出生率が過去最低の韓国が新たな「奇策」―中国メディア
Record China / 2024年4月2日 0時20分
1日、環球時報は、深刻な少子化に陥っている韓国で新たな「奇策」が打ち出されたことを報じた。写真はソウル。
2024年4月1日、環球時報は、深刻な少子化に陥っている韓国で新たな「奇策」が打ち出されたことを報じた。
記事は、韓国政府が首都圏の快速鉄道路線建設によって郊外からソウル中心部への通勤時間を短縮して若者の子育てを支援する施策を打ち出したと紹介。英ロイターの3月29日付報道として、韓国政府が134兆ウォン(約15兆円)の予算を投じて、2035年までにソウルと複数の近郊地域を結ぶ地下鉄路線6本を建設する予定であること、政府関係者の話によると建設予定の地下鉄は運行時速180キロと世界最速の地下鉄になる見込みであること、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「通勤時間の短縮により、朝と夜に家族と一緒に過ごす時間が増える」とその狙いについて語ったことを伝えている。
その上で、韓国は世界の中で特に出生率が低い国の一つで、若い世代が世帯を持ち子どもをつくろうとしない主な要因は長すぎる通勤時間とソウル市内の住宅が狭い上に高価であることだと紹介した。
この件について、中国のネットユーザーは「こんなことで効果が出るとは思わない。上層社会の考えることはどの国でも同じなんだな」「子どもを産まないのは通勤時間のせいじゃないと思うが」「結婚や出産育児の催促がもはやこんなレベルにまで到達するとは。どの国の若者も大変だ」「中国も遅かれ早かれ同じ道を進むことになる。大都市圏の人口過密は災難になる」「少子化をものすごく重視している韓国がうらやましいよ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
過去最低の出生率“0.72”…少子化が進む韓国で今、「結婚しない」「出産しない」若者が増えているワケ
オールアバウト / 2024年4月20日 21時50分
-
人類史上最速の人口減少国・韓国...状況を好転させる「唯一の現実的な方法」とは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月16日 14時50分
-
〈批判殺到の子育て支援金〉「月500円弱」は大ウソ…年収200万世帯からも徴収へ「韓国では30兆円溶かしても成果なし」答弁タジタジ 加藤こども相の能力にも疑問符
集英社オンライン / 2024年4月11日 11時0分
-
「あまりに頭が悪い…」少子化対策で年3.6兆円ドブに捨てる岸田首相が国民を騙す"全手口"を3分で解説
プレジデントオンライン / 2024年4月5日 11時15分
-
日本の出生率はなぜ下落し続けているのか=中国ネット「なんか既視感」「日本と比べるのやめよう」
Record China / 2024年4月5日 9時0分
ランキング
-
1トランプ氏、第2期政権の権威的ビジョン語る タイム紙インタビュー
AFPBB News / 2024年5月1日 19時58分
-
2米下院議長解任へ採決要求 強硬派、支援予算を批判
共同通信 / 2024年5月1日 23時35分
-
3ICJ、独イスラエル支援停止の請求却下
AFPBB News / 2024年5月1日 16時49分
-
4イスラエル首相「ラファに入りハマスの大隊を全滅させる」…「戦闘をやめるという考えは論外だ」
読売新聞 / 2024年5月1日 22時33分
-
5ガザ戦闘終結、受け入れず イスラエル首相、米国務長官に
共同通信 / 2024年5月1日 21時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください