アサヒ飲料と東急コミュニティー 「CO2を食べる自販機」の設置先紹介・斡旋に関する業務提携契約を締結
PR TIMES / 2024年4月16日 14時45分
大気中のCO2を吸収し、脱炭素社会の実現へ
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、株式会社東急コミュニティー(本社:東京、社長:木村昌平、以下「東急コミュニティー」)と「CO2を食べる自販機」の設置先紹介・斡旋に関する業務提携契約を締結しました.
アサヒ飲料が展開する「CO2を食べる自販機」の仲介を東急コミュニティーが担い、オフィスビル・商業施設などの設置先の紹介を行うことで、2024年4月より管理物件の環境価値向上の促進を更に加速させます。
アサヒ飲料は、自動販売機の庫内にCO2を吸収する特殊材を搭載した「CO2を食べる自販機」を2023年6月から展開しています。CO2を吸収しても自動販売機の稼働に影響はなく、大気中のCO2を吸収する木と同じような役割を果たすため、脱炭素社会の実現に貢献します。
東急コミュニティーは、東急不動産ホールディングスグループの長期ビジョン「WE ARE GREEN」をスローガンに、物件の日常管理を通し、脱炭素社会・循環型社会・生物多様性の3つの視点から、環境に貢献できるソリューションの提供を行っています。CO2資源循環モデルの取り組み「CO2を食べる自販機」を通じて2社が業務提携を行うことで、地球環境保護活動の更なる強化を目指します。
アサヒ飲料と東急コミュニティーは、本業務提携を行うことで、共通の目的である環境貢献への前進を図ります。
[画像: https://prtimes.jp/i/39153/734/resize/d39153-734-70c5114e2985ed65a98b-0.png ]
参考:「CO2を食べる自販機」を活用したCO2資源循環について
■CO2の吸収
CO2吸収性能として1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでおり、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。
実証実験では関東・関西エリアを中心に、CO2濃度が高いとされる屋内に加え屋外などさまざまな場所に約20台設置し、CO2吸収量や吸収スピードなどを比較・検証しています。
脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取り組みであり、大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みです。
■吸収したCO2の活用
自動販売機から吸収したCO2は、取り組みにご賛同いただける各自治体や企業と共創しながら、さまざまな工業原料として活用することを計画しています。吸収材を肥料に配合し土壌に散布することでCO2の土壌貯留を図るほか、コンクリートの原料に配合しCO2の固定化や海中での藻場造成などに活用することでブルーカーボン生態系※の再生を図ることなどを検討しています。
※ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態
CO2資源循環モデルの取り組みは、アサヒ飲料が将来世代にワクワクと笑顔をつなげていくための活動「100YEARS GIFT(100年ギフト)」の一環です。自動販売機を通して環境負荷低減に貢献する取り組みによって100年先のサステナブルな地球を目指していきます。
アサヒグループでは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。サステナビリティの重点テーマの一つである「気候変動への対応」においては、CO2排出量削減の中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定し、2040年までにCO2排出量をネットゼロとすることを目指しています。
【会社概要 株式会社東急コミュニティー 】
所在地 :東京都世田谷区用賀四丁目10番1号世田谷ビジネススクエア タワー
代表者 :代表取締役社長 木村 昌平(きむらしょうへい)
事業内容:マンションライフサポート事業、ビルマネジメント事業、リフォーム事業
URL :https://www.tokyu-com.co.jp/
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