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アンドリュー・ウィギンズに「限界はない」 ウォリアーズ首脳陣が来季キーマンに期待

NBA Rakuten / 2020年6月3日 11時0分



シーズン途中に加入したウィギンズのスキルとポテンシャルの高さを認める


ゴールデンステイト・ウォリアーズのアンドリュー・ウィギンズは、今シーズンのトレード期限最終日にディアンジェロ・ラッセル、ジェイコブ・エバンス、オマリ・スペルマンとのトレードでミネソタ・ティンバーウルブズから加入した。ロン・アダムズ・アシスタントコーチ(AC)は、25歳のスウィングマンが低迷からの巻き返しを誓う来シーズンのキーマンの1人になると考えているようだ。

ウィギンズは2014年のドラフト全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに指名され、その後ティンバーウルブズへトレード。ルーキーイヤーに全82試合出場、平均16.9得点で新人王に輝き、2016-17シーズンにはキャリアハイの平均23.6得点を叩き出したが、課題のロングジャンパーは伸び悩み、一学年下のカール・アンソニー・タウンズにフランチャイズプレイヤーの座を譲ってきた。

そのなかで今年2月、怪我による長期離脱でステフィン・カリーとクレイ・トンプソンの二枚看板を欠くウォリアーズに加入。12試合で平均19.4得点、4.6リバウンド、3.6アシスト、1.3スティール、1.4ブロックと攻守にわたる活躍を見せた。

ウィギンズに関しては、カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンの“ビッグ3”と組むスター獲得のための駒と見る向きも強い。しかし、ウォリアーズのアダムスACはポッドキャスト番組『The TK Show』で、ウィギンズのスキルとポテンシャルの高さを認め、復権の中心を担うとイメージを膨らませた。

「人々は常に得点やシュートを見る。私は彼のペリメーターからのシュートに安定感があるとは思わなかった。でも、本当に素晴らしいオールラウンドプレイヤーだ。特に、ボールに対するディフェンスには満足している。そしてリーグで最高のプレイヤーたちと対戦するのを楽しんでいて、パスやペネトレイトを含めていいパフォーマンスを見せている。彼に限界はない。平均20得点できて、もっと上手くなる伸びしろがあることに疑いの余地はない。リバウンドはもっと良くなるし、ペリメーターのシュートも一貫性が必要だ。私の見立てでは、彼は下半身を上手く使えれば滅多にミスしない」

今シーズンは15勝50敗でリーグ最下位に沈むウォリアーズ。来たる2020-21シーズン、ウィギンズは復権の鍵を握ることになるのか、注目が集まる。



(C)2020 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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