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パイオニアとWaqua、「配水SaaSソリューション」構築に向けて協業

PR TIMES / 2024年3月20日 16時40分

~海水淡水化装置とルーティングテクノロジーを活用し、小規模分散型の水供給サービスを効率化~



パイオニア株式会社
2024年3月19日
報 道 資 料

 パイオニアは、株式会社Waqua(本社:沖縄県うるま市、代表取締役社長:柳瀬 善史、以下「Waqua」)と「配水SaaSソリューション」の構築に向けた協業を行います。具体的には、当社が保有するルーティングテクノロジーとフリートマネジメントに関する知見、Waquaが保有する「小型海水淡水化装置」とその活用ノウハウを持ち寄り、浄水場からの水道配管を前提としない小規模分散型水供給サービス向けに、水源地からの取水・浄水・運搬を効率的に行う配水ソリューションを構築します。今後、各自治体との連携、事業化の検証を行い、離島・過疎地域を含む地方都市での運用を目指します。



■背景、課題
 水道インフラの老朽化や人口減少に伴う水道事業収入の減少など、日本の水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。中でも、1960~1970年代の高度経済成長期に設置された水道配管の老朽化が昨今顕著になり、その更新にかかる費用が地方自治体の大きな負担となることから、「安心・安全な水道インフラ」を低コストで効率的に維持するための早急な対策が求められています。


■「配水SaaSソリューション」について
 Waquaの「小型海水淡水化装置」と、パイオニア独自のルーティングテクノロジーを使用したナビゲーションとフリートマネジメントシステムを活用し、浄水場からの水道配管を必要としない小規模分散型の水供給サービスを、効率的に低コストで運用できる配水ソリューションです。「小型海水淡水化装置」を搭載した給水車で近隣の海や河川などの水源地から取水作業を行い、浄水しながら複数の配水池に運搬、供給を行います。取水源の水質状況や各配水池の需要を考慮した取水・運搬順路を算出するため、低コストかつ高効率な運用を実現するほか、給水車の運行管理や配車対応も行えます。また本ソリューションは、甚大な自然災害による断水時の代替配水インフラとしても活用可能です。
[画像: https://prtimes.jp/i/5670/869/resize/d5670-869-f5aa854278c9bd103065-0.jpg ]

【Waquaについて】
 株式会社Waquaは、「スマートウォーターグリッド社会の実現」を目指して、先進的な水処理関連機器やITサービスの企画開発・製造販売を手掛けています。家庭用電源100Vで稼働し、海水や河川水、池などの水も真水にできる高性能の『小型海水淡水化装置』、給水の手間を大幅に削減する『循環式手洗いユニット』、川、池等の水を素早く浄水できる電源不要の『防災用手動浄水器』ウォーターピュア(R)シリーズなど、独自技術で実現した水の問題を解決するさまざまなラインナップを世界各国で展開しています。


企業Webサイト:https://waqua.com/


【パイオニアについて】
 パイオニア株式会社は、「より多くの人と、感動を」という企業ミッションのもと、カーエレクトロニクス事業を主軸に数々の「世界初」の製品やサービスをグローバルに展開しています。長年にわたるカーナビゲーションシステムの開発で培ったプローブデータや位置情報サービスなどを用いた独自のルーティングテクノロジーにより、モビリティ領域におけるさまざまな課題を“モノ×コト”で解決するソリューション企業への変革に取り組んでいます。


企業Webサイト:https://jpn.pioneer/ja/?ad=pr

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