ソフトバンク・テクノロジーとマカフィー、クラウド環境へのセキュリティ提供において協業
PR TIMES / 2018年11月8日 14時40分
~MVISION CloudとSBTのセキュリティ知見を組み合わせた新サービス「MSS for CASB」を年度内に提供開始~
マカフィー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山野 修、以下 マカフィー)と、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:阿多 親市、以下 SBT)は、クラウド環境におけるセキュリティ・ソリューションの提供で協業することをお知らせします。
今回の協業で、マカフィーが提供する「McAfee MVISION Cloud(旧:Skyhigh Security Cloud、以下MVISION Cloud)」とSBTが持つMicrosoft Office 365(以下 Office 365 )の豊富な導入・運用実績から得た知見を組み合わせたOffice 365向けの推奨セキュリティポリシーの提供や、マネージドセキュリティサービス(以下MSS)との連携による強固な監視・運用体制を実現するMSS for CASBをSBTから年度内に提供開始します。
■背景
昨今、働き方改革の一環として業務効率化による生産性向上やテレワークといった取り組み、データ活用によるビジネス全体の改善のため、企業システムのクラウド化が進んでおり、メールシステムなどのコミュニケーション基盤や業務システムなどのコラボレーション基盤の導入、また社内のみではなく社外からもシステムにアクセスをするといった活用が行われています。
しかしながら、利便性が高く利用開始が容易であるクラウドサービスには、オンプレミスのシステムと比較し情報漏洩のリスクが高くなることや、従業員が個々にクラウドサービスを利用するため管理が行き届かなくなるといった課題が出てきました。これを受け、企業の利用するクラウドサービスを管理し、またサービス毎に適切なセキュリティポリシーが設定可能なCASB(Cloud Access Security Broker)の重要性が高まってきています。
■MSS for CASBについて
SBTは、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するためのクラウド活用を推進しており、Office 365を始めとしセキュリティ対策を含めた独自のクラウドソリューションなど多くの導入実績があります。これらの導入実績から得られたノウハウおよびMSSを始めとするセキュリティサービスを提供してきた実績にMVISION Cloudを加えることで、Office 365をより安全に利用するための付加価値の高いサービスの提供が可能となります。
1.SBTの独自に策定したOffice 365向けの推奨セキュリティポリシーテンプレートを提供し、また、お客様の社内環境に合わせたポリシーへのカスタマイズも行います。
2.シャドーITで検出した高リスクのクラウドサービスのリスクを分析し、お客様の業務に合わせた継続的な抑制ポリシーの提案などのコンサルティングサービスを提供します。
3.MVISION Cloudで検知したセキュリティアラートに加え、他のMSSサービスも用いて複合的に脅威を分析します。
MSS for CASBの対象となるMcAfee MVISION Cloudの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.softbanktech.co.jp/service/list/mcafee/sky-high/
MSS for CASB サービス図
[画像: https://prtimes.jp/i/7357/391/resize/d7357-391-183326-0.png ]
■「McAfee MVISION Cloud」(旧Skyhigh Security Cloud)について
マルチクラウド環境において、企業が保有するデータ、アプリケーション、ワークロードを保護し、クラウドの安全なビジネス環境を実現します。オープン エコシステムをサポートするプラットフォームにより、データの可視化、データ損失防止、高度な脅威対策が可能です。本ソリューションにより、企業はクラウド環境での責任共有モデルにおいて、利用者側の責任を果たすことが可能になります。2018年 10月開催のUS MPOWERにて、MVISIONのラインナップに加わりました。
詳細は https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/mvision-cloud.html をご覧ください。
■MSS(マネージドセキュリティサービス)について
マネージドセキュリティサービスは、SBTのサイバーセキュリティの専門家であるセキュリティアナリストが24時間365日、自社セキュリティ監視センターに常駐し、お客様のセキュリティシステムの適切なチューニングと、より高いレベルへの改善活動による運用・監視を実施します。2018年5月には、独自の脅威検知AIを搭載したログ分析プラットフォームを Microsoft Azure 上で構築するなど、セキュリティアナリストのより高度な分析や、脅威検知のスピード向上といったサービスの強化も実施しています。
詳細は https://www.softbanktech.co.jp/service/list/managed-security-service/ をご覧ください。
ソフトバンク・テクノロジー株式会社について
SBT はクラウドと IoT に注力している ICT 企業です。私たちの強みである「クラウド」「セキュリティ」「ビッグデータ」をクラウドに融合した付加価値の高いサービスを提供し、また、AIやIoTといった先端技術の知見をもって、お客様の本業成長に貢献するビジネスパートナーを目指して事業を展開してまいります。
詳細は https://www.softbanktech.co.jp/ をご覧ください。
マカフィーについて
マカフィーはデバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業です。業界、製品、組織、そして個人の垣根を超えて共に力を合わせることで実現するより安全な世界を目指し、マカフィーは企業、そして個人向けのセキュリティ ソリューションを提供しています。
詳細は https://www.mcafee.com/jp/ をご覧ください。
※アノマリ=クラウドサービスに対し、人の振る舞いを機械学習モデルを使って分析・発見した、サイバー脅威を疑われる行動のこと。
※本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
※Microsoft、Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
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