【LINEリサーチ】休校明けの高校生活、男女ともに「友達に会えて楽しい」と感じている人が多数 日常が戻ってきたことへの喜びが強い一方、「マスク」や「宿題・課題」「人間関係」などをめんどうに感じる声も
PR TIMES / 2020年7月15日 9時40分
LINEリサーチ、新型コロナウイルスによる休校明けの学校生活に関する調査を実施
LINE株式会社では、同社が保有する約528万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
このたびLINEリサーチでは、高校1年生~3年生の男女を対象に、新型コロナウイルスによる休校明けの学校生活について調査を実施いたしましたので、その結果をお知らせします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:http://research-platform.line.me/archives/35545416.html
■学校再開の状況の割合
[画像1: https://prtimes.jp/i/1594/2370/resize/d1594-2370-520512-0.png ]
学校の登校状況に関して、「通常登校で、通常通りの時間割」と回答したのは全体の73%。「通常登校で短縮授業」と答えた18%と合わせると、約9割が通常通りに登校していることがわかりました。分散登校を続ける学生も6%いますが、ほとんどの高校生が学校に戻っているという結果になりました。
■コロナ後の高校生活で感じていること
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“楽しいこと・うれしいこと”では、女子高生・男子高生ともに「友達に会えて楽しい」という回答が多く、男子高生は約5割、女子高生では6割以上の回答がありました。
その次に多かった回答が「日常が戻ってきたみたいでうれしい」で、男女ともに26%。勉強や部活など、普通の学校生活を送れることへの喜びを感じている人が多いことがわかります。また、「制服が着られてうれしい」と答えた女子高生が16%いたのも印象的でした。
一方、“めんどうに感じていること”では、男女ともに“マスク”で、「登校するときや教室でのマスクが息苦しい/暑い」が女子高生は77%、男子高生は57%と半数以上。次に多かったのは「授業・勉強が大変」や「宿題・課題がめんどう」という回答。休校期間中の勉強の遅れを取り戻すため、授業のペースが速かったり、宿題の量が多かったりするようです。
また、男子高生と比べ「人間関係がめんどう」、「髪型のセットがめんどう」と回答した女子高生が約2割で、男子高生よりも多い傾向でした。
■学校で実際にできていると思う「新しい生活様式」
[画像3: https://prtimes.jp/i/1594/2370/resize/d1594-2370-551253-2.png ]
国全体で取り組んでいる「新しい生活様式」は、もちろん学校現場でも取り組まれています。高校生活でどんな取り組みがされているかを聞いたところ、ほぼ同じ割合で「こまめに教室や部屋の換気をする」が68%、「誰かと会話をするときはマスクをする」が67%という結果に。「登校前の検温・健康チェックをする」も55%と高く、換気やマスク、検温については学校からの指示を受けているのかもしれませんね。
一方、「わからない」「ひとつもない」と回答したのは全体の7%。ほぼ全ての学生が何かしらの対策に取り組んでいることがわかりました。 ほかには「徒歩や自転車でなるべく通学する」、「誰かと会話や食事をするときは、横並びで座る」などの回答もありました。
■学校生活で感じていること
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“学校生活”では、「お弁当を1人で無言で食べなきゃ行けない」、「堂々と友達と近くで遊んだり話したりできない」と回答したのは、ともに高校1年生の女子高生、男子高生。始まったばかりの高校生活、楽しみにしているお昼休みの時間も楽しさが半減しているようです。友だちとの「ソーシャルディスタンス」確保のために、がんばって耐えている声がたくさん寄せられました。また「マスクをつけて授業を受けるのは暑くて大変」、「みんなのマスク無しの顔を見られない」など、“マスクがもどかしい”という声も。
さらに、感染症予防のために体育祭や文化祭、修学旅行などの開催を中止した学校が多く、部活動においても、休校前と同じように練習できていないのが実情のようです。「3年生として集大成といえる行事が全て消えた」、「高校生活最後の学校祭も球技大会もなくなって、クラスで団結できる行事がないのが本当に悲しい」といった高校3年生のコメントもありました。
■日常生活で感じていること
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“日常生活”では、「自由に遊べない」、「楽しみにしていたイベントに行けない」という声があがりました。「カラオケや映画館に行くのが怖い」と、コロナへの不安を感じているコメントや、「ディズニーに行けない」、「彼女とデートに行けない」と、遊びたいのに遊べないというもどかしい本音が。ほかにも学校行事と同様に、夏祭りやライブなどのイベントが開催されず行けなくなってしまったというケースも。一方で、「前の生活が戻ってしまうのが怖いので戻りすぎなくて良かった」と、コロナへの不安が残る現状では、以前とまったく同じ生活に戻ることには、不安を感じている高校生もいるようです。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:高校1年生~3年生男女
実施時期:2020年6月30日~7月1日
有効回収数:1043サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約528万人のアクティブモニターのうち10~29歳が52%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年6月時点
「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
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