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太陽の塔の創造主・岡本太郎の思いを落語で紐解く桂春蝶「30周年という節目に10作目が出せるということは、すごく嬉しい」

PR TIMES / 2024年4月17日 17時45分



6月24日(月)~30日(日)、桂春蝶が「芸能生活三十周年記念公演 落語で伝えたい想い第十作」を、心斎橋PARCOにて7日間連続で開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-0358625962b227ed639d-2.jpg ]

□チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2407294
□公演情報 https://shinsaibashi.parco.jp/space14/information/detail/?id=27774
□桂春蝶公式サイト https://shunchou.jp/

大きな節目の会で披露するのは、2013年から始めた「桂春蝶の落語で伝えたい想い」シリーズの10作目となる「太郎と太陽と大」。大阪府吹田市の出身である春蝶にとって、自身のルーツともいうべき「太陽の塔」にフォーカスし、その創造主・岡本太郎を巡る物語を語ります。

「10作目は、自分の中で『もうこれしかない』と思っていたテーマが一つあって……。小さい頃から、常に自然に僕らの前に存在し続けたのが『太陽の塔』だったんですね」と記者発表で語った春蝶。そこで1年半ほど前から“岡本太郎研究”を始めると、原始的なものへの憧憬をはじめ共鳴する点が次々と見つかったそう。
「なんか影響を受けていたんだなというくらい、似てた」と話す岡本太郎との不思議な縁。「実際に『太陽の塔』の内臓とも言われている『生命の樹』に入ってみたら、岡本太郎の『芸樹は呪術である』っていう言葉が書いてあって。もしかして岡本太郎の呪術というか、おまじないを僕がずっと受けていたのなら、ものすごく嬉しいなと。それに対するアンサーというか、岡本太郎は『太陽の塔』をどういう思いで作ったのか?っていうのを自分なりに解き明かしてみたい」と第10作への創作の動機を明かしました。
前回の万博から時を経ること55年。「巡ってきた感じがするんです。岡本太郎さんが『やるなら今』って言って下さってるような気もするというか。ご縁です」。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-0cc4552fea7fa7fc8d48-1.jpg ]


4つの顔を持つ「太陽の塔」。その中で春蝶が核ととらえているのが塔の背面の「黒い太陽」。「『黒い太陽』は一般的には過去だと言われてます。黒い過去って何かと言うと、核の問題であったり、公害の問題であったり。岡本太郎は、そんな過去にキチンと向き合って、現在起こっている人間の問題とは一体何か? そして明るい未来にどう進んでいくかというのを考え続けた人なんです。その思いをこの噺には閉じ込めたい」。さらに、第4の顔「地底の太陽」からは人間の原始的なエネルギーを、「生命の樹」からは脈々と受け継がれていく命の営みを感じ取り、創作へとつなげていきます。

『太郎と太陽と大』は2部で構成。縄文時代が舞台となった1部では、戦争に巻き込まれた親子が大切な人を亡くす。そこで禁制だった土偶を作るのだが、村人の検閲に遭い……。続く2部は、その数千年後の1967年。万博のテーマ展示の仕事を依頼された岡本太郎は、「人類の進歩と調和」というテーマに異を唱え、ひたすら断り続けていました。ところが、出土された前出の土偶をたまたま見た彼は先人の思いをキャッチし……。独自の解釈と設定で「太陽の塔」を巡る壮大な命のストーリーを繰り広げます。「人間が縄文期から根幹として何を大切にしてきたのかということを伝え、今を生きる人にも励ましになったり、救いになるような噺になればいいなと思ってます」。

[画像3: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-45300727cfba063bb617-0.jpg ]

古典落語にも精進する桂春蝶だが、「落語で伝えたい想い」シリーズには、表現者として特別な思い入れがある。「『それって落語家のやる仕事なん?』『落語家って笑いちゃうのん?』とか、常に言われますよ。だけど、僕は別に対極にあるものをやろうと思ってない。自分自身に『あなた、一体何が語りたいの?』って問いかけて、心の声のようにお腹の底から本当に湧き出てくる言葉を紡いでいったら、勝手にこんな噺になるってことなんで、そこに嘘はないんです」。

芸能生活30周年記念公演。しかし、この30年という数字にさほどの思い入れはないと言う。「30年というより、『落語で伝えたい想い』の10作目ということの方が、自分では結構大きいのかも。だけど、30周年という節目に10作目が出せるということは、すごく嬉しいですね。しかもオヤジ(先代・桂春蝶)が亡くなった年齢のちょっと手前なわけじゃないですか。それで1回、ここまでの自分というのを総括できるのも嬉しいかな」。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-055bb50046d57c9218b0-3.jpg ]



チケットはチケットぴあにて販売中。詳細は桂春蝶公式サイトにて御確認を。

□チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2407294
□公演情報 https://shinsaibashi.parco.jp/space14/information/detail/?id=27774
□桂春蝶公式サイト https://shunchou.jp/

開催概要



[画像5: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-67e8199c5156a3e675a2-4.jpg ]

桂春蝶芸能生活三十周年記念公演 落語で伝えたい想い第十作
『太郎と太陽と大』

[大阪公演] (7日間7公演)
2024年6月24日(月)~30日(日)
■24日(月)~27日(木) 19時開演(開場:18時半)
■28日(金)~30日(日) 14時開演(開場:13時半)

会場:心斎橋PARCO14F SPACE14

大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3 心斎橋PARCO14階
・大阪メトロ「心斎橋」駅南改札直結
・近鉄「大阪難波」駅から徒歩約15 分

料金:前売券3,500円/前売りオリジナル手ぬぐい付き5,000円/当日券4000円
※全席指定※未就学児入場不可


[画像6: https://prtimes.jp/i/11710/2999/resize/d11710-2999-35813f1b3178b1260088-5.jpg ]

チケット:チケットぴあ チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2407294

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