
アートディレクター:江場佐知子
配給:M-LINE Distribution.
上映時間:20分43秒
ジャンル:短編アニメーション
制作国:日本
言語:日本語

・ストーリー
「一人で遊ぶんも悪くない…」 公園の片隅でビー玉遊びをしているドンドン。彼に寄り添うのは年老いた犬のグスリだけだ。
公園で一緒に遊んでいる子供たちを眺めていたドンドンは、新しいビー玉が欲しくて文房具屋に向かった。そこで店主のおじいさんから、ビー玉の代わりにあめだま一袋を買うことになる。家に帰って色とりどりのあめだまから一粒選んで口に入れた瞬間、どこからか自分の名前を呼ぶ声が聞こえ始める・・・
不思議なあめだまを食べると、心の声が聞こえる!
あなたは誰の声が聞きたいですか?

◆ニューヨーク国際こども映画祭( https://nyicff.org/ )とは
1997 年に設立されたNYICFF(ニューヨーク国際こども映画祭)は、25年以上にわたり若者が自分自身と他者を理解するための道としての映画という信念に根ざして実施されています。すべてのプログラムは映画の美しさと力を称賛し、複雑で微妙な芸術と結びつく子どもたちの本来の能力を刺激し、ユニークで多様な声を表現し称賛する知的な映画の制作を奨励する映画祭です。

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