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TOPPANデジタル、製造DXソリューション「NAVINECT(R)」で、計測機器の管理・校正を支援する「機器校正DX」の提供を開始

PR TIMES / 2024年2月29日 11時45分

所在や使用期限、校正実績を可視化して現場の品質管理を支援

 TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANデジタル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:坂井 和則、以下 TOPPANデジタル)は、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(R)(ナビネクト)」を2019年4月より販売しています。
 このたび、製造現場の様々な課題に合わせ、複数のサービスを組み合わせて導入できるテンプレート型ソリューション「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズの新製品として、品質保証のための検査に欠かせない計測機器の管理と校正業務に特化した「機器校正DX」の販売を2024年3月より開始します。 
 「機器校正DX」では、製造工程で重量やサイズを測定するノギスやマイクロメーターなどの計測機器が正しく機能しているかを確認・メンテナンスする「校正業務」において、機器1台1台の基本情報と校正作業の実績情報および所在情報をクラウド上で一元管理します。校正時期の通知や外部機関が発行する校正証明書などの関連資料を保存する機能も備え、校正作業の確実な実行による品質管理レベルの向上、計測機器の適切な管理・修理・維持、現場での管理負荷の削減に寄与します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/1351/resize/d33034-1351-727d588c2e987226511c-2.jpg ]

■ 開発の背景
 製造現場において、計測機器が正しく測定できているかを確認する「校正作業」は品質保証の面で必須であり、品質マネジメントシステム規格ISO9001においても校正の実施が要求事項に謳われています。校正が正しく行われない場合、重大な製品事故やリコールにつながる可能性があり、校正業務の重要性はますます高まっています。一方で実際の現場では、管理対象となる機器が非常に多く、作業予定や実績の管理が煩雑化、校正証明書等の外部文書も併せて保存が必要など多くの課題があり、手書きの記録表や表計算ソフトに頼った運用では多大な労力が割かれてしまっています。
 このたび、TOPPANデジタルは「NAVINECT(R)ラインビルド」の新製品として「機器校正DX」の提供を開始。校正業務の効率化を通じて、製造現場の品質管理レベルの向上を実現します。

■ 「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズ「機器校正DX」の特長
・計測機器に関する情報の一元管理と所在の見える化
 型式等の基本情報や基準値等の校正マスター情報だけではなく、校正手順や校正証明書などの関連文書をまとめてクラウド上で一元管理することができます。また、個体識別用コード付き管理ラベルの発行により、コードをスキャンすることで校正機器の移動処理や所在管理を容易に行うことができます。


・校正業務のスマート化をサポートする、期限管理と帳票管理
 いつまでに校正を行う必要があるかの期限の設定や、期限が迫った際のアラートなど校正忘れを防ぐ機能を備え、確実な校正業務の実施をサポートします。また、校正の実績はタブレットやスマホで簡単に登録が可能。登録に使う帳票は帳票設計機能により現在使用中の記録表と同じイメージで設計ができるため、運用に大きな変更を与えることなくスムーズなデジタル化を実現します。


・計測機器のトレーサビリティにより品質保証に貢献
 校正の実績管理だけでなく、計測機器を利用した日常的な点検や生産記録の管理を同一のシステム上で行うことができます。これにより、校正済みの機器を適正に使用し各種計測が行われているかのトレーサビリティを実現できるため、現場の品質保証に貢献するとともに、計測機器のライフサイクルに合わせたシステム運用が可能です
※オプション機能となります。

■ 価格
・月額利用料:9万円~(税抜)
 ※初期費用が別途必要となります。

■ 今後の目標
 TOPPANデジタルは、「NAVINECT(R)」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2025年度中に
110社への導入を目指します。「NAVINECT(R)ラインビルド」シリーズでは、製造現場の細かな用途に対応した製品の開発を進め、複数を組み合わせて利用できる「NAVINECT(R)」の利便性を追求したソリューションの提供を図ります。TOPPANグループでは、デジタル化した製造現場の情報をもとに、企業間や消費者までサプライチェーン全体のDXを実現することで、バリューチェーンの最適化に繋がるソリューション・サービスを開発・展開していきます。

■ NAVINECT(R)について
 「NAVINECT(R)」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタ
ル化を支援する製造DX支援ソリューションです。TOPPANグループがこれまで情報系、生活・産業系、エレクトロニクス系などの幅広い業種の生産品目に対応するため自社の製造現場で開発・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウが活かされています。2019年4月にオンプレミス型の「NAVINECT(R)」の提供を開始し、現在は4つのシリーズで製品を提供しています。
 製造現場のDX導入を手軽に支援する「NAVINECT(R)クラウド」、生産装置や機器のデータをリアルタイ
ムで収集・活用する「NAVINECT(R)エッジ」、生産ラインのDX化をトータルで支援する「NAVINECT(R)ラインビルド」、データ分析・レポート化で改善活動を支援する「NAVINECT(R)インサイト」。網羅性と拡張性のある豊富な製品群により製造現場のデジタル化から拠点間の連携まで製造業全体のDXを推進します。これまで、食品業界をはじめ自動車部品・化学・住宅設備・製薬業界に至るまで、幅広い業界に採用されています。
「NAVINECT(R)」公式サイト:: https://navinect.jp/

■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/1351/resize/d33034-1351-d1a43022cfe904003a12-1.jpg ]

 「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、TOPPANグループが全社をあげて、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、グループ全体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
 「エルヘート」は、TOPPANグループ創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhohen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
 今まで培った印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以  上

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