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横浜市と、ベトナム人介護人材の受入に関する協定を締結します

PR TIMES / 2019年2月22日 17時40分



株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区/代表取締役社長 宮原博昭)のグループ会社で、高齢者福祉事業を行っている株式会社学研ココファン(本社:東京都品川区/代表取締役社長 五郎丸徹)と、横浜市(市長:林文子)は、ベトナム人介護人材の受入に関して、相互に連携を強化することで合意し、協定を締結しました。

1.経緯
○横浜市では、昨年7月にベトナム3都市及び5つの教育機関と、介護人材受入れ推進のための覚書(MOU)を締結しました。

○学研グループでは、ベトナムからの介護人材受入れに向けて、自社で開発した介護に関する学習プログラムや日本語学習プログラムの、現地の教育機関等での活用を推進しており、横浜市が覚書を締結したベトナムフエ医科・薬科大学において、今年6月に開設される「日本式介護学科」で、学研グループが開発した介護に関する学習プログラムが導入されることになりました。

○このような中、学研グループは横浜市に対し、ベトナムにおける介護人材の育成や入国後の生活支援等に関して連携の提案を行い、その後、学研グループの高齢者福祉事業会社である学研ココファンと横浜市で協議を重ね、連携協定を締結することとしました

[参考] 横浜市のベトナムでの取組(3都市・5学校との覚書(MOU)による取組)平成30年7月締結


[画像1: https://prtimes.jp/i/2535/2050/resize/d2535-2050-414240-3.png ]


2.協定の概要
(1)ベトナムにおける介護人材の育成に関すること
(2)ベトナム人介護人材の市内における生活支援等に関すること
(3)ベトナム国内の教育機関や送り出し機関等との連携に関すること

3.協定にもとづく主な取り組み
(1)ベトナムにおける介護人材の育成に関すること <学研>
■ベトナムの学校等で介護を学ぶ学生への支援策を構築
・フエ医科・薬科大学にて、ベトナム語版へ翻訳したeラーニングシステムやコンテンツを取り入れ、現地の教育機関在学中に、日本の介護現場で働くための基本的な介護知識及び技能の習得や、日本語学習の支援について取り組みを推進します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2535/2050/resize/d2535-2050-825104-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/2535/2050/resize/d2535-2050-230427-4.jpg ]

(2)ベトナム人介護人材の市内における生活支援等に関すること <横浜市>
■入国後の生活支援等
・ベトナムから来日して横浜市内の介護施設で働く方の住居の確保を支援します。
・文化や言葉の違いによる困りごと等、日常生活の相談支援を実施します。

(3)ベトナム国内の教育機関や送り出し機関等との連携に関すること <横浜市・学研>
大学の看護学部など現地の教育機関や送り出し機関等と連携して、
横浜市内の介護事業所で就労する人材の確保に取り組みます。

《連携イメージ》

[画像4: https://prtimes.jp/i/2535/2050/resize/d2535-2050-907288-2.png ]


4.今後について
○協定締結を機に、学研ココファンがベトナムにおいて提携している教育機関などとの連携を検討するなど、引き続き、ベトナム国内での各都市、教育機関等との介護人材の確保に関する連携を進めていきます。

○横浜市内における介護人材の確保に向け、介護分野の多様な状況に柔軟に対応できるよう、人材育成をはじめ、民間との連携も引き続き、進めていきます。

■参考(改正出入国管理法への横浜市の対応)
特定技能1号の資格で入国して介護分野に就労するには、日本語能力の他に介護日本語評価や介護の技能評価試験に合格する必要があります。これらの試験に対応するため、eラーニングの導入など学習支援を進めます。

<特定技能1号について>
深刻化する人手不足に対応するため、生産性向上や国内人材の確保のための取り組みを行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れていく仕組みとして、「出入国管理及び難民認定法」が改正され、就労を目的とした新たな在留資格が創設されました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<参考資料>
フエ医科・薬科大学「日本式介護学科」ベトナム人インストラクターの研修を「ココファン日吉」で実施

[画像5: https://prtimes.jp/i/2535/2050/resize/d2535-2050-911249-0.png ]

フエ医科・薬科大学では、日本式介護学科(※)の開設を今年6月に予定しています。新学科では、介護学習プログラムや日本語学習プログラムを開始しますが、今年の1月から、ベトナムの看護大学を終了したベトナム人3名が、拠点型サービス付き高齢者向け住宅「ココファン日吉(横浜市港北区)」に併設した短期入所生活介護事業所において、3か月間の日本の介護施設における介護業務の研修を受講しています。その後、ベトナムに帰国し、日本式介護学科で学生の指導にあたります。

※フエ医科・薬科大学 日本式介護学科…日本で介護の仕事を希望する学生を対象に新たに開設。日本語検定(N4以上)や介護の日本語、介護の技能や知識等について18ヶ月間学びます。

○研修日程 〈第一陣3名〉1月27日(日)~4月25日(木)
・ビザの種類:研修目的の短期滞在ビザ
・受入責任者:株式会社 学研ココファン
・研修場所:ココファン日吉における実務研修、および学研本社(五反田)における座学研修

サービス付き高齢者向け住宅「ココファン日吉」について
●UR都市機構が本格的に団地再生に取り組んだモデル
●高齢者住まい法改正の契機となったモデル

ベトナム現地における学習支援および介護人材の送り出し業務は、学研ココファンが提携するU International Human Co.,Ltdが行います。

〈学研の高齢者福祉サービスと、横浜市との関わり〉
学研グループはミドル層向け介護対応のサービス付き高齢者向け住宅を中心とした「ココファンシリーズ」を約130拠点展開しています。また昨年9月には、認知症高齢者グループホーム運営居室数日本一のメディカル・ケア・サービス株式会社がグループインし、全国で413拠点12,085居室の高齢者の住まいを提供しています。
横浜市においても、市有地を活用した「よこはま多世代・地域交流型住宅」の第1号となる「ココファン横浜鶴見」や、当社の多世代交流フラッグシップ第1号である「ココファン日吉」など、サービス付き高齢者向け住宅7棟、グループホーム3棟を運営しています。
学研グループの子育て支援、教育事業等と連携し、0歳から100歳を超える高齢者まで多世代が支えあいながら住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けられる街「学研版地域包括ケアシステム」を推進しています。

※拠点数等はいずれも2019年2月1日時点

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