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愛とサプライズに溢れた“不惑の余裕”がここに。WOWOW、椎名林檎デビュー20周年記念の全国アリーナツアーを1月27日(日)夜8:00より独占放送

PR TIMES / 2019年1月9日 18時40分

番組サイト https://www.wowow.co.jp/ringo/



[画像1: https://prtimes.jp/i/1355/4736/resize/d1355-4736-753394-0.jpg ]

祝・椎名林檎、デビュー20周年。その唯一の存在感と無二の音楽性から、日本のポップス史における孤高のアイコンとして、彼女は多くのリスナーに愛され続けてきた。その証拠に、昨年(2018年)は、春に行われた全国ホールツアーの大盛況をはじめ、名だたるアーティストが参加したトリビュートアルバムのリリース、待望のサブスクリプション配信サービスの解禁と、彼女の人気を物語るトピックが目白押しだった。

そのクライマックスとも言える祝祭の宴が、昨年10月から11月に催された『(生)林檎博18’- 不惑の余裕 -』だった。この全国4ヶ所8公演のアリーナツアーのなかから、WOWOWでは、11月25日に行われた、さいたまスーパーアリーナ公演の模様を、1月27日(日)夜8:00より独占放送する。

冒頭、まずダンサーを従えてステージに現れたのは、まさかのMummy-D(RHYMESTER)だった。彼のラップを呼び水に「本能」が奏でられると、ドレスにマント、王冠を着けた“女王”姿の椎名が、ガラスを破壊して降臨したのだ。かつてナースルックでガラスを殴り蹴り破って話題をさらった同曲のミュージックビデオを彷彿とさせる演出に、会場の熱気は1曲目から最高潮へ。二人でそのまま連れ立って「流行」をクールに決めた頃には、観客の誰もが女王の虜だった。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/4736/resize/d1355-4736-532279-1.jpg ]

ここから椎名はさらに「雨傘」、「日和姫」、「APPLE」を披露していく。演奏はThe Mighty Galactic Empire(銀河帝国軍楽団)。名越由貴夫(Gt)を筆頭に、鳥越啓介(Ba)、ヒイズミマサユ機(Key)、みどりん(Dr)によるバンドセットと、斎藤ネコ率いる総勢27名のオーケストラのアンサンブルが極上の疾走感を奏でていく。

従軍するダンサーも精鋭揃いだ。BAMBI NAKA、AI、そしてMIKIKOが指揮を執るELEVENPLAYのKOHMEN、SAYA、ERISA、KAORIという6名の女性ダンサーたちは、「神様、仏様」、「化粧直し」などで、時に妖艶に、時に華麗に舞い踊り、ショーを彩っていく。

女王は一人の女性であり、母でもある。本編の途中で流れたウェルカム・グリーティングのナレーションは、何と黒猫屋の若女将、つまり椎名の愛娘の声だった。思えば10年前の博覧会では、当時7歳になる若旦那(愛息)が椎名の生い立ちをやはりナレーションで紹介していた。そんな椎名によって育まれた尊い命の尊いリレーから、椎名は「カーネーション」、「ありきたりな女」、「いろはにほへと」、「歌舞伎町の女王」、「人生は夢だらけ」と、母娘であり人生の真理を歌う楽曲をリレーのように歌い上げる。
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音楽的なサプライズも盛り沢山だ。まずは2016年にCMへ提供されていた未リリース楽曲「マ・シェリ」のフルコーラス版を本邦初披露。そしてフィンガー5が1973年に歌った「個人授業」から「どん底まで」へ、さらには1982年に伊藤さやかが歌ったアニメ『さすがの猿飛』の主題歌「恋の呪文はスキトキメキトキス」から「ちちんぷいぷい」へと、独自のチョイスが光るカバーと自身のオリジナルナンバーをまるで組曲のように繋げて歌ったのだ。何が起こるか分からない展開に、観客の目と耳は終始ステージに釘付け状態である。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1355/4736/resize/d1355-4736-240228-3.jpg ]

サプライズはこれに止まらない。ピチカート・ファイブ1993年の名曲に椎名が返詞を加えた「東京は夜の七時」と「長く短い祭」では浮雲が登場。「目抜き通り」では映像出演でトータス松本(ウルフルズ)が、それぞれ息の合ったデュエットを披露した。加えて最新配信シングル「獣ゆく細道」では、宮本浩次(エレファントカシマシ)が登場。ダンサーたちに囲まれて全身全霊で歌い踊り狂う宮本。興奮のるつぼと化した観客。「笑ってはいけない」のに思わず笑みが溢れてしまう椎名。いずれも必見の名場面だ。
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ハイクオリティかつハイセンスな舞台演出と衣装も椎名の実演の見どころだ。楽曲に合わせて次々とLEDスクリーンを飾る英知に長けたビジュアルはもちろん、前述の女王ルックをはじめ、彼女自らのワードローブを中心に構成された見目麗しいクロージングの数々は、必ずや視聴者の目を楽しませるはずである。
[画像6: https://prtimes.jp/i/1355/4736/resize/d1355-4736-745471-6.jpg ]

本編のラストを飾った「ジユーダム」まで、これほど椎名の笑顔が見られた実演は、おそらく彼女の20年のキャリアで初めてだったはずだ。このライブの“読後感”は、近年の彼女のライブに於けるそれとは大きく異なる。つまり、近年のホールツアーに於ける、ある種の密室劇から受ける緊張や魅了を伴う感動ではなく、椎名が音楽へと表した敬意、観客へと伝えた謝意、そしてステージに登場した盟友たちと観客から捧げられた椎名への祝意という、双方向の愛情表現で彩られた、あたたかな感動だったのだ。20周年を機に、惜しみなく愛を表現すること。それこそが“余裕”の真意だったのである。

ツアータイトルが物語る通り、椎名は今年“不惑”(=40歳)を迎えたのだが、まさにこの11月25日は彼女の誕生日だった。言わば周年と生誕という祝祭の二乗のなかで行われた点からも資料的価値の高い公演映像と言えるだろう。ほとばしる運動能力、みずみずしい生命力、そして軽妙洒脱なポップセンスとユーモアによって、音楽と観客の各々が歩む人生の交差を照らし出した貴重な一夜の記録を、是非ともお見逃しなく。

文・内田正樹/撮影・太田好治

■■■WOWOW番組情報■■■
椎名林檎 (生)林檎博'18 -不惑の余裕-
1月27日(日)夜8:00[WOWOWプライム]
収録日・場所:2018年11月25日/場所:埼玉 さいたまスーパーアリーナ
番組サイト https://www.wowow.co.jp/ringo/
※(生)の正式表記は、“生”の丸囲み文字。

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